今日の
日本国内の主要メディアの
トップニュース。
朝から
今の時間まで、
ほぼ
この話題一色でしたね。
この時間帯……
日が傾いて暮れだした夕方になって
雨の勢いもやや収まり、
ニュースで取り上げられる時間が
短くなってきましたけど。
最新の
天気予報によると、
梅雨前線は
依然として
九州から中国地方にかけて停滞し続けていて。
今日一日を通して
ほとんど動いていないそうで。
明日も
雨が降り続く見込みなのだとか。
・
・
・
えー、
なんというか。
今の時点で
各地で治水が破綻していて。
氾濫、冠水、浸水、土砂崩れ、と。
豪雨被害が山盛りなのに。
それが、
まだ終わりません、とか。
まだまだ続きそうです、とか。
そんな
予想を伝えられても……
どうしたら、
良いのか……
・
・
・
私は、
今回の九州・中国豪雨災害で
直接の被害を受けていません。
幸いにも、
私の知人も
今のところ無事に過ごせています。
けど、
いつ何時、
同じような豪雨が
自分の住んでいる場所に発生する可能性を
否定できないので。
今回のニュースを見て、聞いて、
その現場に自分が居合わせたら
どのように行動するべきか……
何を準備しておくべきか……
と、
考えているのですが。
避難場所に避難した後、
そこから先が
全くイメージ出来ません。
ハザードマップを確認して、
避難場所まで安全な経路を選択し移動する。
その後、
そこに何日くらい避難し続けて。
そこから先、
家に戻るのか。
それとも
家には戻らず別の場所に移動するのか。
いったい
どういう選択肢があるのか。
避難して、
2~3日で帰宅できます。
日常生活に復帰できます……とは、
ならなかった場合。
どういう未来を想定して
何を備えておくべきなのか……
福岡・大分の8市町村に大雨特別警報…1人死亡3人不明、久留米では複数不明の情報
活発な梅雨前線の影響で、福岡、大分、佐賀の3県で10日午前、短時間に大雨をもたらす線状降水帯が相次いで発生し、気象庁は福岡、大分両県の8市町村に大雨特別警報を発表した。土砂災害が相次ぎ、福岡県添田町で1人が死亡し、佐賀県唐津市では計3人と連絡が取れていない。福岡県久留米市でも複数の住民の安否が確認できていないとの情報がある。複数の河川が氾濫しており、同庁は最大級の警戒を呼びかけている。
特別警報は午前6時40分に福岡県朝倉市、東峰村に発表され、その後、同県久留米市、八女市、うきは市、添田町、大分県日田市、中津市にも相次いで出された。特別警報は最も危険度が高い警戒レベル5に相当し、発表は福岡県は2021年8月以来、大分県は17年7月の九州北部豪雨以来。
福岡県添田町では、住宅の裏山が崩れて土砂が流入し、女性1人が死亡した。佐賀県唐津市では住宅2棟に土砂が流入し、1棟に住む男性2人と、もう1棟に住む高齢女性1人と連絡が取れていない。福岡県久留米市田主丸町で土砂災害が発生し、民家7棟が巻き込まれ、複数の住民の安否の確認が取れていないとの情報がある。
国土交通省によると、10日午前8時頃までに、筑後川水系の小石原川(福岡県)や城原川(佐賀県)など国管理の5河川が氾濫した。
大分県日田市では小野川があふれ、 鈴連すずれ 町、殿町、 源栄もとえ 町の住民が孤立しているとの情報がある。計211世帯、473人が暮らしているが、孤立した世帯、住民数は不明という。
交通にも影響が広がり、山陽新幹線の広島―博多駅間、九州新幹線の博多―熊本駅間で一時上下線の運転を見合わせたほか、在来線でも運休や遅れが発生した。
九州北部は9日から記録的な大雨となっており、10日午前9時までの12時間降水量は、福岡県久留米市332ミリ、添田町331・5ミリと、いずれも観測史上最大を記録。佐賀市で249ミリ、大分県中津市で231・5ミリを観測した。
気象庁は同日午前7時半過ぎから緊急記者会見し、杉本悟史・予報課長は「避難がかえって危険な場合は少しでも浸水しにくい場所に移動してほしい」と呼びかけた。今後、特別警報が他地域に拡大する恐れがあるとし、「発表を待つことなく身の安全を確保してほしい」と語った。
11日にかけても九州北部から北陸で大雨の恐れがあり、11日午前6時までの24時間降水量は九州北部200ミリ、中国100ミリ、北陸80ミリと予想されている。
福岡県、陸上自衛隊に災害派遣を要請…土砂災害で住民孤立の久留米市へ
福岡県の服部誠太郎知事は10日午後、土砂災害が発生して住民が孤立している久留米市田主丸町竹野での人命救助のため、陸上自衛隊第4師団に災害派遣を要請した。同地区では民家7棟が土砂に巻き込まれ、複数の住民の安否が確認できていないとの情報がある。
