今日の気になるニュースは……昨日取り上げるべきネタなのだろうけども。
久々に胸が熱くなる、痛快なニュースでした。
劇的同点ＰＫ Ｗ杯つかんだ！ 豪州に１−１ ホームで史上初＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
試合結果は、スコアだけ見ると１−１の引き分けで、褒められた結果ではないのですけど。
後半終了近くで、オーストラリアに先制弾を許してしまって。そこから崖っぷちで、よくぞ同点に追いつきました。
その勝負への執念はアッパレでした。
このあたりの泥臭さ、というか、勝負強さは、前回のアフリカＷ杯のメンバーが大半残っているチームならではこそ、でしょうか。
前回のＷ杯は、地道にコツコツ、敵の猛攻に耐えて耐えて後の反撃、とか。
先制を許した後での逆転劇とか。
それまでの日本チームにはない、勝利への執着が見られて。日本チームの躍進、快進撃に心が躍ったものでした。
仕事そっちのけで、かかさず朝早起きしてテレビ中継見てましたよ。
ザッケローニ監督になってから、侍ブルーの大和魂は、さらに磨かれてきたように思います。
でも、
欲を言えばもっと楽に勝てた試合だったんじゃないかなぁ……と思ったり。
仕事中だったので、テレビ中継は見ることが出来なかったのですが。
ネットの速報と、スポーツニュースを見た率直な感想は、日本チームがゲームを支配していた試合であったように思えました。
試合を決める決定的なチャンスも、日本チームの方が多かったように思えます。
でも、そこで決めることができなかった。
それで、リズムに乗りきれず、試合終了時間も迫ってきたところで焦りがまして、
オーストラリアチームに先制を許してしまったのではないでしょうか。素人目にはそう見えました……
このままでは、本戦は厳しいのではないかな。
とくに気になるのは、
アフリカＷ杯が終わったとき、ポスト遠藤を誰が埋めるのか、それが大問題として話題になっていました。
年齢的に３０歳を超える遠藤が、本戦のリーグ予選をフル出場するのは体力的に厳しいだろう。
ザッケローニ監督の仕事は、ポスト遠藤となる次の若い世代を見つけることだ。とも言われてましたし……
でも、ザッケローニ監督が採用したプランは、トップに前田を配置して、
トップから中盤にかけての遠藤の仕事を前線の前田に肩代わりさせて負担させることで。遠藤の負担を減らして、なんとか１戦戦い抜かせる戦術で……これは、小手先のその場しのぎとも言える物ですよね。
予選は試合間隔が開いているから、なんとかなりますけども。
目の前の一戦だけ戦い抜いたら、その後１ヶ月以上試合有りません、ってことがザラですから。
でも、
本戦のリーグ戦が始まれば、疲労を回復させることが出来ないまま、チームが機能しなくなってしまうリスクが高いです。
そんなことは分かっているはずなのに、ザッケローニ監督はどうするつもりなのかな。
まあ、まだ１年あるから……いや、もう１年しかない、と言うべきなのか。
とにもかくにも、日本代表はブラジルＷ杯に出場する資格を得ました。
前回以上の活躍を期待します。
