日本人として、
2人目の9秒台スプリンターが誕生したそうな。
ということで、
記事にブックマークを貼ってみました。
けど、
つい先日行われた、
世界陸上リレー大会では、
日本チームが第一日目の予選でバトンの受け渡しをミスして失格になる……という。
大チョンボをやってしまって。
陸連の強化体制にも批判が出てきそうな雰囲気だったのですけど。
それを帳消しにしてくれる記録が出て、
ほっと一安心、ってところでしょうか。
しかしまあ、
なんと言いますか……
世界を見回すと、
100メートル走9秒台の記録はゴロゴロしているので、
やっとここまで来たか。
と思わなくもないのですけど。
実際のところ、
このステージに立っているのは、
ほんの一握りの人たちなんですよねぇ。
『ウサイン・ボルト』とか。
世界中に名が轟くほど有名になりましたけれども。
彼のような、
一握りの傑出した才能を持った人たちだけが、
繰り返し、9秒台の記録を出しているだけで。
それ以外に、
何かの条件が重なった場合に、偶然9秒台が出たけど。
それっきり……
という選手もたくさんいます。
とくに
東アジアでは、
あの中国ですら。
9秒台の記録はまだまだ偶然の域ですからねぇ。
それとは対照的に
アメリカとかヨーロッパ、アフリカ勢が、
コンスタントに9秒台の壁を破っているのは、
指導法や才能を発掘するシステムを確立させているから、なのでしょうかねぇ。
日本も、
2人目の9秒台スプリンターが誕生して、
これからが正念場なのでしょう。
……でも、
サニブラウン選手のトレーニングって、
米国拠点で進められてるんだよなぁ。
道のりは、
まだまだ遠いなぁ。
陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が11日(日本時間12日)、米アーカンソー州フェイエットビルで行われた大学南東地区選手権100メートル決勝で、日本歴代2位となる9秒99(追い風1・8メートル)をマークし自己記録を更新した。サニブラウンは、この記録により日本の男子100メートルで最初に2020年東京五輪の参加標準記録を突破した。
日本選手が100メートルで9秒台に入ったのは、17年9月に9秒98(追い風1・8メートル)を出した桐生祥秀(当時東洋大、現日本生命)に続き2人目。条件は異なるが、サニブラウンの9秒99は16年リオデジャネイロ五輪なら決勝進出に相当するタイムで、東京五輪ファイナリストへの期待が膨らむ。
サニブラウンは父がガーナ人で、母が日本人。東京・城西高2年だった15年世界ユース選手権で100メートル、200メートルの短距離2冠を達成。同年の北京世界選手権200メートルでは準決勝に進んだ。
17年には6月の日本選手権で100メートルの自己記録を10秒05(追い風0・6メートル)に更新した。8月のロンドン世界選手権200メートルで決勝に進出。18歳157日だったサニブラウンは、05年大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の最年少ファイナリスト記録(18歳355日)を塗り替え、7位入賞を果たした。同年秋に米フロリダ大学に進学した。