『犯人が、
歴史に名を残すほど突き抜けたバカだったから』
結局、
コレに尽きる。と思います。
いや、
この事件。
歴史に残る凄惨な結果になりました。
私も、
いったいどんな動機から
犯人が
このような
『歴史に残る凶行』へと突っ走った、のか。
捜査と裁判によって、
なんとか明らかにして。
次の被害を
未然に防ぐための、
教訓にして欲しい。
と思っていました。
けど。
最近
公開され始めた情報を見ると。
どうも、
犯人にそこまで深い背景、や動機は無さそうで。
というか、
何が起きるのか、
犯人自身まったく理解せず、
歴史的な凶行に及んだ、
その
愚かな姿が明らかになってきています。
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一斗缶に満載したガソリンを
まき散らして。
それを爆発燃焼させて。
それで、
死者が1人、2人で済むわけないじゃん。
これ、
例えるのなら、
バスが爆発炎上した状況から、
中に乗っている乗客が
避難を始めて。
いったい何人が助かるのか。
って
状況ですから。
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しかも、
まったく
何ら防備を整えていないのに。
自分がガソリンを浴びて
火が燃え移る状況は
想定していなかった、とか。
大量のガソリン、
まき散らして着火したら、
気化した分が
熱気で燃焼して
自分だって炎に巻かれますけど。
焼身自殺のシチュエーション
そのまんまですから。
防火服を着ていたのなら、ともかく。
市販の衣料なら火傷は
避けられません。
この程度は、
目の前で
ガソリンを燃焼したらどうなるのか、
調べたらすぐに判る事実ですよ。
どうも、
シミュレーションや
予行演習的な、
計算すらしていなかったようで。
杜撰を通りこして、
間抜けすぎます。
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これ
この犯人が
ある意味、
究極的な自己中心思考で。
自分が
想定している、
というか。
自分が望んでいる未来しか
発生しない。
という。
『見たい物しか存在しない』
世界の中で生きてきた、
その結果、
見たくない存在(現実)と衝突して、
アイデンティティが崩壊しそうになったので。
自分の世界観を護るために、
見たくない存在(現実)を消しに行った。
という。
そういう事なんだろうねぇ。
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巻き込まれた方からしたら、
あまりにも幼稚すぎて。
『ナンじゃそりゃ』としか、
言い様がない
内実ですけど。
京アニ事件の犠牲者「2人ぐらいと思っていた」青葉容疑者が供述
昨年7月、アニメ制作会社「京都アニメーション(京アニ)」の第1スタジオ(京都市伏見区)で起きた放火殺人事件で、殺人などの容疑で逮捕された青葉真司容疑者(42)が、「(犠牲者は)2人ぐらいだと思っていた」と供述していたことが28日、捜査関係者への取材でわかった。逮捕後に改めて「(京アニの)複数の小説で自分の小説(の設定)を盗まれた」と話していることも判明。京都府警は一方的な恨みを募らせ、犯行に及んだとみて調べを進める。
捜査関係者によると、青葉容疑者は逮捕されるまでの約10カ月にわたって、やけどの治療を続けていたため、被害の全容を把握する機会がなく、36人が亡くなったことも27日に逮捕状を読み上げられて初めて認識したという。
その後の調べに対し、容疑を認め「ガソリンを使えば多くの人を殺害できると思った」とも供述。被害の状況を知った際は取り乱すこともなく、被害者や遺族への謝罪の言葉はなかったという。
青葉容疑者は過去、京アニが実施した小説の公募に作品を複数応募。京アニ側は、形式面に不備があったため1次審査で落選しており「自社の作品との間に類似点はない」と説明している。代理人弁護士は27日の記者会見で、応募作品の中身が京アニの目に触れる前に選考から除外されていたため、そもそも似る余地が全くなかったとした。
「右腕に火、逃げた」京アニ事件容疑者やけど想定外か
36人が死亡、33人が負傷した京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの疑いで京都府警に逮捕された青葉真司容疑者(42)が、同社第1スタジオにガソリンをまいて火をつけたときのことを「自分の右腕に火がついたので外に出た」という趣旨の供述をしていることが29日、捜査関係者への取材で分かった。府警は、青葉容疑者がガソリンを使った放火にもかかわらず大きなやけどを負うことを想定しておらず、驚いて外に出たとみている。
青葉容疑者は昨年7月18日午前10時半ごろ、京都市伏見区にある鉄筋コンクリート3階建ての第1スタジオに侵入。1階にガソリンをまき火をつけて全焼させ、建物内にいた社員36人を殺害し、34人を殺害しようとしたなどとして逮捕された。
青葉容疑者は逮捕時、府警から36人という死者数を知らされ、「犠牲者は2人くらいだと思っていた」と供述していた。捜査関係者によると、青葉容疑者は1階に火をつけた際、少なくとも3~4人の社員の存在しか確認していなかったといい、2、3階の被害については予測していなかった可能性がある。
また、青葉容疑者が、自宅のあるさいたま市から包丁を持参し、「当初は包丁で襲おうと考えていた」と供述していることも判明。逮捕後に「ガソリンを使えば多くの人を殺害できると思った」と供述していることから、府警は途中で襲撃方法を変更したとみて、詳しく調べている。