kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いつの間にか終わっていた感 ―― 韓国・統一地方選で与党圧勝

いやぁ、
全然盛り上がりませんでしたねw
韓国では
昨日
6月1日に統一地方選挙が実施されて。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が率いる
与党「国民の力」の保守系候補が
主な地域で当選、圧勝する、という。
政権与党にとって
追い風となる結果となりました。



とか、
昨日から
韓国メディアが
昨日の選挙結果を大きく取り上げています。
けど、
6月1日の投票前は、
この選挙に関するメディア報道は
ほとんどありませんでした。
まあ、
一つには時期が悪かった。
ちょうど、
先月下旬は
米国バイデン大統領の日韓訪問、
初の日本、韓国における
対面での首脳会談、
と。
外交面での一大イベントがあって。
それに併せて
北朝鮮
新型ミサイルなのか、
弾道ミサイルなのか、
よくわからないミサイルを発射するし。
選挙以上に
注目を集めた
特大イベントが目白押しでしたから。
韓国メディアも
ついつい
そちらばかり大きく取り上げて。
選挙の話題は後回し、
というか。
扱いが
概要説明まとめみたいな
小さな扱いになっていました。



ただ、
今回の統一地方選挙
韓国メディア的に盛り上がりに欠けていた点には、
時事的な因果以外の
きちんとした判りやすい理由がある、

私的には
そのように見てまして。
今回の統一地方選挙について
韓国メディアでの扱いが
今ひとつ盛り上がりに欠けていた原因は、
韓国新大統領・尹錫悦氏が、
とくにコメントを出さなかったので。
韓国メディアも
大きく取り上げるような事態にならなかった、
と。
私なりの分析では、
そのような評価になっています。
実際、
前任である
狂気の文オジサン大統領とそのお仲間達政権下の選挙戦では、
ややもすれば
『大統領の選挙介入』と批判されたほど、
狂気の文オジサン大統領とそのお仲間達政権の主要閣僚などの
政権幹部が、
政府公式コメントに近い立ち位置から、
自身が率いていた『共に民主党』系候補を推薦するコメントや
対立政党、候補を誹謗中傷するコメントを
濫発していて。
それをメディアが大きく取り上げる事で
選挙戦が
そのまま国政政治、政権運営と直結して
それが
選挙戦を盛り上げる原動力になっていた、
という。
ある意味、
大統領が率先して
選挙違反すれすれの応援活動をしていたので。
その脱法行為に対して
賛否両論が巻き起こって大炎上していました。
それが
選挙が盛り上がっているように見えた、
とも言えます。



とまあ、
前任の
狂気の文オジサン大統領とそのお仲間達政権の面々は
まさに何でもありで
勝つためなら法律違反スレスレの暴走だって
遠慮なくヤリますよ。という
お行儀の悪さでした。
それに対して、
彼らを打ち破って
新たな大統領となった
尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏とその一党は
クリーンな政治を旗印にして。
前政権のようなお行儀の悪さを封印し
今回の選挙でも
”大統領としては”ほとんど関わらず一定の距離を置いていたので。
韓国メディアでも
ネタになる発言とか
政権の揚げ足取りが出来るような
行動が見つけられなかった。
と、
私的には
そういう印象でしたね。

 

 

