今年の5月末に
北朝鮮が
宇宙を目指して打ち上げ失敗した
弾道ミサイルの残骸を、
米韓両軍が協力して
墜落した日本海から引き揚げていた件について。
これまで
何度かニュースになっていまして。
この与太書きブログでも
何度か取り上げてきましたが。
この
引き揚げ作業が
本日7月5日をもって正式に終了するそうで。
ニュースになっていましたので、
関連するニュース記事にブックマークをつけました。
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韓国軍が
発表した内容に寄れば、
北朝鮮の宇宙発射体の残骸物探索および引き揚げ作業を
本日付で終了。
これまで引き揚げてきた残骸を
米韓の専門家で綿密に分析した結果、
北朝鮮が打ち上げようとして
弾道ミサイルの先端に搭載していた
衛星らしき物体については
『偵察衛星としての軍事的効用性は全くないと評価した』
そうな。
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ただし、
簡潔な分析結果を発表しただけで。
衛星らしき物体に関する
分析した
具体的な内容については。
いっさい
公表されていません。
それと併せて、
北朝鮮が打ち上げたロケット部分=弾道ミサイルの残骸も
一緒に回収されて
分析が進められてきましたが。
そちらについては
情報が
何も公表されていません。
まったく
ノーコメントです。
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どんなモノを
どれだけ引き揚げたのか。
具体的な
発表は一切ナシ、
という。
これでは、
具体的な情報が何もないため、
聞かされた方は
今回発表された評価が
正しいのか間違っているのか、
判断しようがありません。
なかなか
イヤらしい発表ですね。
北朝鮮の衛星、軍事性能「全くなし」 米韓専門家が回収部品分析
【ソウル=桜井紀雄】韓国軍は5日、北朝鮮が5月末に打ち上げに失敗し、黄海に落下した「軍事偵察衛星」について、飛翔(ひしょう)体の残骸の引き上げ作業を終了したと発表した。回収した衛星の主要部分を米韓両国の専門家が詳細に分析した結果、偵察衛星として軍事利用に値する性能は「全くない」と評価した。
偵察衛星打ち上げは、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記の指示の下、北朝鮮が国家の威信を懸けて計画してきた事業で、北朝鮮が米韓の評価に反発する可能性がある。韓国軍は衛星部分の詳細や写真を公開しておらず、北朝鮮に手の内を明かすのを避ける意図がうかがえる。
韓国の聯合ニュースは、回収した中には光学カメラや周辺機器が含まれていたと報じた。こうした機器を分析すれば、カメラの解像度などの技術水準を把握できる。韓国軍は、打ち上げの瞬間から追跡して落下海域を割り出し、残骸物を多数引き揚げたと強調した。
北朝鮮は5月31日に軍事偵察衛星を搭載したロケットとする飛翔体を打ち上げたが、1段目と2段目の分離後に落下。北朝鮮は即座に失敗を認めた。韓国軍は6月15日に2段目とみられる残骸を引き上げていた。
韓国軍「北の偵察衛星、軍事的効用性は全くなし」
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が5月31日に発射して西海(ソヘ、黄海)に墜落した「宇宙発射体」の一部を海底から引き揚げて分析した結果、「偵察衛星としての軍事的効用性は全くないと評価した」と5日、明らかにした。
合同参謀本部はこの日の公示で「北の宇宙発射体と衛星体の主要部分を引き揚げて韓米の専門家が綿密に分析した」とし、このように明らかにした。
合同参謀本部によると、軍は5月31日に始めた北朝鮮の宇宙発射体の残骸物探索および引き揚げ作業をこの日に終了した。
合同参謀本部は「軍は監視戦力を運用し、北の発射体が発射された瞬間から追跡した」とし「残骸物の落下区域を設定した後、海軍艦艇、航空機、深海潜水士らを投入し、36日間にわたり探索および引き揚げ作戦を遂行した」と説明した。続いて「軍は難しい作戦環境の中でも多くの残骸物を引き揚げ、優秀な作戦遂行能力を見せた」と伝えた。