私は、
『二次感染』という表記を使っていますが。
正しくは、
『人から人への感染』と表記するそうな。
二次かどうかは判別不可能ですから。
人から人への感染だと、
三次、四次、もっと重なった状況も
既にあり得る、のだとか。
というわけで、
マスコミでは
国内感染、との表現を使う例が、
目立ってきましたね。
その
国内感染の二例目発見が
記事になっていたので。
ブックマークを付けてみました。
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この件、
テレビをはじめとする
日本国内のマスメディアは
かなり煽って勢い付けた報道をしていますけども。
私的には、
予想されていた事態なので。
それほどの驚きはないかなぁ。
というのも、
今回の新型肺炎、
感染力では『おおよそ1人~2人』くらい、と見られていますので。
同じ感染源、である
中国ツアー客と関わりの深い人の中から、
もしくは
先に感染が明らかになった
バス運転手と
濃厚接触していた人の中から
新たな感染者が発見されるであろう、事態は。
十分
予測出来た範囲なので。
これは、
専門家の間でも『想定内』だったはずです。
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問題なのは、
今回捕捉されている
濃厚接触者22人の中から、
さらなる感染者が出てくるかどうか。
また、
バスツアーに関係した人の中から、
他にも感染者が出てくるかどうか。
です。
ここでさらに
同じ感染源からの感染者が発見されると、
『スーパースプレッダー』が
国内でも確認された、という事になりかねません。
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これ、
医療従事者は戦々恐々として
事態の推移を見守ってるでしょうねぇ。
とくに、
今回は大阪、奈良など関西圏で発見されましたが。
中国からの『スーパースプレッダー』が、
日本国内に侵入していた事実が確定してしまうと。
関東圏、
もっとはっきり言えば、
東京、新宿、成田あたりの、
交通の起点地であり
旅客密集地から、
一帯に感染が拡大している可能性がありますから。
この後、
ここ1週間のうちに、
関東圏でどれくらい患者が出てくるのか……
という、
想像したくない事態になるよねぇ。
たぶん、
専門家はすでに
そういう最悪の事態を想定して動いているのだと、
思いますけど。
テレビで、
ズバッと言ってしまえばいいのに。
厚生労働省は29日、日本人初の感染例となった奈良県在住の60代の日本人男性が運転するバスに同乗していた、大阪府内在住の女性ツアーガイドが新型のコロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。国内での感染者はこれで8例目。
厚労省によると、女性は1月12~17日まで、男性が運転する中国湖北省武漢市からのツアー客が乗ったバスにガイドとして乗った。同月17日夕~22日まで、河南省からの別のツアー客が乗るバスにもガイドとして乗った。
同月20日に発熱し、東京都内の医療機関を受診。症状が改善されないため、23日に大阪府の医療機関を受診したところ肺炎と診断され、入院となった。29日現在、症状はせきのみとなり、経過観察のため入院している。
奈良県は29日、新型コロナウイルスの感染が確認された同県在住の男性バス運転手が、濃厚接触したと思われる人数が計22人に上ると発表した。
このうち県内在住は17人で、いずれも新型コロナウイルスの感染症と疑われる症状はみられないという。県外在住は同日に感染が確定した大阪府の40代女性を含む5人。各自治体で健康観察中という。奈良県は、濃厚接触者の居住自治体や年齢などについて明らかにしていない。