さて、
日本との比較対象として
毎日チェックしている
韓国の新型コロナ肺炎の感染状況。
ですが、
昨日
新たに確認された感染者は、30人。
そのウチ、
海外流入組が22人で。
市中感染が8人だとか。
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おとといが、
総数31人、
海外流入組が23人。
市中感染が8人。
でしたから、
ほとんど変わらず。
3日前と比べても、
総数36人で、
海外流入組が22人。
市中感染が14人。
ということで、
市中感染が10人前後で推移していて。
どうやら、
この結果なら
感染拡大の抑制、抑え込みに成功した、
と
言えますでしょうか。
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で、こういう結果を見ると、
日本のメディアとか、
上っ面しか見ていない
にわかウォッチャーは、
『検査態勢』ばかり取り上げて、
日本の防疫体制の不備を嘆いたり、責めたりするのですけど。
それ、
的外れですから。
韓国の防疫体制において特筆する点は、
なによりも、
『機動的に活動自粛令を出している』
もっというと、
『高リスクセクタは問答無用で活動停止、強制封じ込め』
これを、
徹底している点にあります。
その一例が、
学級閉鎖、登校禁止令で。
私の
このブログでは
7月6日に取り上げていますけど。
その頃
光州市で、
学生から集団感染が発生しました、
すると
即座に、
地域一帯の学校を登校中止、
1週間程度の自宅待機を命じました。
この
集団感染発生 → 即活動停止感染拡大抑止
という
対応の素早さ。
日本みたいに、
『経済活動が~…』
『補償が~…』
『権利が~…』
とか、
そんな物は全部後回しで、
とにかく、
感染拡大抑止が最優先で
有無を言わさず、
高リスクセクタはその場で活動休止させる、という。
もちろん
この『問答無用』のやり方には、
韓国内でも不平不満が出ています。
それでも、
大多数の韓国民から、
『感染拡大抑止最優先』の
韓国政府の防疫対応は支持されていて。
これまで
それが続いて。
このような結果に繋がっているわけで。
経済活動もなんとか維持していますし。
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韓国の防疫体制から見習う部分があるとしたら。
それは
素早い
政府対応、防疫措置と。
自信の不利益は覚悟の上でそれを受け入れている、韓国民の覚悟、
の部分でしょう。
補償前提で、
ゆるゆるの対応を支持している
今の日本国民では、
真似できませんね。
韓国のコロナ感染者 30人増=海外入国者が22人
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から30人増え、計1万4366人になったと発表した。新規感染者のうち、海外からの入国者が22人で、市中感染が8人。1日当たりの新規感染者数は2日連続で30人台となった。海外からの入国者の感染者が減っていないため。
新規感染者数は、イラクの建設現場から戻った韓国人帰国者と韓国の港に停泊中のロシア船乗組員を中心に25日に113人に跳ね上がった後、2桁で推移している。
感染が確認された海外からの入国者22人のうち、17人は空港や港の検疫で感染が判明し、残りの5人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。イラクからの入国者が8人で最も多く、フィリピンからが5人、米国からが3人。レバノンとインドネシアからが各2人ずつ、メキシコとロシアからが各1人ずつだった。国籍別では韓国人と外国人がそれぞれ11人ずつとなっている。
新たな市中感染は8人で、このうち首都圏が6人(ソウル市5人、京畿道1人)、釜山市と慶尚北道で各1人だった。
死者は前日と変わらず、計301人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。