kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

闇は深かったヨ…… ―― 過払い金CMの大手弁護士法人破産の底知れぬ闇

この話題、
前にも一度取り上げましたけど。
その後、
何か、
法改正とかまで話題が拡がっていくかなぁ。

見てたのですけど。
そういう動きは、
全くありませんでしたw
他にも
似たようなことやっている事務所がゴロゴロあるんですけど。
そういう『御同業』への
立ち入り調査とかもないですし。
というわけで
現状をとてもコンパクトにまとめて問題点を呈示している
良記事がありましたので。
一区切り的にブックマーク付けてみました。



事件のスキームとしては、
大型『詐欺』案件とも言える内容で。
業界に対して行政指導が必要じゃないの……

私的には考えるのですけど。
これ
一般の企業、営利団体、法人が
同様の事件を起こしたら。
まず、
行政の市場一斉調査が入りますが。間違いなく。
でも、
弁護士は無罪放免、野放し、だとか。
おかしいーンじゃねぇの、
色々と。
と思うのですけども。
今回の場合、
被害者が被害届けを出す、
とか。
集団訴訟を起こす、
とか。
そういう
『抗議活動』に発展していないので。
行政側は
そこにつけ込んで、
放置しているっぽいですネ。
最低最悪だわ。



実際、
今回の事件は
業界では『氷山の一角』と言われてますし。
似たようなTVCMを流している
弁護士事務所が
現在もゴロゴロと絶賛活動中で。
そこの
監査も絶賛放置中ですしw
この事件を受けて、
法律改正とか規制強化とか制度変更とか。
業界での自主規制とか。
今のところ、
そういう動きは
一切ゼロ。
行政の動きも
一切ゼロ。
犯罪の種は放置されたまま(笑
ですもの。
つい先日も。
私の家に
似たような案件の
ポスティング・ビラが入ってましたしねぇw
去年から、
しつこく何度も配付されてますよ(笑
どこぞの
中央の事務所から(嗤

 

 

diamond.jp

 

過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇

 6月24日、負債51億円余りで破産決定を受け、弁護士法人では過去最大の倒産となった(弁)東京ミネルヴァ法律事務所〔東京都港区、代表弁護士川島浩、2019年3月期売上高17億8400万円〕。
 消費者金融を利用したことがある人に、過払い金利の返還が受けられるとの広告を大量に流していたことで知られるが、破産の背景には、依頼者に支払われるべき過払い金、少なくとも30億円が弁護士法人を実質的に支配する広告会社により流用されてきたという、弁護士にあるまじき不祥事があることが分かった。
 過払い金が仮に1人当たり30万円だとすれば、被害は1万人規模に及ぶことになるが、ある事情通は「被害者は2万人に達する可能性もある」と語る。
 東京ミネルヴァが所属する第一東京弁護士会(一弁、寺前隆会長)は、東京ミネルヴァ代表の川島弁護士による6月10日の法人解散と預かり金流用の告白を受け、22日に臨時電話窓口を設置。
 さらに、財産保全のため、一弁が会費未納に基づく債権者として24日に東京地裁へ破産手続き開始を申し立てるという非常手段に踏み切り、地裁も直ちに開始決定を出した。
 なお、破産管財人に選任された岩崎晃弁護士(岩崎・本山法律事務所)も一弁所属である。


 ミネルヴァを支配していた、今回の破産劇の黒幕ともいえる広告会社とは(株)リーガルビジョン〔渋谷区、代表霜田広幸、19年3月期(4カ月間の変則決算)売上高8億8100万円〕である。
 兵庫県出身で、消費者金融大手の武富士で札幌支店長までつとめた兒嶋勝氏が04年4月に設立した(株)DSC〔渋谷区〕がリーガルビジョンの前身。
 士業の広告解禁を受けて創業した、士業専門の広告代理店だ。
 同社は弁護士などへの相談を取り次ぐサイト「法律の窓口」も運営し、過払い金ブームに乗って業績を伸ばした。
 だが、東京国税局の査察を受けたことで身売りに動き、14年11月に東証2部上場の(株)RVH〔港区〕の子会社になった。
 そして、翌年2月に国税が正式にDSCと兒嶋氏を1億3000万円の脱税(法人税法違反)容疑で東京地検に告発する事態となり、同年4月には「法律の窓口」のサイトを含む事業の受け皿会社としてリーガルビジョンが設立された経緯がある。
 代表に就任した霜田氏は、兒嶋氏の武富士時代の後輩で、DSCでも部下だった人物。
 表向き「兒嶋氏とは縁を切った」と話していたが、裏では兒嶋氏が絶対権力者の「会長」として支配する体制が続いていた。
 兒嶋氏は、DSCとは別に淡路島で実質経営していた貸金業者で、出資法違反(違法金利)容疑での逮捕歴もあるいわく付きの人物だ。


