私的に
この問題というか事故というか騒動というか、
なんらかの不具合による接続障害で
とくに何かの被害が遭ったわけではないのですが。
ただ、
口座を持っている銀行で
トラブルが発生していまして。
今後、
同じような障害が発生して、
その時に
私がトラブルに遭ったら困るなぁ、と思って。
今回のトラブルの原因は一体なんだったのか、
いろいろと調べていました。
それで、
ある程度、
情報がまとまって状況が見通せてきたら
何かしらの備忘録的な与太書きをまとめておこう、
と思ったりしていたのですけど……
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障害の発生から、
すでに
1週間以上経過して
いまだに原因不明。
トラブル発生時の
詳細な情報も公表されていません。
いや、
昨日
日本国内主要メディアに、
『原因はプログラムミス』という情報が一斉に流れたのですけどね。
それが
本日開催された
担当責任者の記者会見で
その内容が全面的に否定されて。
今のところ原因はつかめていない、との発表で。
いやもう、
本当にどうなっているんだコレさ……
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で、
私的な
勝手な憶測では。
現時点で
トラブルの原因はおおよそ目星がついていて。
ほぼ確定できているのだけど、
それじゃあ、
このトラブル発生は誰の責任なのか。
障害発生=瑕疵の主体は誰で、
誰がどういう責任を引き受けて、
補償を行うのか。
そこが確定していないので
その点の調整がすすんで決着がつくまで
詳細の発表を引き延ばしているんじゃないかなぁ、
と思ったり。
銀行間決済のシステム障害復旧、506万件の取引に影響…更新機器の不具合原因か
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は12日、他行宛ての振り込みなどが滞っていたシステム障害が復旧したと発表した。同日朝から通常通りの取引が可能となっている。丸2日間に及んだ障害の影響は送金や着金の遅れなど計500万件超に達した。
障害は10日朝、銀行間の資金決済を担う全国銀行データ通信システム(全銀システム)で発生。三菱UFJ銀行やりそな銀行、商工組合中央金庫といった金融機関で他行宛ての振り込みができなくなるなどした。
障害の原因は、7~9日に更新作業を行った全銀システムと各行を結ぶ「中継コンピューター」と呼ばれる機器の不具合とみられている。全銀ネットは復旧作業を進め、12日未明に対応を完了した。
全銀ネットによると、2日間のシステム障害により11日夜時点で対象金融機関から他行宛ての振り込み約255万件、対象機関への振り込み約251万件の計506万件に影響が出た。このうち他行宛ての振り込みは2日間で約87万件が処理できず、他行からの振り込みも11日分の約99万件が未処理となった。各金融機関が現在、決済処理を進めている。
全銀システムには銀行や信用組合など1000を超える金融機関が参加しているが、一般利用者に影響が及ぶ障害は1973年の稼働以来初めて。給与や公的な手当などの振り込みのほか、保険金の支払いなど、市民生活に大きく影響したとみられる。各行も振り込みの受け付けを制限・停止するなど対応を迫られた。
全銀システム障害、原因はプログラムミス 容量不足生じる
三菱UFJ銀行など全国10の金融機関で他行宛ての振り込みに遅れが出た全国銀行データ通信システム(全銀システム)障害は、プログラムの設定ミスで部分的な容量不足が生じたことが原因であることが16日、分かった。システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は、稼働前に十分な試験を実施したのかどうかが問われそうだ。
障害は、10日午前に発生した。一部の自治体で児童手当が届かないなど計506万件の取引に影響が出た。関係者によると、7~9日の3連休に実施した中継コンピューターの更新に伴って、機器の基本ソフト(OS)が32ビットから64ビットに変更されたが、必要な容量が確保できない取引が発生したとみられる。
全銀ネットの辻松雄理事長が18日に記者会見し、障害の詳しい原因や再発防止策を説明する方針だ。
全銀ネット “システム障害による追加負担 金融機関が補償”
金融機関どうしの送金システムに障害が発生し、500万件を超える取り引きの処理が遅れた問題で、システムを運営する全銀ネット=「全国銀行資金決済ネットワーク」は、障害の影響で個人や企業が追加で負担した費用を加盟する金融機関が補償すると発表しました。
全国銀行協会の関連団体で一般社団法人の全銀ネットは、金融機関どうしの資金をやり取りする「全銀システム」の運営を担っていますが、今月10日の障害発生から2日後に復旧するまでに500万件を超える振り込みの処理が遅れるなど利用者への影響が広がりました。
これについて全銀ネットは18日、振り込みができなかったり着金が遅れたりしたことで個人や企業が追加で負担した費用については加盟する金融機関がそれぞれ利用者への補償を行うと発表しました。
具体的には、
▼誤って二重で行ってしまった振り込みを取り消すために支払った手数料や
▼予定された日に振り込みができなかったことで発生した延滞金や遅延損害金、
▼それに一時的に残高不足となったことで生じた金利などの追加費用が補償の対象となるとしています。全銀ネット「引き続き調査」
全銀ネットは18日、記者会見を開き、辻松雄理事長が「多大なご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびしたい。決済システム全体の信頼を揺るがす大きな問題だと認識している」と述べ、陳謝しました。
全銀ネットは、今月9日までの連休中に、基幹システムと各金融機関をつなぐ中継コンピューターを更新した際に障害が発生したとしていますが、原因についてはまだ特定できておらず、システムを開発したNTTデータとともに引き続き調査を進めているとしています。
また、障害によって振り込みができなかったり送金が遅れたりしたことで個人や企業が追加で負担した費用については、全銀ネットに加盟する金融機関がそれぞれ利用者への補償を行う方針を示し「加盟金融機関がこの方針を踏まえて対応いただくことを想定している」と述べました。
この問題をめぐって金融庁は、今月13日、全銀ネットに対して原因や再発防止策などの報告を求める「報告徴求命令」を出していて、全銀ネットは来月末までに原因を特定して金融庁に報告したいとしています。