ロシアが始めたウクライナ侵略戦争。
その戦闘において
ロシア軍の主力を担っていた
外人傭兵部隊(いまの世の中では民間軍事会社と呼びますけど)、
ワグネルの創設者・プリゴジン氏が
突如反乱を宣言。
しかし、
ロシア政府、プーチン大統領?から説得を受けて
作戦を中止。
わずか2日、実質1日?の反乱劇で。
いったい
何がしたかったのか、
何をするつもりだったのか、
と
世界を騒がせた後。
今度は
この騒動の首謀者・プリゴジン氏が
行方不明になりました。
ということで
さっそくニュースになっていますので。
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
・
・
・
なんというか
これまた急転直下で。
局面盤面がコロコロとひっくり返ってますねぇ。
と
外野から見ている野次馬の目には
そのように見えるのですけど。
実際、
ウクライナ侵略戦争の戦局に
何か変化があったのか……
というと。
ロシア軍、ロシア領の内部で
口先だけの
スッたモンだが起きているだけ。
ロシア領内で部隊が移動しただけ。
で、
ウクライナ戦線が大きく動いた、
という
情報は出ていません。
ロシアが
公表している情報と、
プリゴジン氏が個人発信している情報では、
内容が混乱、錯綜しています。
が、
それ以外の場面では、
大きな変化は見られません。
・
・
・
この事態を
第三者的立場から
客観的に評価すれば。
ロシアと
プリゴジン氏が発信した情報に、
欧米メディアが振り回されている、
って
状況です。
ワグネル代表のプリゴジン氏消息わからず “部隊撤収”投稿後
ロシアの民間軍事会社ワグネルが武装反乱を起こし、部隊を撤収させたあと、代表のプリゴジン氏はこれまでのところSNSに新しい投稿を行っておらず、詳しい消息はわかっていません。こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカのバイデン大統領と電話会談を行い、今後の兵器の支援などについて協議を行ったことを明らかにしました。
ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は、国防省との確執を深めて武装反乱を起こし、首都モスクワに向けて部隊を進めていましたが、その後、一転して、部隊を引き返し、占拠していたロシア軍の司令部から部隊を撤収させました。
ロシア大統領府の報道官は、プリゴジン氏がベラルーシに行くという見通しを示しましたが、プリゴジン氏は、日本時間の25日午前2時過ぎに「部隊を引き返させている」とSNSに投稿して以降新しい投稿をしておらず、詳しい消息はわかっていません。
こうした中、ベラルーシの大統領府は、ルカシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領と25日午前中に電話で会談したと発表しました。会談の詳細は明らかにしていませんが、今後の対応を協議した可能性もあると見られます。
一方、ウクライナ大統領府やアメリカのホワイトハウスは、ゼレンスキー大統領とアメリカのバイデン大統領が電話会談を行ったことを明らかにしました。
ウクライナ大統領府によりますと、会談では、ワグネルをめぐる一連の情勢についても意見が交わされました。
ゼレンスキー大統領は「24日の出来事でプーチン政権の弱さが露呈した。世界は国際秩序が回復されるまでロシアに圧力をかけるべきだ」と主張し、今後の兵器の支援など防衛協力のさらなる拡大について話し合ったということです。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領もアメリカとして揺るぎない支援を行う意向を重ねて示したということで、プーチン政権の混乱が戦況にどう影響するか、今後の動きが注目されます。
「裏切り」プリゴジン氏、安全な出国をプーチン氏が「個人的に保証」…反乱参加の戦闘員も不問に
ロシア国内で反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は24日夜、ワグネルの部隊を撤収させると表明した。露大統領府はプリゴジン氏が隣国のベラルーシに出国し、ワグネルへの捜査を中止すると発表した。ロシアのウクライナ侵略が続く中で発生した反乱は、終結する見通しとなった。
プリゴジン氏は、モスクワまで約200キロ・メートルに迫っていたワグネルの部隊について、「引き返すよう指示した」とSNSで説明した。「流血の事態を回避するため」とした。
露大統領報道官は、ロシアのウクライナ侵略に協力している隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がプーチン露大統領との仲介役となり、24日にプリゴジン氏と電話で協議したと明らかにした。
その結果、ロシア政府とワグネルは、プリゴジン氏がベラルーシに出国する一方で、露情報機関「連邦保安局」(FSB)が23日夜に着手した「武装反乱を扇動した容疑」での捜査を中止することで合意した。反乱に参加したワグネル戦闘員の罪は問われないことになった。プリゴジン氏の安全な出国は、プーチン氏によって個人的に保証されているという。
プーチン氏は24日午前の国営テレビでの緊急演説の中で、プリゴジン氏らの武装蜂起を「裏切り」と位置付け、「必ず罰する」と表明した。ワグネルが首都に接近したことから、一転して流血回避を優先したとみられる。プーチン氏は演説で「内戦は避けなければならない」とも語っていた。
プリゴジン氏は24日夜、ワグネルの部隊が占拠していた南部ロストフ州の州都ロストフ・ナ・ドヌーにある露軍南部軍管区司令部を車で離れた。ロストフ州や北方ボロネジ州の知事は、ワグネル部隊が撤収していることを明らかにした。
プリゴジン氏による反乱は、セルゲイ・ショイグ国防相がウクライナ侵略作戦に参加しているワグネルなど非正規軍事組織に対し、7月1日までに露国防省と契約を結び、国防省傘下に入るように迫ったことが発端となった。
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は24日のビデオ演説で、プーチン氏への辞任圧力を強めるようロシア国民に訴えた。◆ワグネル= ロシアの実業家エフゲニー・プリゴジン氏が露軍参謀本部情報総局(GRU)の元高官と共に2013年頃に創設した民間軍事会社。14年に起きたウクライナ東部での紛争に参加した。内戦下のシリアなどの中東・アフリカ諸国にも要員を送り、活動範囲を広げた。ロシアのウクライナ侵略では受刑者を戦闘員として募るなどして、5万人を戦闘地域に派遣した。