殺伐としたニュースばかりなので。
たまには、ちょっと毛色の変わった話も気になったり。しますよね。
最近は、
『復刻版ブーム』って言うのでしょうか。
『ファミコンmini』がドカン一発と大きく当てたので。
その後を追って、
二匹目、三匹目のドジョウ狙いが多いこと。
まあ、
昨今の家庭用ゲーム機市場だと、ソフトもハードも新作開発するのに、
シャレにならない開発費がかかりますから。
旧作の権利買い取りが必要とは言え。
既に評価が定まっていて、
ある程度、売り上げ見込み確実な商品は
どのメーカーでも喉から手が出るほど欲しい……という事情は分かるのですけど。
これはなぁ、
ダメだと思います。
というわけで、
気になったのでブックマークを貼ってみました。
いや、
『PCエンジン』というゲーム機がダメ、ではないのですよ。
PCエンジンはスーパーファミコン全盛時に、NECが発売していた8ビットゲーム機の傑作です(ちなみにPCエンジンのほうが先行して発売してます)。
ただ、
ブックマークを貼った記事でも取り上げますが、
コア部分のCPU関連を製作したのがハドソンだったので。
コナミは、
今は亡きこのハドソンが所持しているコアプログラムを元にして
PCエンジンミニを作るようです。ハドソンはコナミに買収されて解散しましたからね。
で、
問題なのが、ソフトなんですよね。
ハドソンは開発元ではあっても、発売元、販売元ではないので。
ゲームソフトについては、ハドソンから発売したタイトル以外については、
まったく権利を有していないはずです。
これが
ゲーム機本体の生産に関わっている発売元、販売元であるNECの場合、
PCエンジンで発売されたソフトに関する、
二次商品化の権利、移植の権利をなんやかんやで持っている可能性があるのですけど。
ハドソンは、
開発しただけでゲーム機の生産、販売には関わっていませんので、
先行して類似商品を販売している、
任天堂やSONY、セガのようなゲーム機ベンダーが発売しているような、
当時のキラーソフトやカルトな人気を誇っていたタイトルを
収録することできるのか……
そこが難しい、と思います。
実際、
発売時期も価格も、収録されるソフトラインナップも、
現状で未定扱いですので。
『DRIAUS』と『R-TYPE』と『同級生』と『ときメモ』……
PCエンジンだけでしか遊べないキラータイトル、となると、
この辺りになるのですけど。
これを収録できるかどうか。
かなりハードルが高い、というか。ものすごく難しい、と思うのですよ。
コナミデジタルエンタテインメントは、1980~90年代にヒットしたゲーム機「PCエンジン」の復刻版「PCエンジン mini」を発売すると発表した。発売日や価格は未定という。
PCエンジンは、87年にNECが発売した家庭用ゲーム機。開発に携わったゲーム会社がコナミに吸収合併されたため、PCエンジンに関する権利はコナミなどが保持していた。
復刻版には「PC原人」など当時ヒットしたゲームが複数収録される予定だ。ゲーム機本体は、当時のデザインのまま小型化する。コントローラーは操作しやすいように当時と同じサイズにするという。
ちなみに、
コナミが発売した『ときめきメモリアル』は
その後、
ソニーにプレイステーションやスーパーファミコンなど
他のゲーム機にも移植されているのですけど。
PCエンジン版からイベントが追加されたり、
微妙にゲームバランス、アルゴリズムが修正されていたりして。
『PCエンジン版とは別物』
『ゲームとして面白いのはPCエンジン版』って意見もあったりする、
カルトなゲームソフトなのです。