kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

今更ナァ…… ―― 政府・日銀が為替介入、円安食い止めへ24年ぶり

たぶん、
本日の
日銀金融会合での
ゼロ金利政策延長決定から、
その後の
為替介入まで。
ワンセットでの決定だったのでしょうねぇ……



本日、
日銀会合で従来のゼロ金利政策延長決定を発表した直後から、
ドル円為替相場
1ドル=145円を突破しての
24年ブリとなる円安水準。
そこから
即座に動いての為替介入ですから。
手回しが良すぎます。
介入を準備した上でのゼロ金利政策維持発表、
じゃないと。
ここまでスピーディに動けませんよね。



というか、
私的には、
今回の日銀会合って、
金利引き上げ』実施に踏み切るお題目を見つけられなくて、
引き上げた時に起きる反動の責任を誰も取りたくないから
そのまま為替市場を放置した。
それで
為替介入を実施して
金利引き上げ』実施の大義名分を得ようとしている。
とまあ、
そんな動きに見えるのですけど。
というのも、
もともと
異次元と言われた大規模金融緩和政策の出口については。
金融緩和を中心にした経済政策を掲げていた
安倍政権の
最期の年となった2020年の前年、
2019年の時点で
既に話がでていて。
だいたい
2020年(当初予定)開催の東京オリンピックを契機にして、
ここで
外国人観光客の大挙による飲食観光宿泊業などのサービス業の賃金上昇からの
国内経済活性化を当てにして。
それを契機に
金融緩和打ち切り、
金利引き上げ、って筋道が描かれていた、っぽいですから。
当時の動きを見ていますと、
日銀の買い入れ量の縮小からの終了とか。
緩和終了への第一歩が始まっていましたし。
それが
2019年末から2020年初頭の
中国コロナ発覚、
世界大流行パンデミック
世界経済がひっくり返ってしまって。
オリンピックは
前代未聞の1年延期という、
誰も予想だにしなかった想定外の事態となり、
金融緩和の出口戦力も
当初の予定通りなんてとても無理不可能な
状態になって。
そこから、
コロナコロナの補助金経済が始まり、
長い長い停滞に突入。
金利引き上げいつするの無理でしょ、

延々と先延ばし先延ばしを繰り返して。
宙ぶらりんのまま、
切っ掛けもつかめず今に至る、
と。
でも、
それもいよいよ限界に来ました、
ってのが。
今回の
為替介入ですよね。
さすがに、
アメリカと日本で金利差が4%近く開いてしまう、とか。
そうなったら、
みんな
日本円で滞留させている金融資産を全部ドル建てに変えますって。
金融機関がアメリカにドルを預けるだけで
4%とか5%の金利が付くのですから。
日本円で寝かせていても1銭にもならない、どころか
こちらが金を支払わなければならないのとは
雲泥の差ですよ。
日本円で持っているだけでバカを見るでしょ。



大臣が
為替介入に際して、
「急速で一方的な動き見過ごせず」とかのコメントを発表しましたけど。
これだけの
金利差を放置していたら、
一方的になるのは当然の結果。
金融関係者からしたら
『何寝ぼけた事言ってるんだ』って話ですよね。
というか、
金利引き上げを正当化するための
世論誘導だよね。
どう見ても。
政府と日銀はあらゆる手段を尽くしましたけど、
もう
これしか手段が残っていません、
という
実績(言い訳)づくり。
それが出たので、
今年内に
金利引き上げに踏み切りそうですね。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

FRB、3会合連続で0・75%の大幅利上げを決定…インフレ抑制へ引き締め姿勢鮮明に

【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会FRB)は21日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利通常の3倍にあたる0・75%引き上げることを決めた。0・75%の利上げは6、7月に続き3会合連続となる。年内にさらに利上げする見通しも示され、インフレ(物価上昇)抑制に向けた金融引き締め姿勢が一段と鮮明となった。
 政策金利となるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を年2・25~2・50%から年3・00~3・25%へ引き上げる。3%台はリーマン・ショック前の2008年3月以来、14年半ぶりとなる。
 FRBのパウエル議長は記者会見で「物価の安定を回復するには、しばらくの間、金融引き締め的なスタンスを維持する必要がある」と説明した。また、「早すぎる金融緩和への転換に歴史は警鐘を鳴らしている」と述べ、急激なインフレ抑制を優先する考えを改めて強調した。
 3か月ごとに公表するFOMC参加者の政策金利見通し(中央値)は、22年末の水準が4・4%と示され、6月時点より1・0ポイント高まった。11、12月のFOMCで合計1・25%の利上げが必要になる計算で、各回で0・5~0・75%の大幅な利上げとなる可能性がある。23年末の見通しも前回の3・8%から4・6%に上方修正し、来年も利上げが続く見通しを示した。
 一方、22年の実質国内総生産(GDP)成長率の見通し(中央値)は前年比0・2%増と、6月時点の1・7%から大幅に引き下げ、景気の減速を見込んだ。23年も1・2%と低成長が続く。失業率は22年が3・8%、23年が4・4%と悪化を予測した。
 インフレ率は22年末の5・4%から、23年に2・8%、24年に2・3%と、物価目標の2%近くに収束するとの見方を示した。

