日本国内の主要メディアが
ビッグモーターの悪行騒ぎで
お祭り状態になっている間に、
国外では
けっこう大きな案件がニュースになっていたりして。
それが
サラッと流れているのが
なんともかんとも……
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ということで
私的に
気になった案件に
ブックマークを付けてみました。
といっても、
この件。
第一報が出て
世間の目に触れたのが、先月6月26日。
そこから、
約1ヶ月という時間が
すでに経過していますがですが。
表舞台から姿を消した
中国外相の動静、安否を伝える続報は皆無で。
いまだに
何が起きたのか起きているのか
詳細不明のまま。
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これまでの
戦後中国=中華人民共和国の歴史と照らし合わせて推察すると、
消息不明となった中国外相は
なんらかの
政治闘争に関与して。
それで敗北したか、
もしくは、
敵対勢力側と内通したかで、
政治的身分を剥奪された。
そのため、
これまでの公的記録、実績などは全て抹消。
無かったことにされて。
どこかに軟禁幽閉されている。
という
状況が考えられます。
いやぁ、
まるで北朝鮮みたいな懲罰処分ですね。
外相解任された秦剛氏の活動記録削除、中国が異例の措置…「異質なほどの秘密主義」浮き彫り
【北京=比嘉清太】中国の 習近平シージンピン 政権は、解任した 秦剛チンガン 外相の後任に 王毅ワンイー ・共産党政治局員を再登板させて外交の立て直しを図る方針だが、解任の経緯などは一切、明らかになっていない。外務省ホームページからは秦氏の活動記録が削除される異例の措置が取られ、不祥事で更迭されたとの見方も出ている。
外務省の 毛寧マオニン 副報道局長は26日の定例記者会見で、秦氏解任の経緯には回答せず、「中国の外交活動は安定して前進している」と繰り返した。
昨年12月に「大国外交」の看板として、華々しく外相デビューした秦氏だが、その動静は6月26日以降、途絶え、外交の停滞ももたらしていた。
対米関係では、秦氏は6月18日に北京を訪問した米国のブリンケン国務長官と会談。ブリンケン氏からの訪米要請に「都合の良い時に訪米したい」と前向きな姿勢を示したが、その後、秦氏は表舞台から消え、調整は進んでいなかった。
対日関係では、林外相と北京で4月2日に会談し、外交儀礼上は次は秦氏が来日する順番だが、実現していない。
習政権としては、外相を10年間務めた中国外交トップの王氏の再起用で仕切り直したい考えだ。
中国外務省によると、王氏は26日、トルコの首都アンカラでハカン・フィダン外相と会談し、巨大経済圏構想「一帯一路」などについて議論した。フィダン氏からトルコ系少数民族が住む新疆ウイグル自治区を念頭に、「トルコでは中国領土の一体性を破壊する活動を許さない」との言質も引き出した。ただ、秦氏不在の間、習政権が明確な説明を避け続けたことは、「異質なほどの秘密主義」(中韓外交筋)を浮き彫りにし、外交にも影響を与えかねない。
秦氏は国務委員(副首相級)にはとどまったとみられるが、「職務を履行できるとは誰も信じない」(香港紙・明報)という状況だ。
中国外務省のホームページを検索しても、秦氏の名前はほぼ表示されず、4月上旬の日中外相会談の記載も消えていた。北京の外交筋は、「解任がスキャンダルや健康上の理由であれば、ここまでやるのは疑問だ。座視できないような政治的案件などに関わった可能性もある」との見方を示した。【ワシントン=淵上隆悠】米国のブリンケン国務長官は26日、中国の 秦剛チンガン 国務委員兼外相の外相解任について、「重要なのは責任をもって米中関係を管理することだ」と述べ、米中対話には影響しないとの考えを示した。
外相に復帰した 王毅ワンイー 共産党政治局員については、「10年以上前から知っている。これまで通りうまくやれると期待している」と強調した。合意していた秦氏の訪米について、米国務省のベイダント・パテル副報道官は25日の記者会見で、「どの肩書の誰が来るのか、先回りして考えるつもりはない」と述べた。