kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

正直、「よくわからない」の一言につきる――首相が靖国参拝、「御英霊に哀悼の誠」「恒久平和の誓い」 安倍首相談話

年末、このまま株価も1万6000円台をキープして。
まあまあ無難に終わるのかなぁ……と思っていたら。最後に爆弾を落としてくれました。
うーん、これは読めなかった。


首相が靖国参拝、「御英霊に哀悼の誠」「恒久平和の誓い」 安倍首相談話 - MSN産経ニュース 首相が靖国参拝、「御英霊に哀悼の誠」「恒久平和の誓い」 安倍首相談話 - MSN産経ニュース

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2013.12.26 12:19 [安倍首相]
本日、靖国神社に参拝し、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊安らかなれとご冥福をお祈りしました。また、戦争で亡くなられ、靖国神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を慰霊する鎮霊社にも、参拝いたしました。
御英霊に対して手を合わせながら、現在、日本が平和であることのありがたさを噛みしめました。
今の日本の平和と繁栄は、今を生きる人だけで成り立っているわけではありません。愛する妻や子供たちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら、戦場に倒れたたくさんの方々。その尊い犠牲の上に、私たちの平和と繁栄があります。
今日は、そのことを改めて思いを致し、心からの敬意と感謝の念を持って、参拝いたしました。
日本は、二度と戦争を起こしてはならない。私は、過去への痛切な反省の上に立って、そう考えています。戦争犠牲者の方々の御霊を前に、今後とも不戦の誓いを堅持していく決意を、新たにしてまいりました。
同時に、二度と戦争の惨禍に苦しむことが無い時代をつくらなければならない。アジアの友人、世界の友人と共に、世界全体の平和の実現を考える国でありたいと、誓ってまいりました。
日本は、戦後68年間にわたり、自由で民主的な国をつくり、ひたすらに平和の道を邁進してきました。今後もこの姿勢を貫くことに一点の曇りもありません。世界の平和と安定、そして繁栄のために、国際協調の下、今後その責任を果たしてまいります。
靖国神社への参拝については、残念ながら、政治問題、外交問題化している現実があります。
靖国参拝については、戦犯を崇拝するものだと批判する人がいますが、私が安倍政権の発足した今日この日に参拝したのは、御英霊に、政権一年の歩みと、二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を、お伝えするためです。
中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは、全くありません。靖国神社に参拝した歴代の首相がそうであった様に、人格を尊重し、自由と民主主義を守り、中国、韓国に対して敬意を持って友好関係を築いていきたいと願っています。
国民の皆さんの御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

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安倍首相が、総理大臣として靖国神社に参拝しました。
たぶん、スケジュール的には公務としてぎりぎりの日程、だったのではないでしょうか。
で、談話を発表しましたけど。
まあ、これで納得するのは日本人だけだよなぁ……
さっそくアメリカから答えが返ってきました。即答ですよ。


安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明 安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明

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*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2013年12月26日
 日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。
 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。
 米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する。

原文
December 26, 2013

Japan is a valued ally and friend. Nevertheless, the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.

The United States hopes that both Japan and its neighbors will find constructive ways to deal with sensitive issues from the past, to improve their relations, and to promote cooperation in advancing our shared goals of regional peace and stability.

We take note of the Prime Minister’s expression of remorse for the past and his reaffirmation of Japan's commitment to peace.

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議論の余地なし、
一考の余地なし、って事でしょう。
参拝するならするで、色々と問題になっていることを片付けてから……というなら分かりますけどね。
A級戦犯分祀とか。
政教分離を明確にするための、憲法改正とか。
ハードル高いですけど。真正面からぶつかっていって、それで懸案事項を処理して。その上での参拝、というなら分かりますけど。
面倒な手続きは全部すっ飛ばして、とにかく参拝しました……って言われてもなぁ。