昨夜、
唐突に流れた、このニュース。
昨日の
午後4時33分ごろ
飛行中だった自衛隊のヘリコプターがレーダーから消失。
そのまま
消息を絶ちました。
事件か? 事故か?
発生してから半日ほど経った
いまも
捜索が続いています。
機体の部品の一部とか備品と見られる物は見つかりましたが、
乗員は
見つかっていません。
いったい何が起きたのか、
判っていません。
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それで、
新たな情報が全然出てこないので。
インターネット上では
『撃墜された』のではないか、
とか。
物騒な話が出回っているのですが。
公表された飛行ルートを見ると、
レーダーから消失した地点は
ほぼほぼ宮古島の湾内とも言える場所。
直前に、
島の北端を曲がって伊良部島(最新情報では隣の下地島に向かったらしい)に
向かう途中の海上です。
仮にその前後で撃墜されたとなると、
爆発音が島に届いているハズ。
そのくらい島と近い距離なので。
その手の大きな衝撃音の証言が見つからないのなら。
撃墜されたとは考えにくいですね。
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でまあ、
素人考えで
原因として真っ先に考えられるのが。
機体の異常。
あり得そうなのが、ローターのすっぽ抜けですね。
メインローターがすっぽ抜けたら、
それだけで浮力を失って墜落しますし。
テイルローターがすっぽ抜けたら
機体が制御不能になって振り回され
やっぱり墜落します。
ヘリコプターに搭乗していて、
海上で脱出する余裕も無く墜落した、
となると。
やっぱりコレじゃないかなぁ。
エンジンが爆発するとか、
バードストライク的な状況は考えにくいですし。
天候の急変なら、
同時刻に
島の天気にも
それなりの影響が出ているはずで。
積乱雲とか雷が目撃されていれば、
もしくは落雷音とかの証言とかね。
そういう物があれば
天候不順の可能性が出てくるのですが……
そういう話も出ていません。
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こうなると、
やっぱり
機体の整備不良が最有力かなぁ。
消失した機体は
つい最近整備されていたらしいのですが。
そのときに、
ネジとかボルトの締め方が緩かった、
それで事故が起きたとか。
そういう事例、過去にありましたよね。
6日午後4時33分ごろ、沖縄県の宮古島周辺を飛行していた陸上自衛隊のUH60JA多用途ヘリコプターが航空レーダーから消失した。ヘリは地形偵察の訓練中で、陸自隊員10人が搭乗していた。民間人への影響は確認されていない。自衛隊と海上保安庁が周辺海域を捜索している。
陸自によると、ヘリは高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)の第8師団第8飛行隊所属で操縦士2人、整備員2人、訓練要員6人が搭乗。6日午後3時46分に宮古島分屯基地を離陸し、午後5時5分に戻る計画だった。ヘリの乗員は、島の岸壁などの地形に対する偵察任務訓練を行っていたという。
国内で起きた自衛隊機の人身事故は、昨年1月に航空自衛隊のF15戦闘機1機が小松基地(石川)を離陸直後に墜落し、乗員2人が死亡。平成30年2月には佐賀県神埼市で陸自のAH64D戦闘ヘリが住宅に墜落し、乗員2人が死亡、住宅にいた女児がけがをした。29年8月には青森県・竜飛崎沖で海上自衛隊のSH60J哨戒ヘリが墜落し、乗員3人が犠牲になった。
UH60JAは隊員や物資の輸送のほか、離島部の急患輸送や被災地の救助活動などにも用いられる。定員は操縦者を含め14人。昨年3月末時点で、陸自は40機を保有している。
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岸田文雄首相は6日夜、陸自ヘリのレーダー消失に関し、「人命救助最優先で取り組む」と述べた。官邸で記者団の取材に応じた。
陸自ヘリ、不明2分前に管制と交信 3月下旬には特別点検
沖縄県の宮古島付近で6日に10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、陸自のヘリはレーダーから機影が消える約2分前に、宮古島西方の下地島にある空港の管制と交信していたことが7日、分かった。また、陸自によると、ヘリは3月下旬、50時間飛行した後に行う「特別点検」を実施していた。
天候に問題はなかったといい、陸自は機体の不具合や操縦ミスなど急な異変が起きた可能性があるとみて調べている。