kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

実は近代以前の政治体制だった――中国当局がキリスト教会取り壊し

なんというか、このニュースを見たときに。中国という『国』がなんなのか、わかったような気がしました。


中国当局がキリスト教会取り壊し NHKニュース 中国当局がキリスト教会取り壊し NHKニュース

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4月29日 19時37分

キリスト教徒が急増している中国では、行政当局が、違法建築という理由で大勢の信徒が反対するなかで教会の建物を取り壊すなどの動きが相次いでおり、今後、キリスト教への圧力が強まるのではないかという懸念が出ています。
中国では、貧富の格差などさまざまな社会問題を背景に、都市部と農村部の双方で、キリスト教徒が急増し、その数は1億人に上るともみられています。
このうち、特に信徒が多い沿海部の浙江省温州では、地元当局が信徒の寄付で建設され完成間近だった教会を、違法建築だとして大勢の警察官を動員したうえ重機を使って29日までに取り壊しました。
教会には、取り壊しに反対する信徒3000人近くが集まり、礼拝を行ったり賛美歌を歌ったりして取り壊さないよう訴えましたが、信徒らによりますと、教会の代表者が連行されたということです。
さらに浙江省台州舟山でも、教会の十字架を取り外すなどの動きが出ています。
これに対して、浙江省側は、違法建築の撤去は去年から進めているもので、国有企業なども含まれ、特定の宗教を対象にしていないとしています。
中国政府は、当局の管理を超えてキリスト教が広がることは、共産党の政権基盤を揺るがしかねないと警戒しており、教会の取り壊しという極めて異例な措置をきっかけに今後、キリスト教への圧力が強まるのではないかという懸念が出ています。

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私は、中国については「遅れてきた帝国」「時代錯誤の覇権主義」だった、と思っていたのですが。
覇権主義どころか……『近代』にも到達せず。それ以前、『近世』を生きていたのですね。
なまじ、科学と経済が現代風に発達していたために、真の姿を見誤っていたようです。
日本的に言えば、「江戸時代」を生きている人達、と考えるとしっくりくるでしょうか。
地方自治体とは、「藩閥政治」で、
「中央共産党」は「江戸幕府」と「老中」の集まりで。
習近平」は、「将軍」だったわけです。

だとすると……
今は「中興の改革」期にあたるのか、それとも「幕末維新」に該当するのか。
近年の「開放路線」がスケールの大きな「鎖国」なのか、それとも「幕末開国」なのか。
どちらであるのかによって、今後の流れが大きく変わりますね。
その辺は、これからの動き次第……でしょうか。
なんにしても、ようやく「中国」という社会が分かったきがします。