札幌・東区に熊が出没した件について。
ようやく
まもとな
ニュース報道・解説が出てきたので
そちらの
記事にブックマークを付けてみました。
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さて
前回と同じように
関東人の地理感覚で喩えて
説明していくと。
箱根山に生息している熊が
山を下りて
座間、厚木あたりに出没しているのが
2週間ほど前に確認されていて。
今回事件を起こした熊は
それと同一の個体だろう、と。
そのように考えられる、との事で。
熊は
座間、厚木に滞在した後
そこから山へ帰らず
さらに
都心部を目指して進出してきて
今回の
大騒動になりました。
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また、
別のニュース解説では、
ひょっとすると
今回の熊は
嗅覚異常を起こしていて。
熊は
嗅覚で
山の方角など
方向感覚を維持しているのですが。
その
嗅覚が正しく働かなかったため。
山の方角が分からず、
帰る道を見失って
都心部へ進出してきたのではないか。
という
熊個体の異常のために
起きた事件かもしれない……
そういう
推測もあるようです。
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なんにせよ
前代未聞の
異例な事件なので。
きちんと原因を究明して
再発防止に
役立ててほしいなぁ。
そうじゃないと、
怪我した人達が報われないよ。
今回は
幸いにも
熊に襲われて死亡せずに済みましたが。
万が一
次の事件が起きたときに。
今回みたいな
少ない被害で解決出来るとは
限りませんから。
「心臓止まるかと思った」すごい勢いでクマ突進、倒れた男性の背中に爪突き刺さる
「居間にある窓の前をクマが横切った」「歩行者の叫び声が聞こえた」――。18日早朝、札幌市東区の市街地に現れた体長約1メートル50のオスのクマは、2時間で40~80歳代の男女計4人を次々と襲った。現場には大勢の警察官らが駆けつけ、周囲は一時騒然となり、近隣住民は、声を震わせた。
「心臓が止まるかと思った」。18日午前5時50分頃、クマに襲われ、背中などに軽傷を負った会社員の男性(75)は、ゴミを出すために自宅を出ると、家と家の間からいきなり大きなクマが現れ、ものすごい勢いで突進してきたという。
無我夢中で逃げようとした男性は、足がもつれて転倒。背後から150キロ超の巨体が覆いかぶさってきた。クマはそのまま逃げ去ったが、背中に爪が突き刺さった感覚があったという。「とても早くて逃げられなかった」と緊迫した様子で話した。
周辺地域では、警察官らが外に出ないよう住民に呼びかけて回り、クマは午前11時10分頃、地元猟友会により駆除された。
札幌市によると、南区などではこれまでにクマの目撃例があったが、東区でクマの出没を確認したのは記録を取り始めた2004年以降初めてという。また、隣接する北区でも5月29日に初めて目撃され、今月1日、16日にはクマのフンや足跡が確認されていた。
ヒグマの生態に詳しい道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所の間野勉・専門研究主幹は、今回駆除されたクマについて、北区で目撃されたクマと同一だとの見方を示す。石狩市や当別町方面にある山から石狩平野に移動した後、札幌市北区に滞在し、東区まで南下したとみられるという。
間野氏は「クマの個体数は近年増えており、人口減もあって人里におりて市街地に入り込むことがある。交尾期なので、オスがメスを探して動き回っていた可能性がある」と指摘する。
クマが出没した近くの遊歩道をよく散歩するという札幌市東区の無職の住民(74)は「クマ出没のニュースは目にするが、正直人ごとだと思っていた。こんな近くで出るとは思わなかった」と驚いていた。
クマは陸上自衛隊丘珠駐屯地にも侵入。滑走路を共用している札幌丘珠空港では、一時滑走路が封鎖され、同空港発着の計8便が欠航し、約120人に影響が出た。東京都から出張に来ていた会社員(35)は「釧路空港に行き、現地で午前中に商談を予定していたが飛行機が欠航になった。クマが出て、仕事に影響が出るとは思わなかった」と話した。