kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

終わりの始まり…… ―― 1ドル149円前後で取り引き

さてさて、
本日
為替相場
1ドル=149円を超える円安を記録して
さっそく
ニュースに取り上げられています。
私的にも、
ウォンドル為替相場を追いかけいますので。
これも
ドル独歩高の一面ということで、
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



でまあ、
ニュースに付けられたコメントを見ていると、
けっこう悲観的な内容が多いのですけど。
んー、
でもまぁ、
こうなるだろう事は
5年くらい前から判っていた話。
というか、
一部の人は予想してましたよ。
異次元の金融緩和策の是非がどうこう、
言う話では無くて。
リーマンショック後の
世界的な金融緩和の終了、からの脱却、引き締めへの移行、
という争点で。
今後の
金融市場動向について
見通しが語られていましたから。
といっても、
その頃の日本は
異次元の金融緩和のまっただ中で。
欧米が
緩和終了の出口を模索して
段階的縮小……
テーパリングについて
あれこれ議論が始まっていたのと比較すると。
明らかに
日本のそれは周回遅れで。
その遅れを取り戻そう、という本格的な動きも無かったし。
チョボチョボと日銀買い入れ枠の縮小とかには手を付けてましたけど。
そこから
もう一歩踏み込んだ緩和終了、
金利の引き上げ、って話にはなりませんでした。
というか、
断固拒否してました。
なので
それじゃあ、
先々、
欧米との金利差がどえらい事になるだろうな、
というのは
予想がつきました。
ただ、
ここまで
圧倒的な差が付くとは思っていなかったかな。
少なくとも
私は
ここまでの差は予想できませんでしたね。



あと、
円安誘導については
異次元の金融緩和を始めた時から
日本政府の方針でしょ。
具体的に明言してませんけど。
経済対策の柱、
構造改革として
旅行サービス業の強化、
とか。
製造業の国内回帰、
とか。
そういう文言を
何度も言葉にしていますから。
そして
今でも
『過度な変動は容認できない』との
コメントを出していますが。
円安傾向そのものは
否定していませんから。
おそらく
見通しとしては
年内から来年中は
1ドル=150円台での推移を念頭に置いて。
1ドル=160円を超えて円安が進むようなら
何かの手立てを講じるつもりじゃないの。

 

 

www3.nhk.or.jp

1ドル149円前後で取り引き 約32年ぶりの円安水準

 18日の東京外国為替市場は、アメリカで大幅な利上げが続くという見方から円が売られ、円相場は、1ドル=149円前後で取り引きされています。
 17日のニューヨーク外国為替市場ではアメリカで大幅な利上げが続くとの見方が広がっていることに加えて、この日、イギリスで大型減税策のほぼすべてが撤回されると発表され、財政悪化への懸念が和らいでポンドが買い戻された影響で円を売ってドルを買う動きが強まりました。
 このため円相場は一時、1ドル=149円台まで値下がりしておよそ32年ぶりの円安水準を更新しました。
 また、円相場はユーロに対しても一時、1ユーロ=146円台半ばまで値下がりしておよそ7年10か月ぶりの円安ユーロ高水準となりました。
 日本の政府・日銀は9月22日にドルを売って円を買う市場介入を行いましたが、円安に歯止めはかかっておらず、市場ではさらなる介入が行われるかどうかに関心が集まっています。
 市場関係者は「円安に歯止めがかからない中、市場介入への警戒感も高まっていて政府・日銀の対応が注目される」と話しています。

鈴木財務相「過度な変動は容認できず適切な対応」 
 鈴木財務大臣は18日の閣議の後の記者会見で、円相場が一時1ドル=149円台まで値下がりするなど、円安が加速していることについて「緊張感を持って為替の動向を見ている状況だ。投機による過度な変動は容認できず、適切な対応をとるという従来の考えは変わっていない」と述べ、市場の動きを注視するとともに、必要な場合には市場介入も含めて対応する考えを改めて強調しました。

松野官房長官「過度な変動には適切に対応」 
 松野官房長官閣議のあとの記者会見で「日々の為替相場の動きについて逐一コメントすることは差し控えたい。いずれにせよ為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応をとりたい」と述べました。