またも出てきた、
中国で拘束された日本人の情報。
ちょっと気になったので、
記事にブックマーク。
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中国内で
この手の事件がしばしば起きているのは、
以前から知っていたので。
発表された内容について、
いまさら
驚きはないのですけども。
気になるのは、
『なぜ今発表するのか』
このタイミングで公表に踏み切った
日本政府、
外務省の意図の方です。
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だって、
拘束されたのは7月で、
それから3ヶ月以上公表してなかったんですよ。
それがここへ来て、
いきなり発表ですから。
『3ヶ月経過した事件は公表する』という、
内規なんてないでしょうし。
先に解放された、
北大の学者さんは。
あの件は、
学者が集まって抗議声明を出したので。
さすがに
黙り決め込んで隠しおおせなくなり。
公表した……
って具合、だったのですけど。
今回は、
そういう外部の動きもないみたいですが。
なのに、
ここへ来て突然の発表、とか。
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来年公表となれば、
習近平主席の訪日、国賓招待に差し障りがあるから。
駆け込みで、
今年のウチに済ませておけ。とか。
そういう判断ですかねぇ。
だとしたら、
この後も、
まだまだ続きそうな気配。
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それとも。
解放交渉の中で、
公表に踏み切られねばならない、ような
そんな
差し迫った事態になったのでしょうか。
中国・長沙で、50代の日本人男性が中国当局に7月から拘束されていることがわかった。日本外務省が27日、明らかにした。拘束理由や詳しい経緯などについては明らかにしていない。
同省によると、日本大使館員が男性と領事面会を行い、男性の健康状態に問題がないことを確認した。面会や家族との連絡など引き続き支援していくという。
中国では当局による日本人拘束事案が相次いでいる。外務省によると2015年以降、国家の安全に危害を与えた疑いで14人の日本人が中国当局に拘束された。今回の男性はこの中に含まれていない。
最近では9月に北海道大学の教授が拘束され、今月15日に解放されたほか、昨年2月に拘束された伊藤忠商事の40代の男性社員は現地の裁判所で懲役3年の実刑判決が言い渡された。
【北京=西見由章】中国広東省の広州市中級人民法院(地裁)が先月、国家安全危害罪に問われた大手商社、伊藤忠商事の40代の男性社員に懲役3年の実刑判決を言い渡していたことが26日分かった。15万元(約230万円)の個人財産没収も命じた。日本政府関係者が明らかにした。
中国当局は2015年以降、スパイ行為に関与したなどとして日本人の男女14人を拘束。このうち起訴された9人は全員、懲役15~3年の実刑判決を言い渡されたことになる。
男性社員は昨年2月、広州市の国家安全当局に拘束され、同6月に起訴された。判決は先月15日に言い渡されたが、起訴事実や具体的な判決内容は明らかにされていない。男性は上訴せず判決が確定したという。
中国当局に拘束された邦人14人のうち、今月15日に「保釈」された北海道大の男性教授ら5人は解放され帰国した。一方、日本政府関係者によると、実刑判決を受けた9人はいずれも26日時点で帰国していない。うち7人は判決が確定したが、2人が上訴中という。