kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

放射脳の人って、なんで現実を見ないのかな――【熊本地震】「原発止めろ」の非常識…停電のリスク高まる 

今回の地震で、
ちょこちょこ話題になる、この話。
ネットでも、見かけますけどもね。
なんというか……この手の主張をする人って、
原子力発電所』の事故について、
マジメに考えているのか、ものすごく疑わしく思えます。
というか、
マジメに考えてないでしょ?
政府とか議会が出した、調査報告書も読んでないんでしょうね。
一時期pdfで配布してましたから、
私もダウンロードして、ちょっと目を通してウンザリしましたけども。
量が量なんで。
まあ、それはいいとして。
原発事故の恐怖は今でも身に染みていて、覚えてますよ。
40年くらいの人生ですけども。
明確な死を覚悟したのは、
あの時と、子供の頃に天井から落ちたとき、それに崖から落ちそうになった時、
ぐらいですかね。
崖から落ちそうになったときは、私は落ちずにすみましたけども。
隣で遊んでいた子が落ちて、救急車で運ばれて。一生残る傷ができました。
親にはしこたま怒られたかな。

【熊本地震】「原発止めろ」の非常識…停電のリスク高まる 懸命の復旧作業の妨げに(1/3ページ) - 産経ニュース 【熊本地震】「原発止めろ」の非常識…停電のリスク高まる 懸命の復旧作業の妨げに(1/3ページ) - 産経ニュース

 九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に対し、熊本地震をきっかけに、共産党や一部の反原発団体が運転停止を求めている。だが、原発が止まれば九州の電力供給に重大な懸念が生じ、停電のリスクが高まる。反原発派の言動は、被災地の住民が願う電気復旧の妨げにもなりかねない。(高瀬真由子)
 大前提として、今回の地震川内原発に、安全上の問題は生じていない。
 原子力規制委員会が設定した川内原発の基準地震動(想定される最大の揺れ)は、揺れの勢いを示す加速度で620ガルだ。
 鹿児島県内の断層だけでなく、今回の震源である布田川・日奈久断層帯での地震も想定した上で、この基準地震動が定められた。原発施設はこの数値に耐えられる設計となっている。
 また、620ガルまで到達しなくても、160ガルの揺れで自動停止するようになっている。
 14日以降の一連の地震で、川内原発がある薩摩川内市で観測された震度は「4」が最大だった。加速度でいえば、熊本地方でマグニチュード(M)7・3を観測した16日午前1時25分ごろの地震でも、8・6ガルが最大だった。
 規制委は「今の状況で問題があるとは判断していない」としている。
 ところが、反原発を主張する政党や団体は「電力需要からみても川内原発を動かし続ける必要はない」(共産党国会議員団)、「安全性に強い危惧を有している」(脱原発弁護団全国連絡会)と即時停止を訴える。
 首相官邸前では19日、反原発団体が集まり、原発停止を求め「これ以上リスクを拡大するな」と、危機感をあおった。
 仮に川内原発を停止した場合、九電は代替の火力発電所をフル稼働させなければならない。そして余震が続く熊本や大分両県にも、大型の火力発電施設がある。
 地震による被害や、それに伴う点検で火力発電所を停止する事態になれば、原発ゼロでは供給力不足に陥る懸念がある。需要と供給のバランスが崩れ、大規模停電を誘発する可能性も否定できない。
 確かに東日本大震災では、東京電力福島第1原発事故が被災地に大打撃を与えた。同時に、震災後に首都圏を襲った「計画停電」による大混乱は、電力供給の重要性を再認識させた。
 川内原発は、福島の事故を教訓にした新たな規制基準に合格し、再稼働した。
 現状で川内原発を停止することは、被災地を含め、停電へのリスクを高めるだけの愚挙だといえる。


