kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

勝っちゃったよ……(マジか ―― 日本代表2-1でスペインを撃破

日本時間で
今朝4時から始まった
サッカーW杯日本対スペインの試合。
グループリーグ最終戦のこの試合、
ここまで
1勝1敗の日本がリーグ戦を突破して
トーナメント戦へ自力で進むためには勝利が必須条件でした。
しかし、
相手は優勝候補の一角であるサッカー強国スペイン。
勝てる見込みは極めて低く、
しかも
日本は前試合のコスタリカ戦で負けているので。
さらに
格上のスペインに勝つのは絶望的だろう、
というのが大方の予想。
私的にも、
そのような気持ちで、
ネット配信されたライブ中継を見てました。



まさか、
スペイン相手に勝つとはなぁ……
驚きです。
私的には
喜びよりも、
信じられない気持ちでいっぱいですよ。
ただ、
スペイン戦の最初から最後まで
試合中継映像を全部見た中で、
今回の試合は、
監督采配が見事にはまった、というか。
監督の采配どおりに
試合に出場した選手が
監督コーチ陣の意図をしっかりと理解して、
それが
試合の結果に繋がった、
勝利という最高の結果を出した、
そんな風に見えました。
というのも、
今回の試合、
今までの日本代表の試合運びとは
明らかに異なる点があったからです。



前半、
スペインに先取点を取られて
1点ビハインドとなりましたけど。
そこで崩れず、
その後はしっかりと守り切って
0-1のまま前半を終えて。
ここまでの試合運びは、
ドイツ戦の時と大差ない感じで。
観客目線で見ていて、
試合内容に対して
あまり良い印象がありませんでした。
日本代表が
スペインの攻撃をしのぎきって1失点で抑えた、
と。
それが
日本チームのプラン通りの試合展開なんだろう、と
そこは判ったのですけど。
スペイン側も、
この時点では
想定通り、計画通りの試合展開、ゲームメイクだったはずです。
そして、
日本チームが
後半のいつ、どのタイミング攻めに転じるのか。
これまでのドイツ、コスタリカ戦を見ていた時は、
日本代表チームのエンジンが回り出して
前に出て攻めかかったのは
15分過ぎか、
30分過ぎか、
そのくらいの時間が掛かっていましたから。
スペイン戦でも、
そのリズムで進めるのなら。
同点に追いつけるかどうか。
時間的に
逆転するのは無理だろう、って。
私的には、
後半の試合展開をそんな具合に予想してました。
多分、
スペインチームも
後半日本が攻めてくるだろう、と
予想はしていたでしょうね。



だがしかし、
今回のスペイン戦は違いましたねぇ。
これまでの
ドイツ戦、コスタリカ戦とは
全く異なり、
後半開始時に、
堂安、三苫という攻撃の主軸となる二人を交代投入、
したかと思うと。
後半の頭から、
一気に攻めに転じて
開始直後からガンガン前に出て
スペインを攻めました。
これまでの日本チームだったら、
守備の連携を重視して、
ボールを回して確認しながら
徐々にギアを上げていく感じで。
容易には前に突っ込んで行かなかったのに。
今回は、
守備の連携とかスペースとかお構いなし。
後半が始まったとたん、
とにかく、
前に、立てに切り込んで行ったんです。
これは
スペインチームも予想外だったようで。
完全に虚を突かれて
日本選手をカバーすることが出来ていませんでした。
そこで、
堂安選手が放ったシュートが見事にゴールの枠の中に収まった。
これがね、
本当に大きかった。
試合が終わった後に流れを振り返ったとき、
後半の冒頭で
チーム総掛かりでスペインに奇襲を仕掛けて。
それが
見事に得点に結びついた。
策が成功して、結果が出た。
これで、
明らかに
日本チームは試合の波に乗りました。
この瞬間だけ、
本当にこの一瞬だけ
日本がゲームを支配した。
日本がゲームの主導権をにぎりました。


そしてここで
スペインが対応できていない事を見て取った
日本代表は、
同じような形で
再度
前掛かりの攻めを繰り返します。
そして、
二点目をもぎ取りました。
この二点目は、
ゴールラインを割ったのかどうか、
かなりきわどい判定で、
VTRによる長時間の確認を要して。
試合が5分近く中断しましたけども。
しかし、
VTRを使ったきわどい判定で、日本の得点が認められて。
日本が逆転。



日本が1点目を獲ったのが
後半3分。
2点目を獲ったのが
後半6分。
後半が始まってから
わずか5分かそこらの短時間、
日本チームが
スペイン戦で
ゴリゴリに攻めたのは
この一瞬だけ。
それ以外は、
スペインにボールを支配されて。
パスでボールを回されて。
一方的に攻められる展開。
このスペインの
圧倒的なボール支配率は
試合前に誰もが予想した通りの展開でした。
でも、
誰も予想していなかったのが、
いや
予想できなかったのが。
後半開始5分の展開です。
ここで
日本が開始直後からスパートを掛けて、
それで
多少の無茶をしても、
つまり大きなリスクを取って
点を取りに来る。
ある種のバクチに近いゲームメイク。作戦。
この展開を予想していた人は、
居ませんでした。
というか
私は予想できなかったし。
解説を聞いてみても、
ここでの展開を予想していた解説は無かったし。



