kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、安倍政権は関係ないよね ―― 「強制徴用者」を「戦時中の労働者」と記載、ジャパンタイムズが社告で釈明

 

たまに見かける『アベガー』ニュース。
日本国内では、もうほとんど相手にされなくなりましたけど。
だって、
なんでもかんでも『アベガー』の一言で済ませてしまって。
なんの説明にもなっていなんですもの。
政治にまったく関心がない国民でも、
『そりゃ、おかしいだろ』って気がつきますよ。
でも、
海外ではまだまだ通用するようで。
韓国とか日本国内に存在しているパヨク一派的には、
『安倍政権の圧力があって事実がねじ曲げられた』って形でないと。
困るから騒いでいるのでしょうけど。
実際のところ、
ジャパンタイムスが
安倍政権に忖度する、とか。阿る必要なんて、
どこ探しても出てこないわけですよ。
だって、
リーク記事とかもらっているわけじゃないし。
そもそもからしてジャパンタイムスの立ち位置が、
安倍政権に対して批判的で。
読者も安倍政権に批判的な人たちばかりなんだから。
そんな読者ばかり集まっているから、
今回の『用語の変更』も読者から問題視されたわけですけど。
そんな読者を相手に新聞を発行しているわけですから。
安倍政権が圧力掛けたところで、
売り上げに響かないし。
新聞が販売停止になるわけじゃないですしねぇ。
テレビ放送とかなら、
まだ放送法の監督権限の範疇で政府が影響力を行使することもできますけど。
新聞では何の問題にもなりません。
じゃあ、
どうして今頃になって用語を改めたんだ。ってことになりますけど。
多分、
その用語を用いている必然としての明確な歴史的事実、
ジャパンタイムスとしての見解を、
どこかの民間団体から質問書とか出されて
明確な回答、とか求められたときに、
適切な回答を出せなかったんでしょう。
というか社内で協議した、ってその過程ですよね。
きちんとした歴史的な事実の裏付けある説明が得られない、なら。
質問者から、
『それはフェイクニュースに当たりますよね。
 ジャパンタイムスはフェイクニュースを発信していると解釈させて
 いただきますので。
 御社の説明をお願いします』
とか求められて。
『従軍』慰安婦の『従軍』という呼称を使わなければならない必然性、
それを裏付ける歴史的事実とか。
『強制徴用』の『強制』を裏付ける事実を示すことができなかったので。
誤報を認めて語句を改めた。
って具合だと思いますけどね。
従軍ってのは、
作戦行動中の軍に帯同して随伴している人のことを指すわけですけど。
かつては
「従軍とは軍隊に従って戦地に行くことであり、それ以上の意味もそれ以下の意味もない」とかいう主張があって、
この言葉が使われていたのですけども。
(『従軍慰安婦』という言葉は、強制性とは別個の解釈で。
 この言葉使いがおかしいことは韓国側も指摘してました。
 だから韓国側は『強制連行』という言葉を使うんですよねぇ。
 『従軍慰安婦』という言葉を未だに使っているのは、
 日本の馬鹿な学者と惰性で使っているジャーナリストだけです。
 イエロージャーナリズムとして、
 こういうショッキングな造語を使って人目を引くのは、
 正しい手段なんでしょうけど。
 それは事実を正しく表す『報道』とは別次元の話です)
じゃあ、
かつて『従軍慰安婦』と呼称されていた人たちが
作戦行動中の軍に帯同して随伴して移動していたのか、というと。
軍隊に従って戦地に行っていたのか、というと。
研究を進めていくと、
どうも、これも事実と違うわけですよ。
軍の要請があって、
駐屯地に近い場所に慰安所を開設する、って事案は
確かに事実として存在するのですけど。
じゃあ、戦地以外で商売していなかったのか、
というと。
戦地以外でも売春商売をしたりしている。
その一方で、
作戦行動中の軍と帯同して移動していたのか、というと。
そうではない。
部隊の数に比して、慰安所の数の方が少ないので、
いろんな部隊と接触するべく
部隊を離れて慰安所独自の予定をくんで移動しているわけで。
部隊の作戦行動とは別個に独立して動いているのですよね。
もちろん、戦時中ですから、
戦場は民間人が勝手に動けない場所ばかりですから。
その都度、
軍部に指示を仰ぐわけですけど。
軍部が予定を立てて慰安所を動かしていたわけではなくて、
慰安所が独自に移動の予定を調整して動いていたりしている。
この形態が『従軍』と言えるのだろうか。というと。
それは『違う』だろうと、
研究結果が出ていたりするのですけども。
正しく言うなら『戦地慰安婦』という呼称がもっとも適当でしょうか。

