いやぁ、
まさか
ここまで大事になるとはねぇ(苦笑
何のことかという、
サッカーW杯グループEリーグ戦、
日本対スペイン戦での
後半6分に決まった日本の決勝点です。
あの得点の直前、
三苫がゴール前に折り返した、
ゴール左でラインぎりぎり地点から出たパスボールです。
このシーン、
いろいろな角度から
テレビカメラが中継映像を流していて。
ほとんどの角度では
ボールがゴールラインを割ったように見えるのですね。
それで、
ゲームが終了してから2日経ち
12月3日になったいまでも、
『誤判定ではないか』という声が、
いやもっとハッキリ言えば
FIFAに対する抗議の声が渦巻いています。
とくに
ドイツ国内でw
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というわけで、
その声に応えて、
FIFAが
公式判定に使った動画を公開しました。
いやいやいやいや、
これは歴史的な椿事です。
W杯の大会中ゲーム終了後に、
判定に使用した映像を公開するとか。
これまで聞いたことがありません。
審判の判定は絶対で、
判定が間違っていても……
『判定とはそういうものだ』で済ませてましたからね。
有名な例を挙げれば、
いまや伝説となった
マラドーナの神の手ゴール。
試合の後に
誤判定を示す映像が出回りましたけど、
判定は覆りませんでした。
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それに対して、
今回は
FIFAが
判定の正しさを示す映像を
公式SNSアカウントを使って公開しました。
時代は
変わりましたねぇw
今回の大会では
サッカーの判定スタイルが
以前とは大きく変わりました。
とくに顕著なのが、
オフサイドの判定で。
試合場の審判は判断を流したまま
直後に
VAR側からオフサイド判定が出て。
ゲームが止まる、という事例が何度もありました。
試合場の外にも審判が存在する……という、
これまでの大会では見られなかった、というか
これまでのスタイルを否定する現象が起きています。
その
大きな変化を象徴するのが、
日本の勝利を決めたパスだった。
サッカー史に残る歴史的な勝利、というか。
椿事になりましたw
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ということで、
今回は
FIFAのツィッートにもブックマークを付けてみました。
Japan’s second goal in their 2-1 win over Spain was checked by VAR to determine if the ball had gone out of play.
— FIFA.com (@FIFAcom) 2022年12月2日
The video match officials used the goal line camera images to check if the ball was still partially on the line or not. pic.twitter.com/RhN8meei6Q
FIFA、三笘の折り返し「ボールの一部がライン上に」と説明…「世界中で話題」と動画も掲載
【ドーハ=矢萩雅人】サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会グループリーグE組の日本―スペイン戦(1日)で、日本がビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)による確認の末に決勝点が認められた場面について、国際サッカー連盟(FIFA)は2日、公式サイト上で説明した。
1―1の51分、MF三笘選手がゴール左でラインぎりぎりのところから折り返し、MF田中選手が押し込んだシーン。ボールがゴールラインを割ったようにも見えるが、FIFAによると、VARの検証ではゴールかどうかを画像解析で見極める「ゴールライン・テクノロジー」も用いて得点を認めたという。
FIFAは「世界中のファンの間で話題になっている場面。ボールの一部がライン上に残っていることが示されている」とし、動画も掲載した。