kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なんだか『暗殺』へ向かってまっしぐらっぽいね――朴大統領「日本、歴史直視できず過去の歴史に埋没」

久し振りに隣国メディアの日本語版から。気になる記事を取り上げてみました。

つい、先月末には突然体調を崩して。
病院にひきこもってしまった、と思ったら。ケロッとした顔で出てきた隣国のオバサン大統領ですが。
ここにきて、突然の方針転換のようです。


朴大統領「日本、歴史直視できず過去の歴史に埋没」 | Joongang Ilbo | 中央日報 朴大統領「日本、歴史直視できず過去の歴史に埋没」 | Joongang Ilbo | 中央日報

朴大統領「日本、歴史直視できず過去の歴史に埋没」
2015年05月04日14時31分
[中央日報日本語版]

朴槿恵(パク・クネ)大統領が安倍晋三首相の米国上下院での演説に関して「日本が歴史を直視できず自ら過去の問題に埋没しつつある」と批判した。
朴大統領は4日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議で「安倍政権が過去の問題について心からの謝罪で近隣諸国との信頼を強化できる機会を生かせないのは、米国でも多くの批判を受けている」と伝えた。
朴大統領は「日本が過去の問題に埋没しつつあったとしても、これは私たちに解決できない問題」と強調した。それと共に「韓国の外交は過去の歴史に埋没せずに、過去の歴史は過去の歴史のとおり明確に指摘して行かなければならない」と話した。
朴大統領はさらに「韓米同盟や韓日関係・韓中関係などの外交問題は、また別の次元の明確な目標と方向性を持って推進しなければならないだけに、各事案にともなう韓国外交の目標達成のために所信を持って積極的な努力を傾けてほしい」と関係部署に注文した。


日本のメディアはオバサン大統領のこの発言を、
「歴史問題と外交の切り離し」として伝えていますが。それが本当かどうかは別として。
韓国の歴史観を日本に訴え続ける……とか宣言してますから。
これまでの方針から転換、というよも軌道修正したのかどうか、怪しいところです。
その上で、
停滞している日韓、米韓、中韓の懸案事項について。個別になんとか前進させろ、と注文つけている。のですが。
判りやすく言えば、『現場に丸投げ』状態ですね。リーダーシップの欠片もありません。
ざっくり、
ここ最近の韓国の政局を俯瞰してみると、
外遊で国会議員の追求から避難して時間を稼いでいる間に、次の政策を練っていたのですが。
結局何もまとめることができず、帰国の日が迫って、
それでも、仮病で時間稼ぎ。をしてみたけど。
やっぱり何も良案をまとめることができず、
現場の役人に丸投げ、の『檄を飛ばして』体裁をつくろうことしかできなかった。
という所でしょうか。
結果として、無能を晒しただけで。
行き詰まってしまった韓国経済、他の諸問題に対して。まったく効果的な政策を打ち出せていません。
いちおう韓国政府としては、外交方針の転換も考えているみたいですけども。
今さら時既に遅し、時期を逸したというか。
日本やアメリカなどの周辺国としては、すでにサンクコストを積み重ねている状況なので、
これまで掛けてきた外交コストをチャラにして有り余るほどの
よほど劇的な変化と成果が見られなければ、いまの韓国に対するプライオリティは変えられない。と思うのですよね。
多分、今の韓国民も政府もそこまで追い詰められた状況だって、気がついていないのだろうな。



Chosun Online | 朝鮮日報 【寄稿】「悪い日本」国際宣伝、韓国の戦略に限界 Chosun Online | 朝鮮日報

安倍訪米、韓国「積極外交」の契機に

 安倍晋三首相の訪米結果を受け、韓国の外交が孤立するのではないかとの懸念が浮上している。日米間には「バラクと晋三の蜜月」という言葉が登場、先日のアジア・アフリカ会議バンドン会議)では日中首脳会談が行われ、和解の兆しが見えたからだ。北東アジア諸国の積極外交で韓国外交の立つ瀬がなくなるという焦燥感から生まれた懸念だ。しかし、現在の北東アジア国家の関係をゼロサム・ゲームで見れば単純化という過ち犯しかねない。今こそ国益上の損得を見極め、韓国の外交力を発揮する機会だということを忘れてはならない。
 今回の日米首脳会談の結果は、日本が日米同盟を深化させ、東アジアでの役割を拡大していくという宣言だった。つまり、「1951年戦後体制」の復元と「岸路線」の拡大復活ということだ。1951年の日米安保条約で日本は米国に基地を提供、60年の安保条約改定で岸信介首相は極東の安全のため米軍の後方支援を拡大した。岸氏の孫・安倍首相は日本の米国に対する支援を全世界に拡大しただけでなく、米軍が攻撃されれば一緒に攻撃できるようにした。安倍首相は北東アジアにおけるパワーバランスのため、米国に代わり日本の軍事費負担により普天間基地移転を強行した。そして、米国が主導する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に積極的に参加することで、米国のリバランス政策に協力した。その見返りとして、安倍首相は自身の念願である憲法改正に一歩近づくことができるようになった。このように今回の日米首脳会談は両国の利益が合致した結果だった。特に、日米防衛協力指針(ガイドライン)は両国が中国への対応を共に取ることを明確にした。
 日本の役割が拡大しているのは、韓国にすれば損得両面がある。日本の役割には韓半島朝鮮半島)有事の際の戦争抑止効果をもたらすというプラス面がある一方で、韓国が意図していない状況で韓半島内で戦争の危険性が高まるマイナス面もある。また、日中間の軍事的緊張は韓国の立場を困難にするかもしれない。したがって、韓国は韓日間の緊密な安保協力を通じ、日本の軍事的役割の透明化を目指さなければならない。また、日本が北東アジアで公共財の役割をするよう外交的力量を発揮すべきだ。
 安倍首相の米上下両院合同会議での演説には、やはり失望を覚えた。安倍首相の言動を見ると、今回の演説は安倍首相の「マジノ線」(最後の防御線)を示した。安倍首相は植民地時代の侵略を認めようとしない傾向があり、従軍慰安婦問題についても強制連行を認めていない。安倍首相にとって容認可能な限界は、バンドン会議で使用した「反省」という言葉から少し進んで「植民地時代に苦痛を与えた」までだ。米国や国際社会の圧力が安倍首相自身の認識を半歩前進させたのだ。8月の(戦後70年)談話の内容もほぼ同じレベルにとどまるだろう。韓国が望む植民地時代の「侵略」「反省」「謝罪」というキーワードすべてを安倍首相が受け入れないのは明らかだ。日本国内でさえ、「安倍首相の演説は、米国国民には感情的な訴えを通じて絆(きずな)を強調したのに対し、アジアには冷淡だった」と批判されるほどだ。こうした点から見ると、今後の韓日関係は順調でないことを予告したも同然と言える。
 今は、韓国の外交が北東アジアをどのように作り、各国関係をどのようにしていくのかという積極外交が必要な時期だ。安倍首相の訪米で「悪い日本」という宣伝だけで国際社会を説得するのには限界があることが明らかになった。6月の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領訪米は積極外交の場として活用しなければならない。韓国は北東アジアでの役割を拡大するためグランドデザイン(全体構想)を具体化し、韓国が貢献できることを国際社会に示すべきだ。これが前提になれば、北朝鮮問題や韓日関係改善に対する韓国の解決案も力を得られる。


陳昌洙(チン・チャンス)世宗研究所日本研究センター長
朝鮮日報朝鮮日報日本語版