 

 

www3.nhk.or.jp

円相場 1ドル=145円台に 24年ぶり 年初めから約30円下落

 東京外国為替市場では日銀の金融政策が発表された直後、円を売ってドルを買う動きが急速に強まり、円相場は1ドル=145円台まで値下がりしました。1998年以来およそ24年ぶりの円安水準で、ことしはじめからおよそ30円下落しました。
 東京外国為替市場では、日銀の金融政策決定会合で大規模な金融緩和を続けることが発表された直後に円を売ってドルを買う動きが加速し円相場は、1ドル=145円台まで値下がりしました。
 1998年以来、およそ24年ぶりの円安水準で、ことしはじめからおよそ30円下落しました。その後は値上がりしたドルを売る動きも出て1ドル=143円台半ばまで値を戻すなど乱高下する場面もありました。
 市場関係者は「日銀が大規模な金融緩和策を維持することを決めたことで市場では、日米の金利差が一段と拡大することが意識され、円安ドル高が一気に進んだ。日銀の黒田総裁がこのあとの記者会見でどのような発言をするかに市場の注目が集まっている」と話しています。

円相場の下落率 「プラザ合意」以降で最大の水準に
 円相場は1ドル=145円まで値下がりし、1998年以来およそ24年ぶりの円安水準となりました。
 1ドル=115円台前半だったことしの初めと比べるとおよそ30円値下がりしました。
 円はドルに対しておよそ20%下落したことになります。

1985年に日米欧の主要5か国がドル高の是正で政策協調した「プラザ合意」以降でみると 、円相場の年間の下落率がこれまでで最も大きかったのは2013年。
 この年は、黒田総裁が就任直後に打ち出した大規模な金融緩和策で急速に円安が進み、このときは年間でおよそ17%の下落となりました。
 ことしに入ってからの円相場の下落率はこの2013年を超える記録的な水準となっています。
 市場関係者の間では、日米の金融政策の方向性の違いによる金利差の拡大という構図が変わらないことから歴史的な円安局面は当面、続くという見方も出ています。

財務省の財務官「適切な対応とる用意 ずっとスタンバイ状態」
 外国為替市場で円相場が一時1ドル=145円台まで値下がりするなど、円安が進んでいることについて財務省の神田財務官が22日午後、省内で記者団の取材に応じ、「最近、相場が 大きく乱高下している。為替相場の過度な変動は家計にも企業にも非常に悪影響を及ぼすものであって、過度な変動の場合にはあらゆる手段を排除することなく、適切な対応をとる用意ができているし、そのように行動することを考えている。ずっとスタンバイの状態だ」と述べ、改めて市場の動きを強くけん制しました。
 また、22日実際に市場介入を行ったかどうか問われたのに対して、神田財務官は「介入の有無について必ずしもコメントしないが、正直申し上げると、まだやっていない。しかし、いずれは介入を行う用意はある」と述べました。

トヨタ 豊田社長「円安のデメリットが拡大」
 加速する円安についてトヨタ自動車豊田章男社長は22日、都内で開かれた会合のあとの記者会見で、「自動車産業は輸出産業という捉え方をされるが、円安のメリットを受ける輸出の台数は10年前と比べるとおよそ2割減少している。一方、資材や部品の輸入が増えてきていることやエネルギー価格の高騰で、どちらかというと円安のデメリットが拡大しているのが現実だ」と述べました。
 そのうえで豊田社長は、「為替はできるかぎり安定的に推移してほしいが乱高下するものなので、その中でどう体質を強くしていくかが企業努力になると思う」と述べ、為替の急激な変動にも耐えられるよう企業が備えていくことが重要だという認識を示しました。

 

 

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政府・日銀が為替介入、円安食い止めへ24年ぶり「円買い・ドル売り」か

 政府・日本銀行は22日、為替介入に踏み切った。急速に進む円安を食い止めるための円買い・ドル売り介入だったとみられる。円買い介入は24年ぶり。
 財務省の神田真人財務官は22日夕、記者団に対し、「政府として(為替相場の)過度の変動を憂慮しており、先ほど断固たる措置に踏み切った」と述べ、「為替介入でいいか」と問われると、「そうです」と答えた。
 東京外国為替市場の円相場は22日午後、1ドル=145円台で推移していたが、夕方に円が急上昇し、一時は1ドル=140円台をつけた。

 

 

 

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鈴木財務相が為替介入を説明…市場の「急速で一方的な動き見過ごせず」

 鈴木財務相は22日夜に記者会見し、為替介入を実施した理由について、「足元の為替市場では、投機的な動きも背景に、急速で一方的な動きが見られる。投機による過度な変動が繰り返されることは、決して見過ごすことができないという考え方から、本日、為替介入を実施した」と説明した。

 

 

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財務省、為替介入を実施と表明…神田真人財務官「断固たる措置取った」

 財務省の神田真人財務官は22日夕、記者団に対し、「断固たる措置を取った」と述べ、為替介入を実施したと表明した。