昨夜、
事前予告を破って何の通告もなしに
突然
ロケットを打ち上げた
北朝鮮。
その後、
今日の夜まで
このロケット打ち上げに関して
日本や韓国を含めた、
ロケットが上空を通過した国から、
その周辺国も含めて
目立った被害は報告されていません。
その一方で、
北朝鮮は
早々と
『打ち上げ成功』
衛星が
軌道に乗った、と発表しました。
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ただ、
日本政府は、
衛星の軌道投入については、
『現状では確認できず』と。
否定的な見解を示しています。
でも併せて
『現在、情報を収集して分析中』とも付け加えていて。
明確な回答を避けて
先延ばしにしている答弁、にも見えますけどネ。
韓国政府、
韓国軍の分析で
『諸々のデータを見て衛星軌道投入に成功したようだ』
という見解を
今夕に発表しました。
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となると、
この後
アメリカ政府がどういう見解、分析結果を発表するのか。
それで
確定かなぁ。
北朝鮮、偵察衛星打ち上げに成功と発表…「早期に複数の追加打ち上げ」も表明
【ソウル=中川孝之】北朝鮮は22日未明、朝鮮中央通信を通じ、21日午後10時42分頃に偵察衛星「 万里鏡マンリギョン 1号」を運搬ロケット「 千里馬チョンリマ 1型」に載せて打ち上げ、宇宙軌道への投入に成功したと発表した。 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記が打ち上げに立ち会った。今後、早期に複数の偵察衛星を追加で打ち上げると表明した。
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は22日、北朝鮮が21日夜に打ち上げた軍事偵察衛星について、「飛行航跡情報やさまざまな状況を総合的に分析した結果、衛星は軌道に進入したと評価される」と記者団に明らかにした。
ただ、「衛星の正常作動の判断は関係機関や韓米による追加の分析が必要なため、時間がかかる」とした。
申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官もラジオ番組に出演し、「正常の軌道に進入したと評価している」と述べた。
北朝鮮は21日夜、平安北道鉄山郡の西海衛星発射場から偵察衛星「万里鏡1号」を新型衛星運搬ロケット「千里馬1型」に搭載して打ち上げた。
北朝鮮の朝鮮中央通信は約3時間後、千里馬1型の打ち上げに成功し、軌道に正確に進入したと報じた。22日午後には、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が同日午前に国家航空宇宙技術総局の平壌総合管制所を訪問し、万里鏡1号の作動状況などを確認したと報道。さらに、国家航空宇宙技術総局が金氏に対し、万里鏡1号が今後7~10日間の「精密操縦工程」を終えた後、12月1日から正式に偵察任務を開始すると報告したと伝えた。
合同参謀本部は北朝鮮の衛星が軌道に進入したかどうかについて「分析が必要」として慎重な態度を示したが、打ち上げから約20時間後に軌道への進入成功を認めた。
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が同日午前に国家航空宇宙技術総局の平壌総合管制所を訪問し、前日夜に打ち上げが行われ、軌道に投入された軍事偵察衛星「万里鏡1号」の作動状況などを確認したと報じた。
国家航空宇宙技術総局は金氏に対し、万里鏡1号が今後7~10日間の「精密操縦工程」を終えた後、12月1日から正式に偵察任務を開始すると報告した。
朝鮮中央通信によると、金氏は太平洋の米領グアム上空で衛星が撮影し、22日午前に受信したアンダーソン空軍基地やアプラ港など米軍の主要軍事基地の写真を見た。また、「共和国の武力が万里を見下ろす『目』と万里を殴る強力な『拳』の両方を手中に収めた」として、「われわれの威力のある軍事的打撃手段の効用性を高める側面でも、自主防衛のためにも、より多くの偵察衛星を運用する必要性が提起されている」と強調した。「目」とは軍事偵察衛星を、「拳」とは大陸間弾道ミサイル(ICBM)を意味するとみられる。