いまから、ざっと１ヶ月ほど前に
中野ブロードウエイにある『まんだらけ禁書房』に
突如
警察のガサ入れが入って。
ニュースになった案件の続報が出ていたので。
ニュース記事にブックマークを付けてみました。
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この件
無事に？
まんだらけの責任者が逮捕された、というか。
書類送検されたそうです。
これ、
第一報を見た段階で言われていたのは、
古書店アルアル案件で、
今では所持禁止、販売禁止になった
『児童ポルノ』雑誌やら書籍やらイメージビデオやら。
それを
店頭に並べて販売してしまったのではないか。
と、
私も含めて、
多くの業界関係者から
そのように見られていました。
この手の話は
稀にある事例でして。
少年少女の裸体写真が掲載されている盗撮系の投稿写真雑誌、とか。
未成年アイドル（ジュニアアイドル）のソフトヌード写真集、とか。
児童ポルノに当たるとして販売禁止になった商品が
１０年前とか２０年前、３０年前には
ゴロゴロしていました。
これを
今のご時世で店頭販売してしまって
警察の捜査を受ける。
というのは、
ごく稀にある業界アルアルなんですよね。
なので、
今回もその件だと思ったのですが……
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全然の見当外れ、
実際の
逮捕容疑は全く違いました。
風俗営業法違反……禁止区域営業容疑で書類送検された、
と。
この場合、
店舗が
アダルトグッズ専門で、
卑猥な物しか売ってないオンリー店。
フロアのどこを見ても、
アダルトグッズというか
ＡＶとか１８禁写真集とか。
そういう物しか並べていません。
とかいう、
問題の店舗が
そういう専門店だったので。
警察から、
風営法に抵触する店の内容なので。
すぐさま改善、
問題のある商品を撤去するように、指導を受けていたのだとか。
しかし、
店舗の責任者は
警察の指導を無視して、
そのまま店を改善することなく営業を続けたので。
ついに
店舗のガサ入れ＝証拠品の押収、
責任者の逮捕＝書類送検、となりました。
今回の案件は、
そういう流れだそうで。
ちなみに、
問題の店舗が入居していた雑居ビル、
『中野ブロードウェイ』から１００メートル離れた場所に、
中野共立病院があります。
この病院は、
中野ブロードウェイが開業する以前から、
同じ場所で病院を開業していますので。
病院があることを知らなかった……とは
言い訳できませんねｗ
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うーん、これはアレかな。
中野ブロードウェイの裏手が、
歓楽街になっていて。
昭和通り（昭和新道）沿いに
メイド喫茶っぽいガールズバーとか
キャバクラみたいな店が何軒も並んでいるので。
そういう店が他にも営業しているから、
警察の指導が入っても、
単なる『口先指導』だけだと勘違いしちゃったのかなぁ。
でも
ガールズバーは、
単なる『バー』で接客を伴わないので。
風営法には引っかからないんですよね。
そして、
風営法に引っかかるキャバクラは……
定期的に潰れていますｗ
警察の指導を受けて、
店を潰して閉店した……という体裁で、
人を入れ替えて
店名も変えて、
新しい別の店が入りました、として再出発する、というｗ
これも
歓楽街あるあるですが、
警察の指導が入ったら、
店は営業停止もしくは営業終了しましたｗ
という体裁を取らないで営業を続けています、となると。
警察は
面子潰されました、法律も無視してます、という形になるので。
容赦しませんｗ
この機微は、
歓楽街飲み屋商売アルアル案件なのですけど。
今回、
まんだらけはそれで引っかかったようです。
まんだらけを書類送検 中野区の禁止区域でアダルトDVD販売容疑
禁止区域でアダルトDVDなどの販売店を営業したとして、警視庁保安課は22日、運営会社の古物商「まんだらけ」（東京都中野区、辻中雄二郎社長）と同社の法務担当役員で店舗責任者の男性（60）＝千葉市＝を風営法違反（禁止区域営業）容疑で書類送検した。
書類送検容疑は9月9～14日、中野区中野5のビル内で、200メートル以内に病院がある営業禁止区域であるにもかかわらず、アダルトDVDなどを販売する「まんだらけ禁書房」を営業したとしている。役員は「違法とは認識していたが、どうせ商品の入れ替えをするから大丈夫だろうと安易に考えてしまった」と容疑を認めているという。
保安課によると、同店は8月28日にオープンしたが「いかがわしい店だから何とかして」などと警視庁に苦情が寄せられていた。同庁が禁止区域と伝えて指導したが、営業を続けたため、9月14日に家宅捜索を実施。アダルトDVDなど約2500点を押収して捜査を進めていた。
