このニュース、
今朝から
何度も取り上げられていて。
国内主要メディアが
昨日、
大雨が降った東北、新潟が
復旧作業を始めた様子を取り上げて
報じていますけど……
でも、
天気図の配置などを見ると、
大雨は
まだまだ続きそうな状況です。
今日は、
たまたま雨雲の切れ間から日が差した、
みたいな。
そういう気圧配置。
来週の中頃からは
再び低気圧が拡がって雨模様になる予定。
それが、
再度の線状降雨帯を発生させて。
それで
今回と同じような豪雨災害を引き起こすかどうか。
それは不明ですが、
全くあり得ない、
豪雨はこれでおしまい、
とも言えない。
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・
・
なので、
今できることは
本格的な復旧ではなくて。
今後の見通しを立てて
避難を継続するための一時的な帰宅。
それから
これ以上被害を拡大させないための
応急処置。
それが
最優先されるべき。
と
私的には
そのように見えるのですが。
国内主要メディアが報じている内容を見ていると、
豪雨災害で大きな被害が発生
↓
復旧作業が始まった。
生活再建の支援が必要だ。
という紋切り型の
災害報道になっているものが多く
目に付きます。
現地の被害状況を広く知らしめる姿勢に
異論はありませんが。
いますぐ
復旧に取りかかれる状況か
取りかかるべき状況なのかどうか、
そこは
疑問の余地があります。
24時間降水量、5県15地点で観測史上最大を記録…車ごと川に流されるなど2人不明
前線の停滞で4日も東北から北陸にかけて大雨となった。山形、新潟県の計10市町村に一時、大雨特別警報が発表され、住宅浸水や土砂崩れが相次いだ。前線は南下し、5日は関東や東海でも大雨の恐れがある。
気象庁などによると、4日午後7時半までの24時間降水量の最大値は、新潟県関川村560ミリ、山形県 飯豊いいで 町306・5ミリなど。5県15地点で観測史上最大を記録し、山形県の最上川、石川県の 梯かけはし 川など5県17河川が氾濫した。
山形県飯豊町では3日夕、車ごと川に流された1人が行方不明で、岩手県一戸町でも外出した70歳代の男性の安否が分からない。新潟県では住宅計十数棟が全半壊、床上床下浸水も数百棟に及ぶとみられる。山形県でも大きな被害が出ている。
5日午後6時までの24時間降水量は多い所で北陸200ミリ、東海150ミリ、近畿120ミリ、関東甲信100ミリと予想されている。
濁流が渦巻く川「水位が上がり、ぞっとした」…滋賀・福井で浸水や土砂崩れ
滋賀、福井両県で降り続いた大雨で、滋賀県長浜市では5日、高時川が氾濫し、住宅が浸水するなどの被害が出た。福井県でも記録的な雨量になり、避難所に身を寄せた住民らは不安を口にした。
「みるみる水位が上がり、ぞっとした」。長浜市の高時川近くに住む馬渡自治会の脇坂秀和会長(62)は、濁流が渦巻く川を見た感想をそう語った。高時川の水位は、2018年夏の西日本豪雨の時より高く、流れも速く感じるという。「避難訓練は毎年実施しているが、身を守ることができるだろうか」と話した。
長浜市によると、同市余呉町で床下浸水が2件発生。国道365号の斜面から土砂が道路に崩れ落ち、道路をふさいだ。住民ら40人以上が学校や集会所に避難している。
余呉町川並の主婦(40)は、高齢の両親と4人の子どもの計7人で「余呉まちづくりセンター」に避難。「こんなに長時間、激しい雨が続くのは初めて。川からは少し離れているが、山が近く、土砂崩れが起きてからでは遅いと思って避難した。自宅から避難所に向かう時に水路が見えたが、濁流が流れていて怖かった」と話した。
住宅などから救助される住民も相次いだ。
湖北地域消防本部によると、5日午前7時55分頃、高時川沿いの余呉町菅並の県道では、道路の冠水で軽トラック1台が立ち往生。運転していた80歳代の男性が救助された。余呉町上丹生では午前8時20分頃、「1階が浸水した」と住民の80歳代女性から119番があり、女性は2階から助け出されたという。
福井県では、南越前町などを流れる日野川の水位が上昇。同町新道の女性(72)は5日朝、「ゴー」という大きな音で目覚めた。自宅近くでは、山からの水が日野川の支流・ 鹿蒜かひる 川に流れ込み、鹿蒜川の堤防が決壊。周辺の田んぼも多くが水没したほか、土砂崩れも起きており、近くの県道が陥没しているという。
女性は「道もふさがっており、避難も難しい。私の家は標高が高い場所にあるが、下に住む人たちは無事だろうか」とつぶやいた。