kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

お悔やみ申し上げます ―― 坂本龍一さん死去、71歳

昨日、
この方の訃報が流れました。
以前から
ガンを患っていて闘病中である事を公表していて。
去年は、
動画配信による公開演奏の中で
『このような形で人前で演奏するのはこれが最後かも』
というようなコメントを出していましたし。
なので、
今回の発表は
いきなり突然って事ではないんですけど。
それでも、
喪失感がハンパないですねぇ。



昨夜から本日まで
色々なメディア、
それこそ
国内外を問わず海外のメディアも
この方を訃報を取り上げています。
その中で、
代表作して取り上げられているのが、
戦場のメリークリスマス』と『ラストエンペラー』です。
もう、
どのニュースを見ても、
必ずと言っていいほど、この作品タイトルが並びますねぇ。
ただ、
私的には
この方の代表作は、
戦場のメリークリスマス』と
アニメ映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』の劇伴だと思っているので。
オネアミスの翼』の名前が出てこないのは、
ちょっと残念です。



この
オネアミスの翼』の音楽は、
この方以外の人も参加して色々手が加わっているので
この方オンリーの作品ではなくて。
さらに
制作中に
アニメ製作現場スタッフと
何やらトラブルもあったみたいでして。
そんなこんなで
代表作としては取り上げられていないのでしょうけど。
この方が発表されている作品集の中に、
オネアミスの翼に提供した楽曲などが幾つか含まれていまして。
それを聞いていると、
この方の楽曲の特徴がとてもよく出ているんですよ。
和洋折衷で、
どこかエスニックで、
無駄に壮大なフレーズの繰り返しで。
シンプルなメロディーなんだけど印象に残る、という。



時系列的な立ち位置を並べると、

    『YMO』
      ↓
戦場のメリークリスマス
      ↓
王立宇宙軍オネアミスの翼
      ↓
ラストエンペラー

になるのですが。
ラストエンペラーまで行くと、
音楽がやたらと嫌みなまでに壮大になりすぎて。
もともとの
この方の作品の特徴だった、
『シンプルで壮大なメロディー』というところが
すっかり……とまで言ってしまうと言い過ぎになるのかな。
かなり消されてしまって。
私的には、
他の人が作曲しても、
似たような曲が出てくるんじゃないかなぁ。
と思えてしまうので。
代表作……
一番名前が知られている著名作品なのは間違いない、
として。
作曲家の特徴をもっともよく表した代表作は、
戦場のメリークリスマス』か
王立宇宙軍オネアミスの翼』に提供された楽曲かなぁ。
と。
そんな風に感じています。



これで、
『YMO』メンバー3人のうちの2人亡くなられてしまいましたねぇ。



謹んで
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

坂本龍一さん死去、71歳…ラストエンペラーアカデミー賞作曲賞の「教授」

 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の一員として活躍し、映画「ラストエンペラー」の音楽で米アカデミー賞作曲賞を受賞した、音楽家坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが3月28日、がんで死去した。71歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
 東京都出身。東京芸術大で作曲を学び、同大学院に進み、音楽家としての活動を始めた。1978年に細野晴臣さん、高橋幸宏さんとYMOを結成。シンセサイザーを駆使した斬新な音楽は、テクノポップと呼ばれ、日本で一大旋風を巻き起こし、欧米公演も行うなど、成功を収めた。
 坂本さんは、83年の大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」に俳優として出演するとともに音楽を担当。作曲したテーマ曲は世界中で今なお愛されている。また、87年のベルナルド・ベルトルッチ監督の映画「ラストエンペラー」にも出演、音楽を担当。この作品で米アカデミー賞の作曲賞やゴールデン・グローブ賞グラミー賞に輝いた。
 その後もソロやYMOの作品を発表。99年には、CMで使われたソロ曲「エナジー・フロー」を収録したシングルが、ミリオンセラーとなった。
 「教授」の愛称で親しまれ、クラシックからロック、民族音楽と、幅広い知識を生かした多彩な作品を生み出した。また、社会的、政治的な問題にも関心が高く、平和や環境問題についても積極的に発言した。
 2021年には直腸がんの手術を受けたことを発表。後に、肝臓などへも転移していたと明かした。闘病中も音楽への情熱を失わず、「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」としながら、演奏の模様を

 

22年12月に世界へ向けて配信。今年1月には新作アルバムを発表した。