 リーガルビジョンもDSCと同様に経営が苦しい弁護士事務所に近づき、過払い顧客を集めるための広告プランを作成。
武富士の社員が破綻時に持ち出した大量の顧客リストをもとに営業しているのはないか」とささやかれるほど、兒嶋氏は集客がうまかった。
 さらに「士業専門の総合アウトソーサー」を標榜し、関連会社のキャリアエージェンシー(株)〔渋谷区〕が事務員や相談員を派遣し、経理業務も含め事務所の運営は、事実上、リーガルビジョン任せになってしまう。
 東京ミネルヴァの場合、「オフィスをはじめ通信回線、サーバー、事務所ロゴの商標権など、なにからなにまでリーガルビジョングループから兒嶋氏の言い値で借りていた」(事務所関係者)ため赤字が累積。昨年3月末時点の債務超過額は実に31億8100万円に達していた。
 実は東京ミネルヴァが返還前の過払い金(預かり金)に手を付け始めたのは、かなり前からのことである。
 初代代表の室賀晃弁護士が15年に死去し、後継者の河原正和弁護士も体調不良で辞任した末、川島弁護士が3代目代表に就任した17年8月には「預かり金に4億円の穴があいていた」(同)という。
 だが、過払い金返還請求の依頼者は消費者金融との交渉をすべて東京ミネルヴァ任せにしているため、資金の返還が遅れてもそれほどせっついてこなかったようだ。
 川島弁護士は状況を打開するため、集客アップで収益改善を図り、依頼者へ返す資金を捻出しようとした。
 だが、そのためには結局兒嶋氏の力を借りざるを得ず、同氏への依存がますます深まる悪循環に陥っていった。
 本来消費者金融から過払い金が入金される銀行口座は、事務所の運営経費とは分別管理する必要がある。
 ところが、兒嶋氏が送り込んだ経理担当は指示されるまま同氏サイドへの送金を繰り返した。
 川島弁護士はことあるごとに是正を試みたが、兒嶋氏は「広告をストップする」「派遣社員を引き揚げる」などと脅すような態度を取ったり、「一蓮托生よろしくお願いいたします」といったメールを送ったりするなど(右の写真)、一切逆らうことができない状況に追い込んだという。
 川島弁護士が資金流出の責任を問われるのは当然だが、兒嶋氏も罪深い。


 そのリーガルビジョンの親会社がRVHであったことはすでに述べたが、RVHはリーガルビジョンへの貸付金負担が重いなどの理由で株式を売却し、18年11月にトラストフィナンテック(株)〔渋谷区〕なる投資会社が新たな親会社となった。
 トラストフィナンテックは、長野市で税理士事務所を経営する兼子修一氏が同年3月に設立したばかりで、TBSテレビ「サンデージャポン」にレギュラー出演する細野敦弁護士(元東京高裁判事)が監査役に就任している。
 取材によれば、リーガルビジョングループの売り上げの7割は東京ミネルヴァに依存していたため、いちばん太い金づるを失った同グループも大打撃だ。
 昨年3月末の東京ミネルヴァの未払金20億500万円の相手先はリーガルビジョングループの広告会社(株) Lawyer’s Agent〔港区(東京ミネルヴァと同所)〕が16億8800万円、キャリアエージェンシーが2億6000万円、DSCが5500万円となっている。
 また、同グループについては業務の一部が非弁活動にあたる可能性も指摘されている。
 一弁ならびに上部団体の日本弁護士連合会(日弁連、荒中会長)も、弁護士が広告会社に業務を丸投げしているうちに操り人形になってしまうという想定外の事態を問題視。
 すでに東京ミネルヴァの社内資料をすべてリーガルビジョンの管理下にある事務所から運び出し、全容解明に乗り出しているもようだ。
 一弁の寺前会長は「全国で広報活動を展開し、多数の依頼者から過払い金の請求やB型肝炎の裁判を受けたまま業務を停止した。調査の結果、過払い金の保管状況に不明な点があり、依頼者に返還することが困難な状態に陥っている疑いがあることも判明した。多数の依頼者に甚大な不利益を与えるもので弁護士法人として到底許されるものではなく、弁護士会としても厳粛に受け止めている」とのコメントを出した。
 しかし、前出の事情通によれば「兒嶋氏の実質支配下にある事務所は東京ミネルヴァだけではない」という。
 都内や大阪のいくつかの弁護士事務所と司法書士事務所が実質的に支配下にあるとされ、同様の問題が起きている可能性が高い。
 士業の資金管理や外部業者への業務委託のあり方、弁護士法人司法書士法人の財務諸表の会計監査・公開制度の必要性なども含めた抜本的な制度改革の議論が求められる。
「東京ミネルヴァ事件」は多数の被害者を出すことになっただけでなく、法曹界に難しい課題を突き付けたといえそうだ。

