kg_noguの愚痴日記

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これじゃあ、原発止められないなぁ――【熊本地震】反原発活動が活発化 ネットの川内運転停止署名に12万人超

これじゃあ、原発止められないなぁ――
日本の有権者数は、直近の総選挙が2014年の衆議院選挙なのですが。
その時で、1億424万9187人らしいです。政府発表で。


【衆院選2014】総務省が有権者数訂正  - 産経ニュース 【衆院選2014】総務省が有権者数訂正  - 産経ニュース


なので、
全国規模で12万人の署名、というのは。全体の1%程度でしょうか。
これは、法案提出などでは十分意味のある数だと思いますが。
法律などの明確な規制とは明らかに異なる、『恣意的』な強権を発動することを求めるための
署名としては数が少ない。というか少なすぎますね。
たとえば、
地方の条例に関して、『直接請求』と言われる制度があるのですけども。
ここでは、条例の制定、改廃の他、行政の監査などを要求するのに。
有権者総数の50分の1と定められています。
今回の署名は、
全国規模で集められているのでしょうから。
これに照らし合わせても、ざっくり200万人以上の数が必要ではないでしょうか。
憲法に明記されている『住民投票』なら、過半数が必要です。
かなり乱暴な議論ですが、
現行で存在する制度と照らし合わせても、
強権を発動するには、それなりの根拠が必要になるわけです。
全国規模で12万人の署名、というのは。
客観的に見れば、やはり『ごく少数』と言わざる得ないですね。
地震が起きてから、3週間が経ちました。
そろそろ、感情論ではない、真面目な議論を進めるべきではないですかね。
ちなみに、
私的には、
原発停止が必要なほどのリスクを認めるなら、まず先に住民を避難させる。
という考えは以前に書いたとおりで。
「何が起きるかわからない」リスクを想定するなら、尚更、住民避難は必須でしょう。
住民の命と財産を守るためには、そういう署名が必要なはずです。
原発停止を求めるだけなら、単なる地震パニックによる感情論の阿呆をさらすだけ、
という考えも変わっていません。


川内原発停止申し入れについて思うこと――<民進>川内停止要求せず 旧民主側が慎重姿勢
http://d.hatena.ne.jp/kg_nogu/20160422#1461253667


とか、相変わらずトラックバック機能の使い方、わかってなくて。
アドレス、ベタ貼り格好悪いな。と。


ただ、今回の地震原発については、
個人的に気になっているところもあって、
それは
こんなバカ騒ぎではなくて、もっと現実的な話で、
震源地が北東方向へ移動しているようにも感じられる点です。
いま震源地よりも
南西ある『川内原発』よりも、
北東の先にある、四国の『伊予原発』の方が、
今後、被災する可能性が高い、と感じています。
津波のリスクもありますし、
何かしらの手立てが必要なのは、こちらの方ではないでしょうか。



【熊本地震】反原発活動が活発化 揺れ想定の70分の1でも不安あおる ネットの川内運転停止署名に12万人超(1/3ページ) - 産経ニュース 【熊本地震】反原発活動が活発化 揺れ想定の70分の1でも不安あおる ネットの川内運転停止署名に12万人超(1/3ページ) - 産経ニュース

 熊本地震をきっかけに、反原発運動が活発化している。国内で唯一稼働している九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に対し、インターネット上で呼びかけられた運転停止署名が6日現在、12万4千人を超えた。だが、原子力規制委員会は「現状で安全上問題はない」と科学的根拠を挙げて地震の影響を否定。有識者もリスクは小さいと強調しており、過度に不安をあおる反原発活動の非科学性が浮き彫りになっている。
 「万が一、福島第1原発のように事故が起きれば、九州全体が放射線の海と化する」。熊本県出身者がネットで川内原発運転停止の署名を呼びかけると、4日間で10万人分を集め、第1陣として4月21日に内閣府に提出した。原発差し止め訴訟の弁護団などでつくる脱原発弁護団全国連絡会も、原発停止を求める申し入れ書を原子力規制委員会に提出している。


ちなみに、
去年、『戦争法案』とサヨクが呼んでいた安保関連法案の審議に反対する抗議集会が、
8月30日に国会前であったのですが。
この時の関連団体が発表した参加人数が12万人でした。


安全保障関連法案に反対する学者の会 安全保障関連法案に反対する学者の会


なので『12万人』という数字は、ノイジーマイノリティーの限界値、なのかもしれません。
と思ったり。