kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

日中韓米にしばし思う事

ここのところ、オリンピック男子サッカー3位決定戦の「独島セレモニー」以来、
ずっと韓国を追いかけていて思った事があります。


韓国は日本を東アジアの脅威に仕立てようとしてますけど。
それって、アメリカも中国も望んでいないことだと思うのですよね。
アメリカと中国が日本に対して望んでいるのは、両国に取って都合のいい属国・日本であって、
実際、アメリカと中国の間では、そういう形で日本をコントロールしていく取り決めができあがっている、のではないかと思います。
あるときは、親米反共寄りで、それが行きすぎると次は親中反米寄りに振って、
そうして、常に右に左に極端に振り回し、日本を孤立させず、日本独自のイデオロギーを持たせない。
それがアメリカと中国が協力して作り上げている、アジア戦略なんですよ。
だって、過去にアメリカにも中国にケンカを売って、一時にせよ東アジア一帯を占領するだけの国力を持っていた国ですからね。
それだけの国力をアメリカが独占したら、中国としては不満ですし。中国が独占したら、アメリカには脅威ですし。
かといって、
アメリカにも中国にも属さず、首輪が外れた状態は、両国に取って恐怖の対象でしょう。
だから、アメリカと中国が手をとりあって、日本を上手に利用して利益を分かち合いましょう、
そんなところが、中国とアメリカの東アジアにおける戦略的合意、だと思うのですよ。

そんな感じで、うまいこと日本を通してアジアから利益を吸い上げていたところへ、
ここ最近力を付けてきた韓国が、割り込んできた。
それで、アメリカと中国の間で日本を利用しながら上手いこと東アジアを回していたところに、
韓国がしゃしゃり出てきて、日本をたたきつぶし、その地位に取って代わって、さらに韓国独自の地位を作ろうと動き回った。
さらに、
中国とアメリカが、日本を利用して上手に利益を分かち合っていた東アジアの市場で、
韓国が中国とアメリカと日本を出し抜いて、アジア市場を荒らし始め、アメリカと中国の利権を奪い始めた。
その韓国は、日本とは異なりアメリカにも中国にも従おうとしない。

こうなってくると邪魔でしようがない。
だから、韓国はもう潰してしまおう。
というのが、ここ最近というかリーマンショック以降の、もっと言えば2010年以降の動き、ではないのかなぁ……と、
韓国を追いかけて、過去の事件までほじくり返していくと、

そんなことを思いついたりしたのですよ。

日中韓米にしばし思う事2

さて、これからの書くのは昨日の思いつきの続きです。

かつて安倍晋三首相が口にした「戦後レジームからの脱却」という言葉。
私は、この「戦後レジーム」こそが、アメリカと中国の東アジア戦略的合意であり、
安倍晋三首相が唱えた脱却とは、日本独自のイデオロギーの確立と、中国、アメリカ勢力からの独立を意味したのではないかと思います。

では、このアメリカと中国の東アジア戦略がいつ始まったのかと言えば。
一九七二年のニクソン米大統領の歴史的な訪中。
その準備のため、当時のキッシンジャー大統領補佐官が、七一年十月に周恩来・中国首相と行った会談。
ここからではないでしょうか。つまり、アメリカと中国が国交を開いたときから、
両国は日本と朝鮮を二国間の緩衝帯として、経済、軍事面において分限支配することを取り決めたのですのよね。
最初は、日本の資本を使って中国国土の開発、社会インフラの整備を進めるところから始めて、
中国(と韓国、アメリカは韓国についていつかは中国に引き渡す交渉カードの一枚、という認識だったのでしょう)の市場が十分に育ったら、資本主義経済に移行し、アメリカの参入を認める。
という大きなガイドラインを決めて、動き出し。
それで、日本を上手に利用して中国市場を育てたところまでよかったけど。
アメリカが中国市場に参入するより先に日本が進出し、中国や東アジアを通して世界の富の集め始めてしまった。
そこで慌てたアメリカは、中国に圧力をかけてみたが、
(このアメリカがかけた最大の圧力が天安門事件だったのではないか、と思うのですよ)
うまく話がまとまらないので、
新たな枠組みを作って、日本が中国・アジアを通して世界の富を集める、
そうして日本に集まった富を金融産業を通して、アメリカに移動させるシステムを作り上げた。
そして、アメリカに流れてきた資本をレバレッジを利かせて何十倍にも膨らませて、
中国の商品を購入することで、中国にも資本を還元する。
これが、バブル崩壊からサブプライムローン問題が発生するまでの流れ、
1990年から2005,6年頃までのアメリカと中国の戦略だったと思うのですよ。

ところがここで一つ大きな問題が発生します。
日本がアジアを通して世界中から集めた資本の中でも最大といえる、日本政府の郵便事業が扱う簡易保険・郵便貯金
アメリカはこれに手をつけることができない。
小泉首相に命じて、郵政民営化を進め、金融自由化もやらせて、金庫のカギを開けるところまで進んだけど。
その後についた、安倍首相が郵政造反組復権させて、すったもんだしているうちに郵政民営化が凍結、となってしまう。
アメリカの計画では入ってくるはずだった資金がショートしてしまったため、レバレッジを利かせるタネ銭が不足し、
ウォール街が焦げ付き始め、サブプライムローンがきなくさくなってきます。
ここから、アメリカの日本に対する圧力が強まり、日本の政治が迷走し始めます。


というところで、妄想は続く。