気象庁は10日午前8時、大分県西部に大雨特別警報を発表した。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保するよう、最大限の警戒を呼びかけている。
大雨特別警報は、50年に1度の大雨が予想される時に、発表される警報。
気象庁は10日午前6時40分、福岡県筑後地方に大雨特別警報を発表した。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保するよう、最大限の警戒を呼びかけている。
大雨特別警報は、50年に1度の大雨が予想される時に、発表される警報。
福岡県2か所のダムで午前9時半から「緊急放流」、さらに2か所でも実施の可能性
福岡県は10日、太宰府市の北谷ダム、添田町の陣屋ダム、大野城市の 牛頸うしくび ダムについて、ダムが決壊・破損する事態などを避けるために流入量と同程度の流量を放流する「緊急放流」を行う可能性があると発表した。ダム下流の河川が氾濫する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。
陣屋ダムと牛頸ダムは午前9時半頃から予定。北谷ダムについては同7時40分頃を予定していたが、雨が小康状態となったため、見合わせている。
独立行政法人水資源機構によると、福岡県朝倉市の寺内ダムで午前9時50分から、小石原川ダムで午前11時半から、それぞれ緊急放流の可能性がある。
【河川情報】大分 佐賀 福岡で氾濫発生情報 浸水に厳重警戒を
2023年7月10日 11時21分
国土交通省によりますと、国が管理する大河川で警戒レベル4相当の「氾濫危険情報」が出されているところがあり、川の水位は雨がやんだあと上がることがあるため、引き続き厳重な警戒が必要です。
【大河川の状況は】10日午後4時時点
未明からの大雨で10日午後4時の時点で、国が管理する大河川で警戒レベル4相当の「氾濫危険情報」が出されているのは福岡県や佐賀県、大分県を流れる
▼「筑後川上中流部」です。
筑後川では久留米市の片ノ瀬水位観測所で当分の間、氾濫危険水位が続く見込みで、
▼久留米市、
▼朝倉市、
▼大刀洗町
▼小郡市、
▼うきは市では浸水のおそれがあります。このほか警戒レベル5相当の「氾濫発生情報」は
▼大分県を流れる「山国川上流部」と、花月川
▼佐賀県を流れる「徳須恵川」で発表されたほか
▼福岡県を流れる小石原川、巨瀬川、
▼佐賀県などを流れる城原川でも発表されました。川の水位は雨がやんだあと上がることがあり引き続き、厳重な警戒が必要です。
少しでも高い場所に移動するなど、安全を確保するようにしてください。専門家「大きな河川ほど大雨と水位上昇のピークにずれ」
河川の氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授は「大分県と福岡県を流れる山国川や福岡県や熊本県などを流れる筑後川は流域が主に東西に広がり、今回、線状降水帯などの雨雲が流域に沿うように発生して記録的な大雨となった。このため山国川や、筑後川の支流の
▼小石原川や
▼巨瀬川で
氾濫が発生したとみられる」と指摘しています。
また、「山国川や筑後川などの大きな川の下流部では、今後、合流する川から大量の水が集まるため、大雨が弱まったあと時間差で水位が上昇し、氾濫が起きる危険性がある。2019年の台風19号の際には特別警報が解除されたあと、長野県の千曲川で氾濫が発生したことがあり、大きな河川ほど大雨と水位が上昇するピークにずれが生じやすい。増水した川には近づかず警戒を続けてほしい」と話しています。福岡県朝倉市 小石原川ダム 緊急放流中止
ダムを管理する水資源機構によりますと筑後川水系で福岡県朝倉市にある小石原川ダムは、午前11時40分ごろから緊急放流を行う予定でしたが、ダムへの水の流入量が減りダムの水位が下がり始めたため緊急放流を中止すると決めたということです。
山口県下関市では大雨の影響で員光川の堤防が決壊し、周囲の農地が水につかる被害がでています。
県によりますと員光川は9日、堤防の一部が決壊しているのが見つかりました。
10日も未明からの雨で、川の水位が上がり、決壊した場所から茶色く濁った水が周囲の農地に流れ込んでいる様子が確認できました。【氾濫発生情報】10日9時時点
災害がすでに発生していることを示す警戒レベル5相当の「氾濫発生情報」が発表されているのは、
