今日は、
朝から
国内主要メディアが
何度このニュース取り上げたことか。
テレビでもラジオでも、
いやもう
お腹いっぱい、ってほど
繰り返し繰り返し流していました。
一部地域では
号外新聞が出たそうで。
プロ野球で
東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が
レギュラーシーズン56号本塁打達成という
日本人選手記録を塗り替えた時は、
ここまで
大きく持ち上げられなかったのに。
これが
格の違い、というヤツなのか。
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まぁねぇ、
100年ブリの記録達成ですし。
それだけの重みと思いが詰まった
大記録だから。
注目する人も多いし、
実際、
大谷選手は
日本国内でも注目されていますし。
知名度でも
段違いの差がありますしねぇ。
東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手は
知らなくても。
米大リーグ・ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手は
知ってるからねぇ。
是非とも
大きく取り上げるべきだ。
という
メディアの理屈も判らんでもないのですけど。
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それでも
この格差は
一抹の寂しさを感じるなぁ。
いやぁ、
その事は
大谷選手の責任ではありませんし。
大谷選手の大記録達成に
なんら
ケチを付けるものではないのですけど……
日本プロ野球には
もっともっと頑張って欲しいですね。
大谷翔平、最終戦で投打ダブル規定数を達成…1903年以降で初の快挙
米大リーグは5日(日本時間6日)、今季のレギュラーシーズン最終戦を迎えた。エンゼルスの大谷翔平は敵地でのアスレチックス戦に先発投手兼3番指名打者(DH)で出場。5回1安打1失点で9敗目(15勝)を喫した。今季の通算投球回数は166となり、規定投球回数「162」をクリア、規定打席との同時到達を達成した。これはワールドシリーズが始まった1903年以降、初めての快挙だ。打者としては、初回に右前打を放つなど4打数1安打で、今季の安打数を160に伸ばしたが、ホームランはこの試合も出ず、22試合連続ノーアーチで今季を終えた。打率は2割7分3厘、95打点、34本塁打の成績だった。
エンゼルス 000 000 020=2
アスレチックス000 010 20X=3【一回】3人で切ってとった。先頭のケンプをスライダーで見逃し三振に仕留めると、続く2人は中飛と三ゴロに打ち取った。これで今季の投球回数が162回となり、メジャー5年目で初めて、規定投球回をクリアした。
【二回】4番からの攻撃を3者凡退にした。内野ゴロ二つでツーアウトの後、6番ピンダーからスライダーで空振り三振を奪った。ここまで投球数は26球。
【三回】この回も3者凡退で、ここまで一人の走者も許さない完璧な滑り出し。7番ガルシア、8番の右打者を続けてスライダーで空振り三振に。これで3者連続三振とした。続くN・アレンは二飛だった。投球数は38球。
【四回】1番からの上位打線だったが簡単に3者凡退。依然、一人の走者も許していない。先頭から左直、二ゴロ、遊ゴロだった。3番のブラウンを遊ゴロに打ち取ったボールはこの試合最速の160・3キロだった。投球数は47球。
【五回】四球、二塁打、犠飛で1点を失った。先頭のディアスからはカットボールで空振り三振を奪ったが、続く左打者のボートに四球を与え、さらにピンダーには、左翼線二塁打を浴びた。この一死二、三塁のピンチで中飛を打たれ、先制点を許した。続くガルシアはスライダー3球で空振り三振に仕留め、失点は1にとどめた。投球数は69球。この回限りで降板した。5回1安打1失点、計6三振を奪った。降板前には、中指を気にするそぶりを見せていた。
◆打席結果
【第1打席】初回一死一塁で右前打を放った。先発の新人左腕と対戦。2球目のスライダーにやや泳がされ、バットを折られながら右前に運んだ。前日連続試合安打が18で途切れたが早速、ヒットを放ち、今季の安打数を160とした。得点はならなかった。
【第2打席】三回二死二塁で一ゴロだった。6球目、やや甘く入ったスライダーを強振したが、捉えきれなかった。
【第3打席】六回一死走者なしで空振り三振だった。先発左腕と3度目の対戦。1-2から内角高めの直球をフルスイングしたがバットは空を切った。
【第4打席】八回二死走者なしで三ゴロだった。トラウトの特大40号ホームランの直後に打席へ。投手は左腕スニードに代わった。2-2から外角のシンカーを捉えたが、遊撃手の定位置付近で守っていた三塁手の守備範囲だった。
【大谷翔平・一問一答】歴史的快挙にも「前のことはほとんど忘れました」「ここから本番の気持ちで」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、今季の戦いを終えた。最終戦となったアスレチックス戦は、投手兼3番指名打者(DH)で先発出場し、5回1失点の好投を披露した。9敗目を喫したものの、投球回数を166に伸ばして規定投球回の162回をクリア。すでに達成している規定打席(502)と合わせ、1903年にワールドシリーズが創設された現在の大リーグ史上初めて、投打で規定数に到達した。
試合後の大谷は、日米メディアに対し、今季を振り返った。
――歴史的快挙をいろいろ達成したが、印象に残っているものは。
「すぐにはないですね。もう、前のことはほとんど忘れてしまいました」――規定投球回を達成した。こだわりがあった。
「そうですね、本来はこだわりはないんですが、自分として目指すべき数字なのかどうかというのは、やってみないとわからないので」――投球が成長したが、満足度は。
「まず、安定して毎試合投げられたのが良かった。それが一番かなと思う。それをまた来年継続して、もっともっと成長できれば」――打撃は本塁打が減ったが、三振数も減って、安打が増えた。
「打率3割近く打てるようなイメージで、シーズン前は行こうと思っていた。その中でホームランがどれだけ出るのかなというのが一つチャレンジだった。フェンス手前で失速するような打球が少し目立っていたので、そこがもうひと伸びすれば、どっちも伸びてくると思う」――伸びが足りなかったのはボールの影響があるのか。
「(打席と)逆方向の打球に関しては、ボールの影響がちょっと強いと思う。スピンのきいた打球に関しては、飛ばない印象が強かった。逆に引っ張ったような打球に関してはそれほど変わらないという印象もあった。逆方向の打球がもうひと伸びできるフィジカル、スイングの強さがあれば、もっともっと数字が残ったと思う」――WBCに出場する日本代表の栗山監督から(投打の)二つやってくれ、と言われたらどうするのか。
「光栄なこと。一番は自分が万全な状態で出られるのかどうか。ちょっと1回ゆっくりして、体をリセットして、そこからかなと思う」――年俸調停の権利がある選手の中では最高年俸になった。
「多くもらうからには活躍して当たり前、みたいなところがあると思うので、来年しっかり頑張りたい」――投打で規定数に到達した。これがベースになるのか。
「そうですね、まあ、安定して出られれば、どちらもいける範囲内の数字だなというのはもちろん認識した。それでも無理して狙いに行くところではない、というのが率直なところ。ペースや自分の体調を崩して行くところではないかなと思う」――エンゼルスはプレーオフに行ける可能性を秘めていると思うか。
「そうですね、今年台頭した選手もいますし、みんなが活躍できれば十分チャンスがあると思う」――チームが勝つために必要不可欠なこと、やらなければならないことは。
「去年や今年の数字を期待され、チームを組み立てていくと思う。そこで、こういう活躍ができないと、少しずつ計算が狂うと思うので、自分自身にできることは、去年、今年の数字を継続していく、または、より良いものにしていくということだと思う」――来季、自身にどういうことを期待するか。
「やっぱり勝ちたい、というのが一番なので、まあここからが本番だ、というくらいの気持ちでプレーできるように頑張りたい」