『手遅れ』というか
『出遅れ』と言うべきですかねぇw
ここ最近の
感染者報告数、状況を見ると。
これ
どう見ても、
感染拡大抑止に失敗して、
東京圏一極集中だったはずの感染分布が、
いまや
日本全国に広がりつつある、
という。
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とくに問題なのが、
大都市圏だけではなくて、
人口の少ない、
中堅都市以下の規模の
地方都市でも、
東京圏との
数少ない人的交流の機会の中から
感染拡大が進んでいることです。
しかも、
ここで出てくる感染者というのは、
東京圏みたいに、
大規模ウィルス検査を実施して
掘り起こした
『無症状』感染者ではなくて。
発症して、
病院に診察を受けに行って。
そこで
新型コロナ肺炎に感染している、
と
診断を受けた人たちばかり。
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こうなってくると、
東京圏みたいに
医療インフラが充実していない
地方では
東京圏とは危機感が全く異なってくる。
というか。
地方は
医療インフラの現状が、
東京圏の半分ほども余裕がないので。
今のように
発症した感染者が出てきてしまうと、
数少ない
基幹病院に感染者が集中、殺到して。
当然
感染者との接触機会が増えた分だけ
院内感染リスクが跳ね上がり。
たった一つか二つしかない、
基幹病院で
院内感染が発生してドボンw
とか。
その一歩手前だという。
かなり
切羽詰まった状況に
追い込まれてしまった、
非常事態に突入した、
と
言えますねぇ。
国内の新規感染者432人、400人超は宣言解除後初…大阪では22人
国内の感染者は10日、24都道府県と空港検疫で新たに432人が確認され、累計は2万1195人となった。1日あたりの感染者数が400人を超えるのは、緊急事態宣言中の4月24日以来で、同宣言解除後は初めて。死者は確認されなかった。
大阪府では、新たに10~80歳代の男女22人の感染が確認された。10~20歳代の感染者は14人で全体の6割を占めた。22人のうち13人が感染経路不明だった。
鹿児島県では、感染が確認された8人のうち、3人が鹿児島市内のショーパブ関連で、利用客の知人らだった。
福岡県では6人が感染。このうち福岡市の40歳代男性は、クラスター(感染集団)が発生した同市中央区の会員制スナックに通っていた50歳代の男性客(陽性)の同僚だった。
東京から徳島に来た20代女性の感染確認…来県直後から味覚障害
徳島県は10日、県内を訪れていた東京都内の20歳代の無職女性1人の新型コロナウイルスの感染が新たに確認されたと発表した。県内の感染者は計10人。
女性は6月下旬、東京から新幹線やJR在来線を乗り継いで来県。その直後から味覚障害などがあり、7月1日頃からは37度台の微熱が継続。8日に帰国者・接触者相談センターに相談し、感染が確認された。
徳島市内に知人が手配した住居があり、近くのコンビニに買い物に出た以外は外出はしていないといい、県は濃厚接触者はいないとみている。
また、石井町で同居する3人が感染したケースの感染経路特定のため、県が派遣を依頼した厚生労働省のクラスター(感染集団)対策班が10日から調査を始めた。県が明らかにした。
この日から、イベントの入場制限が緩和されることもあり、飯泉知事は記者会見で「クラスターが発生しても迎え撃つことができなければ社会経済活動のステップを上げていくことは難しい。感染源特定のノウハウや、全国でのクラスターに関する知見なども、この機会に共有できれば」と話した。
都内本社から県内研修の同僚と会食、1人感染確認…福島で22日ぶり
福島県郡山市は10日、市内の40歳代会社員男性1人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。既に東京都で感染が確認された本社勤務の同僚と市内で会食し、県内での研修の際に行動を共にしており、そこで感染した可能性がある。首都圏では再び感染拡大の傾向があり、記者会見した品川万里市長は、不要不急な首都圏との往来自粛を呼びかけた。県内での感染確認は6月18日以来、22日ぶりで、累計83人となった。
市によると、男性は6月28日、都内の本社に勤める同僚を含む4人で会食。翌日は、この同僚を車に乗せて県内の研修施設に出かけ、一緒に会議に出席した。
今月8日、同僚の感染が確認されたため、会社が翌日、市保健所に連絡。会食に同席した3人が濃厚接触者としてPCR検査を受けたところ、男性だけが陽性と判定され、無症状だが市内の医療機関に入院した。
男性は一人暮らしで、濃厚接触者は会食に同席した2人を除く同じ職場の6人。早ければ11日中に全員がPCR検査を受ける予定だという。男性が首都圏と行き来していたかは不明。
一方、東京都では10日、過去最多の243人の感染が判明。品川市長は会見で「首都圏など県外に移動する場合、移動先の感染状況を確認してほしい。改めて感染防止の取り組みをお願いしたい」などと語った。
クラスター、34都道府県で238件…医療機関や社福施設で多発
新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が34都道府県で238件発生していたことが、全国知事会の調査で分かった。県境を越える移動自粛が全面解除された6月19日までが調査対象で、施設別では、医療機関が84件(35%)で最も多く、社会福祉施設62件(26%)、飲食店など41件(17%)と続いた。
都道府県のコロナ対策を検証する知事会のワーキングチーム(WT)が、1か所で5人以上の感染者が発生した事例をまとめ、今月10日に結果を公表した。
医療機関の内訳は、病院が79件で診療所が5件。社会福祉施設のうち48件は高齢者施設で、児童施設8件、障害者施設6件だった。飲食店などの41件は、キャバレー14件、ライブハウス6件、ナイトクラブ2件など。ほかに企業などで発生が35件あり、学校・教育施設と、スポーツジムを含む運動施設で4件ずつ起きていた。
WTは結果を踏まえ、必要なコロナ対策を盛り込んだ報告書を8月にまとめる方針だ。