本日、
夜のニュース枠で
突然入ってきた地震のニュース。
被災地はトルコ。
マグニチュード7.8とかだと、
日本で、
過去に同規模の地震が発生した時に
建物の倒壊、斜面の崩落などが見られた程の規模ですね。
まあ、
震源が
地表に近いか深いか。
地盤の状況によって、
地上の揺れ方が異なってくるので。
単純比較だと
参考になりませんけど。
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しかし、
なんというか、
いま
この時期にトルコで大地震が発生して。
被害甚大となると……
世界情勢、
とくに
西アジアと東ヨーロッパ、
もっといえば、
ロシアのウクライナ侵略戦争に与える影響が
どうなるか。
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ヨーロッパとは距離を置いて、
アメリカに顔がきき、
ロシアとはズブズブのようで利害が対立している、
という。
絶妙な立ち位置で
パイプ役の第三国的ポジションを担っていた
トルコが足下をすくわれてしまって。
政治的に
不安定となると。
金を積めば転ぶかも……
って目で見られてしまいます。
そうなったら、
これまでみたいな
バランスが取れなくなるんだよなぁ。
トルコ・シリア地震、死者1700人以上に…負傷者は9000人以上…「救助隊足りない」
【カイロ=上地洋実】トルコ南部ガジアンテップ北西で6日、マグニチュード(M)7・8の地震があり、トルコ南部とシリア北部で1700人以上が死亡、9000人以上が負傷した。トルコ中南部アダナでは倒壊した建物のがれきの中から住人を救助しようとする人の姿が見られた。
米地質調査所(USGS)によると6日午前4時17分(日本時間同日午前10時17分)に発生した。午後1時24分頃にもマグニチュード(M)7・5の余震が発生した。トルコの災害緊急事態対策庁は6日、地震による死者が1014人、負傷者が7003人に上り、2800棟以上の建物が倒壊したと発表した。
ガジアンテップ在住の会社員タイフーン・サクジュさん(43)は「とにかく恐ろしかった。いとこの住む建物が崩れ、連絡が取れなくなっている」と本紙に語った。住民は余震に備え、屋外に避難しているという。南東部カフラマンマラシュの医師ブーラ・ウルソイさん(31)は「救助隊の人数が圧倒的に足りていない。支援が必要だ」と訴えた。
被害は、内戦下の隣国シリアにも広がっている。シリア国営通信などによると、北西部ラタキアやアレッポなどのアサド政権支配地域で403人が死亡、1284人が負傷した。反体制派の支配地域でも死者380人以上、負傷者1000人以上が出ている。USGSによると震源の深さは17・9キロ・メートルと浅く、レバノンやエジプトでも揺れた。
トルコでは1999年8月に西部イズミットを中心とした地震で1万7000人以上が犠牲となった。2020年10月にもトルコとギリシャの間のエーゲ海で地震が起き、両国で合わせて110人以上が死亡した。
東京消防庁は6日、被災者の捜索や救助活動に従事する「国際消防救助隊」の隊員6人を現地に派遣した。