jp.yna.co.kr

統一地方選で与党圧勝 尹大統領の政権運営に弾み=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が辛勝した3月の大統領選の「延長戦」とも呼ばれた1日の統一地方選は、5年ぶりの政権交代で与党となった保守系「国民の力」の圧勝に終わった。焦点となった17の広域自治体(市・道)首長選で、同党は京畿道、全羅北道全羅南道、光州市、済州道の5カ所を除く12カ所を制し、全国の政治地図をシンボルカラーの赤で染めた。就任したばかりの尹大統領の政権運営に弾みがつきそうだ。
 前回の2018年は革新系の「共に民主党」が14カ所を押さえる圧勝を収めたが、わずか4年で地方の政治権力の構図が一変した。先月10日に発足した尹錫悦政権を後押ししようとする世論、さらには選挙直前まで党内で内紛を続けた巨大野党の共に民主党に対する国民の冷ややかな視線を映した選挙結果とも指摘される。有権者は政権のけん制よりも安定を選んだ格好だ。まだ発足から1カ月もたっていない新政権に対する野党のけん制論が通じなかったともいえる。
 国民の力は3月の大統領選勝利に続く地方選の圧勝で、中央に加え地方の「完全な権力交代」を成し遂げた。保守系朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾後、壊滅状態にあった保守政党が16年の総選挙、17年の大統領選、18年の地方選、20年の総選挙と続いた全国規模の選挙での連敗を断ち切ったという意味もある。
 そもそも、尹政権発足から3週間ほどで実施された今回の地方選は、ご祝儀ムードから与党に有利とみられていた。
 検察から捜査権のほとんどを剥奪する法改正の強行、尹政権の初代首相の任命同意や補正予算案の処理の過程で国会議席(定数300)の過半数を占める共に民主党が見せた振る舞いが身勝手あるいは足を引っ張っているように映り、野党に不利に働いたとの分析もある。
 ただ、数の上では国民の力の圧勝ながら、有権者は政権けん制の余地も残した。注目を集めた首都圏の京畿道知事選で、共に民主党候補が国民の力候補との大激戦を制したためだ。有権者が野党を完全に無力化するほどの地方権力を与党に与えなかったとも受け取れる。
 地方選の勝利を追い風に、尹政権は国政課題の推進を加速させる見通しだ。大統領選で歴代最小の0.73ポイント差で辛勝した限界を超え、少数与党の政局を突破する勢いを得た。
 尹大統領は、公約に掲げた女性家族部の廃止に向けた法改正など、論争のある懸案は地方選後に先送りしていた。労働改革や年金改革といった野党との衝突が予想される国政課題の推進も、選挙結果に影響を受けざるを得なかった。
 国民の力は、地方選と同時に実施された国会議員補欠選でも7選挙区のうち5選挙区で勝利し、議席数を114議席に伸ばした。尹政権初期の国政運営の勢いを後押しする足掛かりを得た格好だ。ただ、少数与党の状況で国政課題を円滑に進めていくにはなお巨大野党の協力が欠かせないため、引き続き共に民主党との「協治(協力の政治)」を図るとみられる。一方、敗れた共に民主党は責任の所在や刷新を巡って党内が当面混乱する見通しだ。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

韓国 統一地方選挙きょう投票 政権交代後初の全国規模の選挙

 韓国で主要都市の市長などを選ぶ4年に1度の統一地方選挙は、1日、投票が行われています。
 事前の世論調査では、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権を支える保守系与党の候補が有利に選挙戦を展開していて、政権交代後、初めてとなる全国規模の選挙で、与党が幅広く支持を集めて今後の政権運営に弾みをつけられるかが焦点です。
 韓国の統一地方選挙は、首都ソウルをはじめ8つの主要都市の市長や、9つある道の知事などを選ぶため4年に1度実施されていて、1日午前6時から投票が行われています。
 選挙運動最終日の31日は、ユン・ソンニョル政権を支える保守系の与党「国民の力」の候補と、革新系の最大野党「共に民主党」の候補が、最大の激戦区とされるソウル近郊のキョンギ(京畿)道など各地で最後の訴えを行い、支持を呼びかけました。
 公共放送のKBSなどが先月26日に公表した世論調査の結果によりますと、合わせて17の主要な市長・道知事選挙のうち過半数の9つの選挙で、与党候補が有利に選挙戦を展開しています。
 また、同時に行われる国会議員の補欠選挙では、7つある選挙区の1つに、ことし3月の大統領選挙で僅差で敗れたイ・ジェミョン(李在明)氏が最大野党から立候補していますが、事前の世論調査では、与党候補との間で支持率がきっ抗しています。
 今回の統一地方選挙は、韓国で5年ぶりの政権交代後、初めてとなる全国規模の選挙で、与党が幅広く支持を集めて今後の政権運営に弾みをつけられるかが焦点です。
 投票は午後7時半に締め切られ、即日開票されます。