kg_noguの愚痴日記

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いよいよ佳境入り ── 京アニ放火殺人、検察は「妄想ではなく自己愛が強く他人のせいにしがちなパーソナリティーの影響」主張

通常、
公判の回数は20回程度なのですが。
この
京アニ放火札事件は、
亡くなった被害者の数が膨大で。
社会に与えた影響が甚大だったので、
平均よりも大幅に回数を増やして
計32回予定されているそうで。
現在、
本日10月23日に
32回中の13回目の公判が行われました。
だいたい
予定回数全体の
3分の1が消化された状況ですね。

 

 

www.yomiuri.co.jp

京アニ放火殺人、検察は「妄想ではなく自己愛が強く他人のせいにしがちなパーソナリティーの影響」主張


 2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第13回公判が23日、京都地裁であり、刑事責任能力に絞った冒頭陳述が行われた。青葉被告が供述する「妄想」が事件に与えた影響が焦点で、検察側は「犯行に妄想の影響はない」と完全責任能力があったと主張。妄想が犯行に圧倒的に影響したと主張してきた弁護側は「刑事責任能力に疑いがあれば、無罪か刑を軽減すべきだ」と述べた。
 青葉被告の裁判で冒頭陳述が行われるのは2回目。通常は1回だが、今回は審理が長期に及び、争点を明確化するため計3回に分けて行われる。
 青葉被告はこれまでの公判で、京アニに応募した小説が落選後、京アニが自身の作品を盗用したことで、恨みを募らせたと説明。公安警察に監視されるようになったとし、いずれも「闇の人物」の指示によるものだったと主張してきた。
 検察側はこの日の冒頭陳述で、「自己愛が強く他人のせいにしがちなパーソナリティーから、京アニに筋違いの恨みを募らせたことが犯行動機の基盤」と説明。「妄想の影響はなく、被告人自身の判断で行われた」と指摘した。
 その上で、青葉被告がこれまでの被告人質問で「良心の 呵責かしゃく があった」などと事件直前に放火をためらう思いを述べた点に触れ、「 逡巡しゅんじゅん したかは大きな判断材料だ」とし、善悪を判断する能力があったとした。
 弁護側は、証人出廷する精神鑑定医の意見を尊重するべきだとし、裁判官や裁判員に「善悪を判断したり、犯行を思いとどまったりする能力が事件当時に備わっていたかどうか、よく判断してほしい」と訴えた。

◆刑事責任能力= 精神鑑定などを基に、被告が犯行当時、善悪を判断し、行動を自制できる能力があったかどうかで判断される。刑法は、責任能力が完全に失われた「心神喪失」では無罪、責任能力が著しく減退した「心神耗弱」では刑を軽減すると定めている。