ニュースを見ていると、
大騒ぎになっているようで。
それほど
関心が高くないような。
ちょっと
どう扱って良いのか
扱いに困っているような
印象を受ける
この事件。
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事件と書きましたけど
4年に1度の
オリンピックの舞台に
参加した
選手や関係者が
祖国から別の国へ亡命を希望する、
という騒動は
これまでも
何度か起きています。
だいたい
1970年代とか80年代くらいから
でしょうか。
社会主義を標榜する専制国家諸国から
自由を求めて
自由主義陣営への亡命を希望した例、
とか。
政情不安な開発途上国から
身の安全が保障される国への
亡命を希望した例、
とか。
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今回は
独裁政権として名高い
『ベラルーシ』だそうで。
まあ、
さもありなん。
つい
最近に
政権に批判的、
というか、
亡命を支援していた
ベラルーシ国民が
『暗殺』を疑われるような状況で
死亡しているのが
発見される、とか。
政権批判のデモに参加した国民が
次々に
警察に逮捕されて。
ブタ箱行きになっている、
とか。
政権にとって不都合な国民は
国家権力を用いて
物理的に『排除』する、
そんな
お国柄ですから。
チャンスがあれば
逃げ出すよね……
亡命希望のベラルーシ選手 成田空港に到着 ポーランドに出国へ
東京オリンピックに出場するため来日し、第三国への亡命を希望したベラルーシの陸上選手がさきほど成田空港に到着しました。
選手はこのあと亡命の受け入れを表明したポーランドに向けて出国することになっています。
成田空港に到着したのは陸上女子のベラルーシ代表、クリスチナ・チマノウスカヤ選手(24)です。
4日午前8時半ごろ、第1ターミナルに到着したワゴン車から降りたあと、報道陣の質問には答えず、無言で空港に入っていきました。
チマノウスカヤ選手はこれまでのNHKの取材に対し、チーム内での不満をSNSに投稿したところ政権批判だとして強制的に帰国させられそうになったと説明しています。
選手はヨーロッパの別の国への亡命を希望し、西の隣国ポーランドが人道的な配慮からビザを発給して亡命を受け入れました。
ベラルーシでは27年にわたって国を率いるルカシェンコ大統領が政権に批判的な人たちへの弾圧を強めていて、欧米などから批判が高まっています。
チマノウスカヤ選手は3日、AP通信のオンラインインタビューで「帰国すれば必ず何らかの罰を受けると言われた」と述べ、圧力を受けたと訴えました。
チマノウスカヤ選手はこのあとポーランドに向けて出国することになっています。
ベラルーシ反政権派の男性、遺体で発見 隣国で脱出支援
ウクライナの首都キエフの公園で3日、ベラルーシ人男性が死亡しているのが見つかった。男性は圧政の続く隣国ベラルーシから逃れる市民を支援する団体の代表で、ウクライナ警察が殺人事件とみて捜査している。
ウクライナメディアによると、遺体で見つかったのはビタリー・シショフ氏(26)。シショフ氏は2日朝、ジョギングに出たまま行方不明になっていた。遺体は首つり状態で、警察は自殺を装った殺人の可能性があるとみて調べているという。鼻の骨が折れていたという報道もある。
シショフ氏は昨年8月、大統領選で6選を決めたベラルーシのルカシェンコ大統領に反対するデモに参加するなど、反政権派として活動。同年秋にキエフに逃れ、ルカシェンコ政権の弾圧を受けた市民の国外脱出などを支援していた。