kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ちょっと目先変えて韓国の話 ―― サッカーW杯:タックルだけで3失点、チームの足を引っ張る韓国DF陣

なんか、テレビのニュースが、
W杯日本代表チームの話題ばかりで。
それ以外のニュースの数が明らかに減ってしまって、
大変困っております。
まあ、
気持ちは分かるんだけどさ。
前評判が最悪で、
それがフタを開けたら大躍進で、
予選リーグで『1勝1分け』の成績ですもの。
前評判と比べたら破格の戦績ですよね。
というわけで、
ネットニュースの世界でも、
やっぱりW杯の記事だらけなのですけど。
その中で、
ちょっと目にとまったのがこの記事です。
韓国メディアの朝鮮日報の記事です。


いまさらながらに、
韓国代表の有名な『テコンドーサッカー』を批判するコラム、なのですけど。
実はこれには裏がありまして……
こんなコラム書いてますけど。
反則しないクリーンなプレイを心がけるべきだ。
とは一言も書いてないんですよねぇ。
反則行為を
『負けた』から批判してますけど。
勝っていたら批判しない、よ。
勝つためには相手を蹴り飛ばそうがエルボーしようが、
すべてオーケーという。
『テコンドーサッカー』の精髄が
記事の行間からにじみ出ております。
日本なら、
『フェアプレーの精神に恥ずかしい。国の恥だから代表やめさせろ』とでも
大ブーイングになるところですけど。
ちなみに、
同じグループリーグに入って対戦したメキシコ代表の監督からは、
『韓国は反則が多すぎてプレーの質が悪すぎるから、何か適切な措置をとってくれ』と
わざわざ厳しいクレームつけられています。
さすが、
韓国。半端ねぇわ。




サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会を前に、韓国が最も悩んだのがDFだった。DFの要だった金珍洙キム・ジンス、26)とキム・ミンジェ(22)がけがで代表から外れ、申台竜(シン・テヨン)監督は誰を試合に出すかグループリーグ第1節スウェーデン戦の数日前まで決められなかった。
 その結果、W杯ロシア大会で韓国は守備が乱れ、これまで行った2試合とも負けた。だが、ふたを開けてみると組織力の問題ではなかった。韓国をW杯グループリーグ敗退の危機に追い込んだ元凶は、DF技術の1つ「スライディング・タックル(以下、タックル)」だった。


■タックルだけで3失点とはどういうことなのか?
 韓国はスウェーデン戦に0−1、メキシコ戦に1−2で負けた。 3ゴールを献上したということだが、そのすべてがタックルのミスに端を発するものだった。4年に一度巡ってくるW杯が「タックル大惨事」で終わる事態になりそうなのだ。
 18日の第1節、スウェーデンとの試合では、タックルの反則が問題になった。0−0だった後半16分、左DFの金民友キム・ミヌ、28)がスウェーデンのMFビクトル・クラーソン(26)を左サイド後方からタックルした。ボールだけ奪おうとしたものだが、相手の脚に当たってPKとなった。
 2つめは、24日のメキシコ戦前半24分だ。メキシコの攻撃エリア左からアンドレス・グアルダード(31)が上げたクロスを韓国のセンターバック張賢秀チャン・ヒョンス、26)が阻もうとしてタックルした。ボールは張賢秀が伸ばした脚ではなく胸の方に飛んできて、手に触れてPKとなった。張賢秀は後半21分にもう1回、タックルのミスを犯した。逆襲を阻む状況でハビエル・エルナンデス(30)のフェイントにだまされて全力でタックルし、完全にやられた。


■「確信のある時か最後の手段としてやる」
 「レジェンド」と言われる元サイドバックのKBS解説者、李栄杓イ・ヨンピョ)氏は「タックルを使う場面は2つに限られる」と言った。1つめは「ボールを100%取れると確信した時」、2つめは「タックルでなければ阻む方法がない時」だ。スウェーデン戦の金民友の場合は絶対にタックルをしなければならない状況ではなかったというのが大方の意見だ。タックルで冒険するよりも、FWがゴールの方に向けないように立ちはだかって阻み、外に押し出す方法を取るべきだったというのだ。
 張賢秀の2度タックルについては、複数の専門家が「完全な間違いだった」と口をそろえる。李栄杓氏は「最初の失点の場合、クロスはタックルでなく体で(立ったまま)阻むのが基本だ。体を横にしてしまったら、むしろ上の空間を相手に対して許してしまうことになる」と分析した。2点目の失点についてMBC解説者の安貞桓アン・ジョンファン)氏は「相手はタックルで来ることだけを待っているのに、そこでタックルをしたらどうするんだ」とタイミングの問題を指摘した。李栄杓氏は「タックルするのではなく、相手をマークして右利きのエルナンデスの右足の角度を阻んだ方が良かった」とした。
 韓国がタックルでサポーターたちをやきもきさせるのは今回に限った話ではない。最近では2010年W杯南アフリカ大会のナイジェリア戦で、金南一キム・ナミル)の遅いタックル(PKで失点)があったし、古くは1998年フランス大会で河錫舟ハ・ソクジュ)のバックタックル(退場)もあったため、珍しいことではない。このため、まだDFの基本技術が20年前のままだという指摘もある。「選手たちはタックルを『闘志のある姿』だと思い込んで乱発していることはないか」との見方もある。スウェーデン戦で無気力だと非難され、追い込まれた選手たちが、無駄な動きを多く見せたということだ。しかし、基本を忘れたタックルはかえって失点を出す近道になると指摘されている。2002韓日共催W杯ベスト4入りの主役の1人、金泰映(キム・テヨン)水原サムスン・コーチは「世界的なDFを見ると、できるだけタックルはしないようにしている。タックルしたとしても手を体に付けるなどして問題にならないよう事前に防ぐケースが多い。タックルは『最後の手段』にすべきだ」と語った。

イ・テドン記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版