(ただこれも『慰安婦』ってもともと『戦地で売春している女性』という語義ですから。重ね言葉になってしまうわけで。たんに『慰安婦』だけで通じてしまう訳です)
『強制徴用工判決』で話題になっている
『強制徴用』という用語についても、
『強制』された事実が認められない人たちに対して、
(徴用工判決の原告が、自分で『(自発的に)応募した』って証言しているのですから)
アリもしない事実を含んだ言葉で表現するのは、
それは『フェイク』としか言い様がないわけで。



今まで日本人は、こういう言葉の氾濫については無頓着だった……と言いますか。
ほとんど関心を払っていなかったのですけど。
ここへ来て、
そういう細かい用語の使い方をいちいちチェックする人たちが現れたので、
厳格な言葉使いをしないと、
抗議を受けてしまうようになった。
と。
それだけのことですよ。
巫山戯た仕事をしていたから、怒られた。
って。だけですね。

 

 

 

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 日本の英字紙ジャパンタイムズが、「従軍慰安婦・強制徴用被害者に対する論調を日本政府寄りに変えた」という海外読者の批判に反論した。
 ジャパンタイムズは先月30日、記事の下の注釈に、旧日本軍従軍慰安婦を「戦時に旧日本軍を対象とした売春街で働いていた女性」と、強制徴用者を「戦時中の労働者」と呼ぶと記載した。これは、日本がこうした人々を強制的に動員したという認識をなくし、中立的に規定したものだ。
 水野博泰編集主幹は7日の同紙社告で、「私はジャパンタイムズが外部からの圧力に屈したどのような非難も断固として否定する」と述べ、読者・社員との信頼関係を壊したことについて謝罪した。そして、「事案の複雑な特性を考えると、短い注釈では説明が不十分で、これがジャパンタイムズの方向性に対する無数の仮定につながった」と語った。
 ジャパンタイムズは先月30日付の記事で、慰安婦と強制徴用の単語としての意味を新たに規定するという内容の注釈を掲載し、海外の読者から激しい非難を浴びた。この注釈は韓国大法院(最高裁判所)が先月29日、パク・チャンファン氏=故人=らの強制徴用被害者5人が三菱重工業を相手取り起こした訴訟で、同社に対して被害者に1人当たり8000万ウォン(約800万円)の慰謝料を支払うよう命じた記事の下に付けられていた。海外メディアは、ジャパンタイムズが「韓国大法院の判決は受け入れがたい」という安倍晋三政権の見解に合わせ、慰安婦や強制徴用の意味をあらためて定義付けたものだと指摘していた。 ジャパンタイムズは注釈で「今後は慰安婦を『旧日本軍に性行為を提供するため戦争期間中に売春街で働いていた女性』と規定する。これには、自分の意思とは関係なく連れてこられた女性も含まれる。これは、女性によってそれぞれが経てきた経験の範ちゅうが多様だからだ」と説明した。
 強制徴用については「強制労働という用語は第二次世界大戦前と戦争中に日本企業のため雇用された労働者を指すのに使用されてきたが、これらの人々が働いていた条件や採用過程などが多様であるため、私たちは今後、これらの人々を『戦時中の労働者』と呼ぶ」と説明した。

パク・スヒョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版