今年に入ってから
システムの大規模な不具合、
というか。
致命的なエラーを連発している
みずほ銀行に対して。
お役人が
『もはやお前らには任せておけん』とばかりに
直接監督に乗り出しましたw
という、
前代未聞の展開が
ニュース記事になっていましたので
ブックマークを付けました。
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『直接管理』とか
物騒な言葉が出ていますけど。
不具合続きの
システム運営について
従来の
業務改善命令から
さらに一歩も二歩も踏み込んだ改善指導を始める
らしいのですけど。
具体的に、
どうするつもりなんでしょうか。
素人視点で
ざっと思いつく内容は。
外部から専門家を招聘して。
システムの詳細を聞き取り
問題点を洗い出し、
改善案を作成。
みずほ銀行の内部事情は棚上げして。
改善案をゴリ押し
システム運営の修正改善を最優先で進める、
とか。
要は、
『みずほ銀行のお家事情なんか
知ったことではありません。
ささっと
システム改修しやがれ(怒
失敗したら、お取り潰しナw』
とか
そんな勢いで業務改善命令出します、
って
内容なのかな。知らんけどw
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うーむ……
私的には
これでどうにかなるのなら。
ここまで大事になっていないヨw
と
思いますけどねぇw
システム運営だけ弄っても、
企業風土が根本から変わらないと。
結局、
運営する人間のマインドが変わらないので。
喩えるのなら、
電車の脱線事故を連発している
鉄道会社が
車両を新しく入れ替えてどうにかしよう、
って話ですよw
いやそれ、
車両を最新に入れ替えようが、
運行システムを最新にしようが、
運転手や鉄道職員が
ヘッポコのままなら。
新しい車両、システムを使って別の事故を起こすだけで
事故は減りませんってw
根本的に、
運転手や職員の教育から
やり直さないと
どうにもなりませんから。
それには、
現経営陣は全部クビ切って、
外部から
経営再建のプロ経営者を招聘して。
企業ガバナンスを刷新する。
そこまでやらんと……って、
それは
かつての日航再建と
同じ程度の
荒療治になりますね。
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果たして、
みずほ銀行側に
そこまでの自覚があるのかどうか。
そして
金融庁に
そこまでの覚悟があるのかどうか。
みずほ銀行のシステム、金融庁が異例の「直接管理」へ…月内にも業務改善命令
金融庁は、システム障害が多発しているみずほ銀行と、持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)に対し、月内にも業務改善命令を出す方針を固めた。システム運営を事実上、直接管理する行政処分となる。運営体制の抜本的な見直しを求め、再発防止につなげる。
金融当局が、民間金融機関のシステム運営の管理に乗り出すのは異例だ。度重なるトラブルについて、金融システムの安定を脅かしかねない事態とみており、みずほグループだけに任せておけないと判断した。
みずほ銀のシステムを巡っては、今年2~3月、4回にわたって現金自動預け払い機(ATM)や送金システム、インターネットバンキングで障害が発生した。みずほグループは6月に再発防止策を公表し、システムの総点検を進めたが、8月20日に店頭窓口のシステムに不具合が起こった。
金融庁は、みずほグループが一連の問題を総合的に検証できずに、障害を繰り返し起こしてきたことを問題視していた。9月に入った後もATM障害が発生。個別のシステム上の問題ではなく、組織の運営体制に問題があるとの見方を強めた。
みずほグループを巡っては2002年と11年に、大規模なシステム障害を起こして金融サービスが停止した経緯がある。過去の教訓から、19年に大規模障害につながらないことを重視した中枢システム「MINORI(みのり)」を導入した。
しかし、みのりについては、みずほグループの前身である第一勧業銀行や富士銀行、日本興業銀行といった旧行と取引があった複数のシステム提供会社を尊重しながら構築した。みずほグループ内のシステム管理体制についても、みずほFGがシステム全体を統括する一方で、窓口やインターネットバンキングといった顧客向けのサービスについては、傘下のみずほ銀に委ねていた。
金融庁は、相次ぐ障害は、こうした管理体制に根本的な問題があったとみている。