kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

菅直人という傑物

いよいよ政局が騒がしくなってきました。内閣不信任案が可決されるのか否か。
メディアは毎日面白おかしく書き立てています。
私としては、どちらに転ぼうが、さっさと結果が出て次に進むのなら、どうでもいいと思っているのですけど。
一つ気になることがあります。
菅直人」という人間について、ここまで総理大臣の椅子に固執する理由には、いったい何があるのか。
ということです。
この人が総理に就く前までの流れを見てみると、
安部首相→福田首相麻生首相自民党政権が倒れる→鳩山首相→そして、菅首相、とまあ、
1年にも満たないきわめて短期の間に、首相が任命されて世論の支持を失い、次の人へ。
という動きが繰り返されていました。
現状の菅総理の評価についても、これらの前任者と同じように世論の支持を失い、
いつ交替してもおかしくない状況です。
しかし、今のところ辞任を考えたようなそぶりはいっこうに見せません。
野党から、メディアから、世論から、猛烈なバッシングを浴びても、少しも堪えているようには見えません。
これは並の神経ではないと思うのですが。それ以上に、なぜそうまでして総理大臣の座に就いているのかが不思議です。
というのも、何かしたいことがあるから総理の座について、なんとしても成し遂げようとする……というのなら
理解できるのですが。
ここまでの言動見ていると、
その時々のメディアがクローズアップをする事象を取り上げて政治公約にしているだけで、
言動が一貫していませんし、形になった物もありません。
政治的な使命を果たすために総理の座に就いているのでは、なさそうです。
では、
現実的な権力や金銭などの見返りを求めて=利権のために総理大臣の椅子に居座っているのか、と考えてみると、
多額の企業献金を受け取った、というような話を聞きませんし。
ここまで彼がやってきたことの中に、何か納得できそうな理由を探してみたのですが、
出てくるのは、「パフォーマンス好き」ということだけで、金持ちになったわけでもないですし、
子分が増えて派閥が拡大した、ということもありませんし。
一体何が彼を突き動かしているのか、よくわからなかったのですが。
……考え方を変えてみることにしました。
「パフォーマンス好き」ということは、ハッキリしているので。これが彼の行動原理だと規定し直してみます。
つまり、とにかく目立ちたい。アイドルがスポットライトを浴びたいのと同じ。
善役でも悪役でもなんでもいいから、とにかく政治の舞台で主人公として脚光を浴びる。
それが目的だとしたら……総理大臣の椅子に座って、メディアに騒がれる日々は、
彼にとって最高に幸せな、まさに至福の日々、になるのですかね。
そう考えると、なんとなく「菅直人」という人間が見えてきたように思えました。