株式取引には、「風説の流布」というある種の無責任な風評被害を取り締まる仕組みがあるのですが。
今回の原発事故による、放射能の影響についても、
これと似たような仕組みを使って、無責任な意見を取り締まることができないでしょうかね。
放射能被爆が怖くて、対策をとってほしい気持ちはわかる部分はありますが。
現状で、国が使えるリソースは限られているわけで。
限られた時間と、金と、人と、物をつかって、いろんな事を同時に動かさなければならないわけで。
放射能の対策だけしておけばいい、状況ではないんですよね。
今の日本の状況を、シンプルに考えれば、
大地震を受けて、東北地方が重傷、いますぐ緊急手術をしなければ死んでしまう、という状況で、
放射能被害については……被害を受けている人にはこういうことを書くとツライですが。
暴走している原発（これは機器が復旧できず、通常の操作ができていない、という意味です。メルトダウンを起こしている、とか、そういうことではありません。詳しい状況は政府の発表を確認してください）の存在が、緊急外科手術が必要なほどの重傷ですが。
拡散した放射能物質による汚染は、早急に生きるか死ぬかの問題ではありませんので。
放っておいていいわけではないので、最低限必要な対策をとりますが。
まずは、東北地方の救済なわけですよね。
今、必要以上に放射能の恐怖を煽って対策をすることは、
「東北地方は見殺しにしていいから。まず俺たちを放射能から救え」ってことですよ。
放射能ヒステリーの人たちは、そのことがわかっているのですかね。
彼らが無責任に放射能に対する恐怖を煽るなら、
現実に、風評被害を受ける人たちもいるわけですし。
取り締まっても、いいと思うのですけどね。
私は言論弾圧を推進するつもりはありませんけど。
自分の言葉で現実に何が起きるか、誰であれ言ったことについて責任はとらなけばならない、と思うわけですよ。
私自身のことも含めてね。
追記：
まあ、上には思ったことを書きましたけど。
実際に取り締まりをするのは、ヒステリーをいっそう助長して、政府への不信感を高めるだけの結果にしか
ならないと思うので。逆効果にしかならない、かなぁ。
ヒステリーを治める有効な手段ってないですかね。
精神安定剤でも、配って回ればいいのかな。