 

ちなみに
私、
この話は、
実は結構前から知ってましたw
といっても
具体的な個別についての詳細は
知らなかったのですけど。
どういうスキームで、
どういう人が動いている、ってのは。
なんとなく
聞き知っていました。
友達の友達から教えて貰ってw
今からもう
10年前だか、20年前まではいかない頃でしたかねぇ。
ちょうど
サラ金
例の『グレーゾーン金利判決』を喰らって。
軒並み壊滅していく、
というか。
規模縮小して、
系列バンクの子会社へと転向していく、
って
その後の未来図が見えてしまった頃の時期に。
そこで、
既に、
中の人の間ではこの話、というか『新商売』の話が出ていたんですよねぇw
というか、
サラ金業って、
いかに効率よく金を貸し付けて回収して……
つまり『金を回して』
そこから『手数料』『利子』という利潤を中抜きするか、
って
商売で。
この『肝』『要』は
どれだけ『優良クライアント』を掴むか、抑えている、か。
で。
この場合の
『優良クライアント』ってのは。
大金を借りてくれる客ではなくて、
ダラダラと金を借りて、
延々と金を返済してくれる、
そういう客です。
大金を借りてくれても、
一回コッキリだったら、
全然利益にならない。
それよりは、
チビチビ、ダラダラと金を返して、
利子ばかり払って元金を全然返済できないのだけど。
コツコツ延々と支払いし続けてくれる、
ってのが。
こういうお客様が、
それこそ
毎月の定期収入みたいなもので。
手間もかからないし。
まさに
理想的なんですよねぇw
当然、
そういう
優良顧客は
きっちり
ランク付けされて、
リスト化されて、
管理されるわけです。



で、
法改正によって、
過払い金支払い判決が出たときに。
思うわけですよ、
『これでもう、サラ金業界は成長しないな。先細るだけだ』
と。
同時に、
『これからはサラ金から金を回収する側に回れば
 この先、まだまだ商売続けられるのじゃないのか』
とも。
過払い金訴訟の対象になる
顧客のリストはガッチリ握っているわけで。
あとは、
弁護士と組んで
掘り起こしていけば
確実に勝てる訴訟なんですから。
ガバガバ金が入ってくる、
と。
それで
手数料を稼ぐのは、今までと同じ。
今度は
法律にもきっちりと従っていて全く問題ない。
と。



その手の話を
友達の友達から聞いたのが、
今から10年以上も前の事。
その
友達の友達は、
直属の上司が
サラ金の将来性を見切って商売替えする、ので。
付いてこないか、と誘われたのだそうですけど。
当人は、
なんかもう、
『切った張った』的な『切り取り』業界が嫌になったので。
付いていかずに。
お断りしたのだとか。
ただ、
このままサラ金業界に残っていても未来がない。
という
思いは同じだったので。
上司の退職に合わせて、
自分も退職して。
その当時、
一大ブームになっていた、
『携帯電話』販売に鞍替えしてましたw



私などは、
この話を友人から聞かされて。
その当時、
食い物にしていた人達が、
場所を移って、
新たに、それまでの敵の側に回って
ここまでの身内を食い物にする、
という。
その
商魂たくましさ、というか。
図太さと、
それが許されるザルザルな、下克上的世の中に、
驚くやら。呆れるやら。
だったのですけど。
その後も、
友達経由で、
『アレ、ヤバイらしいよ』って噂だけ
面白おかしく聞かされて。
『手を出したらヤバイから』
って、
聞かされていた話が、
まさか今の今まで続くとは。
その時は、
思いもしませんでしたよ(笑