▼大分県を流れる「山国川上流部」と、
▼佐賀県を流れる「徳須恵川」です。
▼「山国川上流部」では、大分県中津市の耶馬溪町柿坂で氾濫が発生しました。
その後も下流側では水位が上昇しています。厳重な警戒が必要です。
▼「徳須恵川」では、佐賀県伊万里市の南波多町水留で氾濫が発生しました。
この氾濫による浸水が想定される地区は、伊万里市の南波多です。
このほか、県が管理する川でも氾濫が相次いでいます。少しでも高い場所に移動するなど、できるかぎり安全を確保するようにしてください。【氾濫危険情報】10日9時時点
自治体から発令される避難指示に注意が必要な警戒レベル4相当の「氾濫危険情報」が発表されているのは、福岡県や佐賀県を流れる「筑後川上中流部」と、佐賀県を流れる「厳木川」です。
▼「筑後川上中流部」では、久留米市の片ノ瀬水位観測所で、当分、氾濫危険水位付近の水位が続く見込みです。久留米市、朝倉市、大刀洗町、小郡市、うきは市では浸水のおそれがあります。筑後川では下流部も水位が上昇していて午前8時50分に氾濫警戒情報が発表されました。
▼「厳木川」では、唐津市の中島橋水位観測所で、当分の間、氾濫危険水位付近の水位が続く見込みです。「厳木川」では、堤防の決壊などによる氾濫のおそれがあり、唐津市では浸水のおそれがあります。国土交通省の筑後川河川事務所によりますと、佐賀県神埼市を流れる城原川は、神埼町の「ふるさと大橋」付近で、午前7時10分ごろ、川の水位が堤防を越えて水があふれ、「越水」による氾濫が発生したということです。
越水は「ふるさと大橋」付近の、左右の岸の3か所で確認されたということです。
国土交通省は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して最大級の警戒を呼びかけています。大分県日田市によりますと、日田市を流れる花月川は財津橋付近の右岸で幅およそ50メートルにわたって越水しているということです。また、その上流にある橋の近くの右岸でも幅100メートルから150メートルにわたって越水しているということで、現在、被害の状況を確認しています。
国土交通省筑後川河川事務所は午前9時、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して、最大級の警戒を呼びかけています。国土交通省と大分地方気象台によりますと、この大雨で、大分県を流れる山国川は中津市の耶馬渓町柿坂地区で氾濫が発生したということです。
国土交通省山国川河川事務所と大分地方気象台は、午前7時20分、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
山国川の源流部にあたる福岡県の英彦山にある気象庁の観測地点では午前9時40分までの12時間に降った雨の量が347ミリに達し、1988年の統計開始以来最も多い記録的な大雨となっています。特に上流部では堤防が整備されていない地域が多く、平成24年の豪雨でも未整備区間から水があふれて住宅が浸水しています。国土交通省によりますと、福岡県久留米市を流れる巨瀬川は田主丸の村島橋付近で越水が発生しているということです。
国土交通省筑後川河川事務所は午前7時20分、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して、最大級の警戒を呼びかけています。福岡県大刀洗町 小石原川で越水
国土交通省によりますと、福岡県大刀洗町を流れる筑後川水系の小石原川は越水が起きているということです。
国土交通省筑後川河川事務所は午前6時20分、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して、最大級の警戒を呼びかけています。国土交通省の武雄河川事務所と、佐賀地方気象台は、午前5時50分ごろ、伊万里市を流れる徳須恵川上流の南波多町の右岸で川の水位が堤防を越え水があふれる「越水」、左岸で堤防のない場所から水があふれる「いっ水」による氾濫が発生したと発表しました。
浸水が想定される地域は、伊万里市の南波多地区です。
武雄河川事務所によりますと、現在、「越水」や「いっ水」は解消されているということですが、河川の水位は高い状態が続いているということです。
国土交通省と気象台は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して最大級の警戒を呼びかけています。