まだ、
すべてを解明した訳でないのですけど。
ここ最近、
神奈川県内で大騒ぎになっている
『異臭騒ぎ』
これの、
原因を目される物質について。
採取した空気の中から、
いくつか特定出来たのだとか。
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ただ、
昨日も
横須賀で異臭騒ぎが起きて、
そこでも
異臭を含んだ空気を採取したのですけど。
その空気からは、
先に見つけた物質の量は少なかったそうで。
まだまだ
原因を完全に特定して説明するには
至ったいない、ようで。
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それでも、
原因となる物質の候補が見つかった
のですから。
これをもとにして、
関係しそうな事業者を調べる、とか。
調査対象を
かなり絞り込むことが出来ますよね。
対象が絞り込めれば、
これまでの受け身一辺倒とは異なり。
行政側、役所から人を出して、
能動的な調査、検査をすることも出来るようになりますし。
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仮に、
異臭の原因が『化学的な人工物』だった場合、
どこかの事業者が排出した排気ガスなどが原因である
可能性が濃厚になるわけですけど。
その場合だと、
まず
原因を作っている事業者の周辺で生活している
住人からの苦情が真っ先にくるはずで。
でも、
いまのところ
そういった特定地域に報告が集中している、
というような
顕著な傾向は見られません。
唯一
それらしい『手がかり』と思えるものとしては。
最近の
異臭騒ぎの報告の中に、
『海の方から臭いが流れてきた』という話が混じっている点でしょうか。
これは一つ、大きな手がかりで。
異臭騒ぎがしたのは、
だいたいが
海に面している地域で。
その海の向こうには、
千葉の臨海工業地帯があります。
とは言え、
千葉側で異臭騒ぎが起きた報告は
ないのですよねぇ(謎
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東京湾に、
誰かゴミを不法投棄して、
そのゴミが腐敗して
ガスが湧いているとか?
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果たして、
ここから先、
解明が進むのでしょうか。
神奈川の異臭騒ぎ、ガソリン成分検出 通常の7~14倍
神奈川県の三浦半島周辺などで相次いでいる異臭騒ぎをめぐり、県は16日、横須賀市内で14日に異臭がした際に現場で採取した空気から、ガソリンなどに含まれる物質が検出された、と発表した。
異臭は14日午後3時ごろ、横須賀市消防局庁舎で確認。市消防局が現場で空気を採取した。県環境科学センターで分析したところ、ガソリンなどに含まれるイソペンタン、ペンタン、ブタンが、異臭が感じられない空気と比べて7~14倍の濃度で検出された。
県は、毒性が低く濃度も低いことなどから、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないとしている。
一連の異臭騒ぎは横浜市内でも起きており、横浜市消防局が12日に現場で空気を採取。このときの分析でも、イソペンタンやペンタンが、市内の通常の大気中に比べ10倍以上の高い濃度で検出されている。
神奈川 横須賀の「異臭」 横浜と同じ物質が検出される
神奈川県内で「異臭がする」という通報が相次いでいる問題で、県は、14日横須賀市内で採取された空気を分析した結果、ガソリンなどに含まれるイソペンタンなどの物質が検出されたと発表しました。今月12日に横浜市内で採取された空気からも同じ物質が検出されていて、県は「一定の共通性が見られ、同じ原因である可能性は否定できない」としています。
神奈川県内では、ことし6月以降、横須賀市や横浜市などで異臭がするという通報が相次ぎ、県や横浜市が原因の究明を進めています。
16日は、横須賀市内で14日採取された空気の分析結果を県が発表し、ガソリンなどに含まれるイソペンタンやペンタン、それにブタンが通常の7倍から14倍の濃度で検出されたということです。
県によりますと、いずれも毒性が低い物質で濃度も高くないことから、健康に影響はないということです。
県内では、今月12日に横浜市内で採取された空気からもイソペンタンやペンタンが検出されていて、県の担当者は「一定の共通性が見られ、同じ原因である可能性は否定できない」としています。
県では15日、横須賀市内で採取された空気などを使ってさらに幅広い物質を対象とした分析を行い、原因の究明につなげたいとしています。
県の担当者は「今回、検出された物質は、ありふれたものでこれだけで原因を特定するのは難しい。消防や海上保安庁とも連携し、さらに調査を進めたい」と話していました。