川内原発地震で破壊されるなら、他の発電所なんか、とっくに壊れてしまうわけで。
実際、東日本大震災では原発よりも、一般の発電所の方が被害ひどかった。
原発で大きな被害があったのは、フクシマだけ。
でも、一般の発電所は、広範囲にわたって破壊されたモノが続出して、
これが、復旧の大きな妨げになった。
なぜそれで、「電力供給は十分」だと言い切れるのか、
どんな根拠があるのか、さっぱりわかりません。
いや、そもそも、
原発止めろ』って騒いでいる人って、
基礎知識もないんじゃないだろうか。と、とても疑わしいです。
フクシマも「緊急停止」には成功しているのですよ。
つまり、
ここで今「原発止めろ」と騒いでいる人達が望んでいる「非常時に停止した状態」には成功しているのです。
原発止まっていた状態で事故起きてます。
その後の冷却が上手く行かなかったから。津波で全電源喪失したのが原因、と言われてますけども。
ちなみに緊急停止に成功した燃料棒が冷温停止で安全な状態になるまで(冷却が完了するまで)、2〜3年はかかるそうです。
つまり、今、原発を即座に止めても燃料棒はすぐには冷えないので。
リスクは大して変わらないのです。
で、こう書くと、
「緊急停止で燃料棒を冷やしておけば、運転中よりも冷却が簡単で済む」とか、
そういう阿呆な主張をする人がいるのですけども。
それはつまり、
地震で緊急停止も不可能になるかもしれない」ってことですかね?
それとも、
1日程度の冷却差が、リアルに生死を分ける状況に追い込まれる、ということでしょうか?
それに備えておけ。と。
その場合は、
いったいどんな事態を想定しているのでしょうか?
東日本大震災に限らず。
これまで原発は緊急停止している事例が幾つかあるのですけども。
問題起きているのは、すべて緊急停止した後のはなしなんですよね。
私の知る限り、ざっと調べてみましたけども。
緊急停止に失敗しました、って事例が出ていません。
そりゃ、ないわな。
原発の設計ミスになるもの。
あと、
1日程度の冷却差が生死を分ける状況になる。っていうなら。
それこそリスク高すぎるので、いますぐ避難するべきでしょう。
しないとオカシイですよ。
原発事故が発生するまで、24時間程度の猶予しかないです」
ってことなんだから。
なんというか、主張がすごくアンバランスなんですね。
原発止めても、電気はどうになかるじゃん」みたいな。
原発事故起きるほどの危険性在るのに、住民は避難しなくてイイの?」って、
そのことには一切答えないで。
とにかく「原発止めろ」の大合唱になるわけです。


いま川内原発止めても、止めなくても。
この地震川内原発が事故を起こしてしまうなら、
事故が起きるときの状況には大差がないってことですよ。
原発が動いているのは、
動いていても止まっても、事故には大して影響がないだろう。って話です。
一番、
ありえそうなのは、
フクシマと同じケースで、
緊急停止した状態で、冷却不可能になりました。ってケースだろうから。
『その予防措置をとれ』っていうなら、
事故が起きることを前提にした措置が必要です。
半径30キロ圏内の住民は即避難でしょう。
マジメに考えるなら、
原発止めても住民避難させないと、意味がないんです。
数日程度の冷却差が生死を分ける、って状況なら。
はっきり言って。
数日で全住民避難なんて不可能なんですから。
最悪を想定して、今から時間をかけて避難するべきですよ。
フクシマは運が良かったんです。
そして、川内原発の今停止しておけば事故があっても大丈夫、って発想は。
「運を天に任せている」だけです。
そのリスクを見るなら、住民避難は必須です。
原発止めただけでは、
ただ、停電のリスクを高めただけ。
住民避難をいっそう困難にしただけ、って阿呆な結果にしかなりません。


なのに、「原発止めろ」って騒ぐ人は
無意味な主張を喚いているわけですね。
もっとマジメに考えて欲しいですね。
だから、
放射脳』ってバカにされるんだよね。
だから、
川内原発止めろ」ではなくて、

川内原発の周辺30キロの住民には今すぐ避難命令をだせ』と、
堂々と主張して欲しいです。
しなかったら、オカシイだろ。
川内原発周辺住民の緊急疎開を訴えている人こそ、マジメに原発問題を考えている人ですよ