監督コーチ陣の策が
見事にはまった試合でした。
今回は
私も
脱帽です。



そこで、
私が
この試合のMVPを贈るとしたら
前田選手に贈ってあげたいですね。
今日は
朝から
この試合結果について
テレビで何度も取り上げられて。
勝利の要因、
貢献した選手の名前が挙がっていますけど。
前田選手については
あまり高い評価が与えられていません。
でもね、
後半の1点目の切っ掛けというか、
スペインの守備を崩したのは、
さらにもっと言えば、
後半開始5分間の日本2得点の流れを作り出したのは
間違いなく
前田選手のプレス、
彼がゴールキーパーへ与えていたプレッシャー。
これが日本の流れになった要因でした。
彼は
試合前半から、ただ一人
スペインのゴールキーパーのところに出されたパスまで
プレッシャーを掛けに行って。
スペインのゴールキーパーと1対1の場面を何度も作りだし。
前半では、
あわや得点か、というシーンも出ました。
スペインのゴールキーパーは、
明らかに
前田選手の飛び出しを嫌がっていました。
それで、
1点目の得点に結びついた、
ゴールキーパーからのボールキックのシーンでは。
前田選手の飛び出しを警戒して、
じっくりと味方選手のポジションを確かめもせずに。
とにかく
空いている味方にボールをパスしようとして。
それを見ていた
日本選手……伊東選手にパスカットを狙われて。
ここから、
日本の1点目に結びつく流れに繋がります。
前田選手が前半から仕掛けていた、
走り回って
ゴールキーパーの前まで飛び出して
プレッシャーを掛けていた、
その仕掛けが
試合の後半、
流れを日本にたぐり寄せた。
私の目には
そう映りましたネ。
彼の
地道なトライが無ければ、
直接得点には結びつかなかったけれども。
何度も繰り返してきた仕込みが無ければ。
日本の2得点は
為りませんでしたよ。
それは間違いありません。

 

 

 

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日本代表2-1でスペインを撃破、2大会連続の16強進出…堂安律と田中碧が後半にゴール連発

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表は日本時間の2日午前4時(現地時間1日午後10時)から、グループリーグ(GL)E組最終戦で、スペイン代表と顔を合わせた。2大会連続4度目の決勝トーナメント(決勝T)進出をかけた、優勝候補との大一番。日本は序盤に先制を許したが、後半開始早々に交代で入った堂安律(フライブルク)のゴールで追いつくと、田中碧(デュッセルドルフ)が勝ち越し点をねじ込み、2-1で逆転勝ちした。
 E組のもう1試合はドイツが4-2で勝った。この結果、E組は日本が首位、スペインが2位で決勝トーナメントに進んだ。
 日本―スペインは前半、スペインボールでキックオフ。日本は3バックの布陣をしいた。日本は12分、左サイドでパスを回され、FWモラタ(アトレチコ・マドリード)にヘディングでクロスを押し込まれ、先制点を奪われた。
 スペインに前半は80%以上ボールを支配された日本も、相手陣内で時折チャンスを作った。8分には伊東純也(スタッド・ランス)がシュートを放ち、34分には前田大然(セルティック)が相手GKからボールを奪いかけた。守備陣は失点場面以外、粘り強く守ったが、前半のうちに3バック全員が警告を受けた。
 日本は後半開始から、堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン)をピッチに送った。久保建英レアル・ソシエダード)と長友佑都(F東京)がベンチに下がった。
 日本は48分、伊東が厳しい守備でボールを奪い、堂安が強烈な左足のミドルシュートを突き刺した。勢いに乗った日本は51分、堂安の右サイドからのクロスを三笘がライン際から折り返すと、ゴール前に走り込んだ田中が勝ち越しゴールを決めた。
 終盤、スペインの猛反撃を受けたが、GK権田修一(清水)が好セーブを連続してしのいだ。7分間の長い後半ロスタイムもしのぎ、日本が勝利をつかんだ。

 

 

 

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日本の決勝弾、VARがお墨付き…ラインにボールの一部がかかっていれば「イン」

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で1日(日本時間2日未明)、グループリーグE組の日本代表はスペイン代表に2-1で逆転勝ち。グループ首位となり2大会連続で決勝トーナメントに進出した。
 51分の日本の2点目は、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)で得点が認められた。
 堂安のシュートが左にそれ、追いかけたMF三笘が折り返し、最後はMF田中が押し込んだもの。映像では、三笘がクロスを上げる前にゴールラインを割っているように見えたが、VARが時間をかけて確認し、ゴールが認められた。
 サッカーの競技規則では、ボールがラインを越えているかどうかについて、ボールの接地面がラインに触れていなくても、ラインの上空にボールの一部がかかっていれば(ラインから上空に引いた線の上にボールの端がかかっていれば)、インプレーとなる。
 近年は、得点などに関する重要な部分はVARでしっかりと確認されている。