こう言ったら、変ですけども。
このニュースを見て、ほっとしました。
『核実験』が行われなかったので、ひとまず事態が急激に悪化することにはならなかった、と。
とか書きつつ、問題は、何一つ解決していないのですけどもね。
それでも、
何をするのか判らないのが『北朝鮮クオリティー』ですから。
私的に気にしていたことをまとめますと、
先週、採択された国連安保理の北朝鮮追加制裁案について、
これに強い抗議の意を示すために、
これまで控えていた『核実験』に踏み込むのではないか、
と考えたり……
その一方で、
北朝鮮に新たな制裁を加える理由というか、原因として、
「毎週ミサイル発射実験を行っていること」が挙げられていたので、
これに対抗して、隔週にしたのか……
とも思ったり。
今度は、中国を威嚇するために発射方向を変えてくるのだろう、
と予想したり。
そんな事を考えていたのですけども。
今日……6月8日にミサイルが発射されたことで、
着弾したのも、従来と似たような日本海の近くですし、
(ただし、日本のEEZの外なので、日本とは直接関係しない)
私の予想はどれも外れてしまいました。
その一方で、
なぜ今日、ミサイルを発射したのか、
その点について、
ひょっとしたら、
アメリカが空母を米国本土に帰還させる情報を先週には入手していたので、
ここでミサイルを発射してしまうと、
帰還に向けて動き出すはずのアメリカ空母が、
北朝鮮のミサイル発射によって、帰還取り消しとなり、
せっかく
軍事的脅威が北朝鮮から離れていく未来を、
自らの手で壊してしまいかねない……とか。
それを恐れて、
米空母が北朝鮮から十分に離れて、引き返すことも不可能な地点まで航行するのを待って、
十分に離れた、と
ここまで離れれば、もう戻ってくることはないだろう、と、
それが確認出来たので、
ミサイルを発射した、とか。
そういうことだったり。色々と推測できるのですけども……
誰か、
的確な解説をしてくれないでしょうか。
こまめにニュースをチェックしているのですけども、
モヤモヤとした説明ばかりで。
この後どうなるのか、気になって仕方ありません。
【北ミサイル】北朝鮮が日本海に数発発射、地対艦ミサイルか、東部・元山から - 産経ニュース
【ソウル=名村隆寛】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は8日午前6時20分ごろ、東部の元山(ウォンサン)付近から日本海へ向けミサイル数発を発射した。飛行距離は約200キロで、韓国軍では地対艦巡航ミサイルとみて分析している。北朝鮮によるミサイル発射は先月14日に中長距離と称する弾道ミサイル「火星12」の発射以来4週連続。
今回の発射は、4月15日の故金日成主席の生誕記念日の軍事パレードで公開された発射管4本搭載の移動式ミサイルの可能性がある。
北朝鮮は先月29日にも、同じ地域から短距離弾道ミサイル「スカッド」か、その改良型とみられる中距離弾道ミサイルを発射。ミサイルは日本海上空を約450キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられている。
国連安全保障理事会は北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難し、2日に金正恩朝鮮労働党委員長の側近を含む14個人と北朝鮮の4企業・団体を資産凍結や渡航禁止の制裁対象に追加する決議案を全会一致で採択したばかり。また、先月27日の先進7カ国(G7)首脳会議では、北朝鮮を「新たな段階の脅威」になったとし、核・ミサイル開発の完全放棄を要求するなど圧力強化で一致していた。