とりあえず、
昨夜の
北朝鮮が発射した
弾道ミサイルの技術を応用した
偵察衛星打ち上げロケットが発射直後に爆散墜落した件について。
続報が出ていましたので、
というか
北朝鮮の大本営が
ロケット打ち上げ失敗に関して
正式な結果報告を出してきて。
それが
ニュースになっていましたので、
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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なんというか、
発射直後、
1時間もしないうちに
NHKが
中国某所で撮影した映像を公開して。
地上から飛翔した火の玉が、
空中で分裂して爆散する様子が
克明に映されてしまったからねぇ。
これじゃあ、
取り繕うところが無い。
というか。
どれだけ言葉を並べても誤魔化せませんよねぇ。
それで
北の将軍サマも諦めがついたのかなぁ。
打ち上げから4時間後とか5時間とか、
日付が今日になって夜も明けないうちに
国営の朝鮮中央通信を通じて
『北西部トンチャンリ(東倉里)にある
「ソヘ(西海)衛星発射場」から
軍事偵察衛星を搭載した新型ロケットが打ち上げたけど、
1段目が空中爆発して失敗した』
と発表してきましたね。
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でも具体的に
何がどのように失敗したのか。
問題がどこにあったのか、
詳細は全く語られていません。
って、
そりゃそうか。
今回の打ち上げに使われたロケットは、
専門家の分析によると、
最新型の液体燃料を使った3段式大型ロケット、
だそうで。
北朝鮮のロケット技術の最先端だそうな。
なので、
韓国軍と米軍が
ロケットが墜落したとされている黄海の予測海域で
墜落したロケットの残骸を
血眼になって捜索、回収しようと駆けずり回っているそうで。
北朝鮮「軍事偵察衛星打ち上げ 新型ロケットが空中爆発 失敗」
2024年5月28日 10時48分
北朝鮮は27日、去年11月以来、4回目となる軍事偵察衛星の打ち上げを強行したものの、新型ロケットの1段目が空中爆発して失敗したと発表しました。原因究明を進めて再び打ち上げを試みるとみられますが、欠陥の克服に時間がかかれば、ことし追加で3基打ち上げる計画に影響が出ることも予想されます。
北朝鮮の国家航空宇宙技術総局が28日未明、国営の朝鮮中央通信を通じて発表したところによりますと、27日、北西部トンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ(西海)衛星発射場」から軍事偵察衛星を搭載した新型ロケットが打ち上げられたものの、1段目が空中爆発して失敗したということです。
原因については、現時点での結論と断った上で、新たに開発したエンジンの動作の信頼性に問題があったとしていて、今後詳しく調べるとしています。
北朝鮮と国境を接する中国東北部・遼寧省の東港で日本時間の27日午後10時40分すぎ、NHKが撮影した映像では「ソヘ衛星発射場」の付近から光の点が夜空を上昇したあと、突然、オレンジ色の炎とともに爆発したように見える様子が確認できました。
北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げは去年11月以来、4回目で、1回目の去年5月は2段目のエンジンに、2回目の去年8月は3段目にそれぞれ異常が発生し、失敗した経緯があります。
北朝鮮は、原因究明を進めて再び打ち上げを試みるとみられますが、欠陥の克服に時間がかかれば、ことし追加で3基打ち上げる計画に影響が出ることも予想されます。韓国軍「北朝鮮側の海上で多数の破片探知 空中爆発か」
韓国軍は、北朝鮮が27日夜、軍事偵察衛星と主張するものを発射し、空中爆発したとの見方を示しました。
韓国軍合同参謀本部の発表によりますと、北朝鮮が27日午後10時44分ごろ、北西部のトンチャンリ(東倉里)付近から朝鮮半島西側の黄海の南側に向けて、軍事偵察衛星と主張するものを発射したということです。
そして、2分後の午後10時46分ごろ、北朝鮮側の海上で多数の破片が探知され、発射されたものが空中爆発したとの見方を示し、米韓両国が詳しく分析しているとしています。
また、発射を受けて韓国大統領府は安全保障に関する会議を開いて状況を確認し、北朝鮮による発射は国連安全保障理事会の決議違反であり、国際社会の平和を脅かす挑発行為だと非難しました。
韓国の通信社、連合ニュースは韓国政府関係者の話として、衛星打ち上げを支援するため、これまでに多くのロシアの技術者が北朝鮮を訪問し、エンジンの燃焼実験を繰り返していたと報じていました。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、ことし3基の軍事偵察衛星を打ち上げる計画を明らかにしていました。防衛省「黄海上空で消失 宇宙空間へ投入されず」
防衛省によりますと、27日午後10時43分ごろ、北朝鮮北西部沿岸地域の東倉里地区から南の方向に向けて、衛星の打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射を行いました。
発射されたものは数分後に朝鮮半島西側の黄海の上空で消失し、宇宙空間への物体の投入はされていないとみられるということです。
政府はJアラート=全国瞬時警報システムで、北朝鮮からミサイルが発射されたとみられるとして沖縄県を対象に避難を呼びかけましたが、その後、日本には飛来しないとみられるとして呼びかけを解除しました。
防衛省は万が一、日本に落下する場合に備えて、迎撃ミサイルの部隊を展開させていましたが、破壊措置は実施しておらず、船舶や航空機への被害の情報もないということです。
北朝鮮は去年5月と8月に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗したあと、11月に打ち上げ成功を初めて発表し、27日、6月4日までの間に衛星を打ち上げると日本に通報していました。
ことしは軍事偵察衛星3基を追加で打ち上げる計画を示していて、防衛省が計画への影響など情報収集と分析を進めています。