小池百合子都知事が誕生してから。
さっそく、動きましたか。
当選してから１ヶ月、
これは、それなりに時間をかけて結論を出してきた……といっても、移転作業の一時中止、という延期ですけども。
このままでは解決できない、大きな瑕疵が見つかった、
ということなのですかね。
最近は、
とくにテレビのワイドショーなどで仕切りに取り上げてますけども。
でもね、
建物が出来上がってそれなりに時間が経過してから、
騒いでもナァ。
本当なら、舛添前都知事とか、猪瀬元都知事の当時に、あれこれ騒いで置くべきだったのになぁ。と。
移転先の、
豊洲市場の土壌汚染問題については、当時からテレビで取り上げていましたけども、
いつのまにか、
うやむやになったまま、設備の建設を始めてしまいましたし。
色んな構想、というか周辺土地の利用開発プランなども、
いろいろ喧伝されてますけど。
今の所、稼働しそうなのが築地から移転してくる予定の「生鮮市場」だけで。
全部、絵に描いた餅のままです。
まあ、コレほとんど眉唾モノで実現しないですよね。
私的には、
一気に市場全部を移転するのは無理があるな。と。
最低限、安全を確保したら、
移る気のある人から移って貰って、
現状の築地市場も３年程度の猶予期間として、使用できるようにする。
そんな具合で、
市場の縮小、分散を織り込みながら、
ある程度の時間をかけて移動することを認めるしかないんじゃないかな。
それができない、というなら。
市場の廃止も覚悟しての、
築地廃止でしょう。
でも、３年程度の。なんて言っていたらオリンピックに間に合いませんけど。
もともと、
市場の移転は、
オリンピックに間に合わせる必要ないですから。
全然別の問題ですから。
オリンピックよりも先に発生した問題で、
オリンピックの終了後まで影響する大問題ですから。
オリンピックがどうこう言うのがオカシイのですよね。
【築地市場問題】「築地市場の閉鎖、解体工事も延期します」 小池百合子知事、移転延期を正式表明 - 産経ニュース
１１月に予定されていた東京都の築地市場（中央区）の豊洲市場（江東区）への移転について、小池百合子知事は３１日、「結論を申し上げます。１１月７日予定の移転については延期といたします。１１月２日に予定されている築地市場の閉鎖、その後の解体工事も延期します」と表明した。
築地跡地は２０２０年東京五輪・パラリンピックの選手村と都心部を結ぶ環状２号線を通す計画で影響が出る可能性があるほか、準備を進めてきた水産関連業者への補償問題も浮上しそうだ。
小池氏は７月の都知事選で移転について「一歩立ち止まって考えなければならない」と問題提起。今月１７日に環境省の元地球環境審議官、小島敏郎氏を都顧問に任命して調査を一任する一方、自らも両市場の視察や都職員からもヒアリングしてきた。
豊洲市場は東京ガスの工場跡地に建設され、都は約８５０億円かけて土壌汚染対策を進めてきたが、小池氏は継続して実施してきた地下水のモニタリング調査が終わる前に開場することに「大きな疑問を持っている」と指摘。「（移転は）安全を確認し、きっちりとした形で進めるべきだ」などと発言していた。
豊洲市場は５８８４億円をかけて既に施設の整備は完了。移転を延期すれば維持費が１日７００万円かかると試算されている。
