kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

気になる原発の今3

福島原発の事故処理の見通しについて。
つい先日、細野豪志首相補佐官福島第一原発放射性物質の漏出を食い止めるまでに「少なくとも数カ月」との見通しを示したことについて、与野党の議員様から「根拠を示せ」と大合唱が起きています。
で、私が推測するところだと、
政府が以前に案を出した、原発の建屋の代わりに、大きな布テントをかぶせる案、
それの実現にかかる時間が、数ヶ月……という見込みではないのかな、ってところです。
現状では、原子炉の内部を監視するための電源復旧作業は完了してませんし、
ほとんど何もわからない状況のはずで、数ヶ月なんて見通しも立つはずがなく。
たぶん、応急処置的に拡散を防ぐ手段として、
建屋に布をかぶせて、放射性物質の飛散を防ぎ、
地面をコーティング材で固めて、放射性物質の飛散を防ぎ、
海は、原発周辺の湾を布で外界と隔離して、放射性物質の拡散を防ぎ、
これだけやって数ヶ月。ってことじゃないですかね。
それでも、
揮発するヨウ素などについては、半減期が短いので、放っておいても無害化されるってことで、最初から考慮されず。
地下水や地下の土壌汚染については、モニタリングする仕組みがないので、こちらも考慮の外で。
とにかく目に付くところに手立てをしました、ってところまでが数ヶ月かかりますということでしょうかね。
で、その間に肝心の原子炉とか使用済み核燃料がどうなるかについては、
今のところ、誰も見通しを語ってくれないんですよね。
なんとも、心許ない話ですね。