数日前に始まった、
ロシアのウクライナ侵略戦争……
日本時間で24日開始ですから、
まだ
3日ほどしか経っていないわけですけど。
その間、
世界は
コレまでの枠組み、価値観とか、
様々なものが
あちらでもこちらでも
いっぺんにヒックリ返って。
先の見通しが立たない混沌の真っ只中になってしましました。
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その中で、
今回の
ロシアの侵略戦争を擁護する人達も
少なからずいて。
ネット上で情報を集めていると、
日本国内でも
チラホラ散見されるのですけど……
私的には、
この手の意見には全く共感できません。
かつてのソ連時代、
今は無き東ドイツが防衛ラインの最前線だった時代から。
それが、
どんどん東側に移動してきて
いよいよ
国境目前まで迫ってきた
ロシアの苦しい立場はそれなりに想像出来ますけど。
だからといって、
隣国に軍隊を送り込んで、
市民を攻撃、殺害し
失った支配権を回復させようとする行動は、
同情の余地が無い『暴挙』です。
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これは、
例えば日本人にとって身近な環境に置き換えて見ると、
ハッキリと理解出来ます。
今、
日本国内でも『沖縄独立論』などが、
ときたま、
巷間に出てくるのですけど。
仮に、
この先沖縄が日本から独立した場合に、
日本政府がそれを不服として、
沖縄に自衛隊を送り込んで、
独立を画策した首謀者、それを支持して協力した住人を殺害して
日本の支配権を回復する、という。
そんな暴挙を強行したとして、
それが許容できるのか。
今回のロシアの侵略戦争を、
ウクライナを沖縄に、
ロシアを日本に、
置き換えて喩えてみましたけど。
こんな日本政府の暴挙を認められるのか。
ロシアに立場を認めるとは、
つまり、
このような日本政府の暴挙を許可する、
というのと同義ですよ。
そんな暴論を許したら、
『国家の独立』が建前すら成り立たなくなります。
「降伏を強いる条件」ウクライナが停戦協議を拒否…プーチン氏はキエフへ進軍命令
【モスクワ=田村雄】タス通信によると、ロシアの大統領報道官は26日、「ウクライナが停戦協議を拒否した」と述べ、プーチン大統領がロシア軍にキエフに向け前進するよう命じたことを明らかにした。ウクライナは25日、ロシアに協議を求め、ロシアは「交渉団を送る用意がある」と表明していた。
ロシアのプーチン大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=いずれもAP
キエフを巡る攻防が激しくなる中、停戦協議に向けた調整が進むかどうか注目されていた。
英BBCによると、ウクライナ大統領府の顧問は26日、ロシアとの協議を拒否したことを確認し、「ロシアが示した条件が降伏を強いるもので応じられない」と理由を説明した。
プーチン氏は25日には安全保障に関する会合で、ウクライナ軍に対し「自分の手で権力を奪い取れ。あなた方となら(停戦について)容易に合意できる」とクーデターを呼びかけ、ウォロディミル・ゼレンスキー政権に揺さぶりをかけた。
キエフ中心部で市街戦、露がミサイル攻撃…首都攻防戦が激化
【モスクワ=工藤武人、ワシントン=田島大志】ロシアによるウクライナ侵攻で、両国の軍部隊は26日、首都キエフを巡る激しい攻防戦を繰り広げた。英BBCなどによると、市中心部の一部では市街戦になり、ウクライナ軍は激しく抵抗している。キエフ以外の東部や南部でも激しい戦闘が続き、民間人の死傷者も増えている。
ウクライナの保健相は26日、ロシア軍の侵攻でこれまでに子ども3人を含む198人が死亡し、1115人が負傷したことを明らかにした。
露軍の 空挺くうてい 部隊が25日からキエフを西方から包囲しており、26日未明以降もミサイルなどでキエフ市内を攻撃した。
BBCによると26日未明には、国防省から約4キロ・メートル離れた地下鉄駅周辺でウクライナ政府軍と戦闘になった。26日早朝には、市中心部の「独立広場」から約400メートルで戦闘が起きたとの情報もある。
26日には市内南西部の高層住宅にミサイルが2発撃ち込まれ、住宅の一部が損壊した。キエフ市当局は露軍が発射したと指摘した。
露軍の攻撃はウクライナ東部や南部でも続いている。露国防省は26日の発表で、ウクライナの軍事施設や兵器、車両など821の標的を破壊したことを明らかにした。南部でも新たにメリトポリなどの都市を制圧したとしている。露軍の戦死者数などは明らかにしていない。
一方、ウクライナ軍は26日、露軍の空挺部隊を乗せた大型輸送機2機を撃墜したと発表した。ウクライナ内務省は26日、露軍側に約3000人の死者が出ていると説明した 米国防総省高官は26日、記者団に対し、キエフの北側や東部ハリコフ周辺で、激しい戦闘が続いていると指摘し、「ウクライナ軍の激しい反撃でロシア軍はキエフの北約30キロにとどまっており、それ以上には接近していない」と述べた。
さらに、「ウクライナ軍の抵抗は露側の予想より大きい。どこかの都市を制圧したという兆候もない」とし、制空権についても、ウクライナ軍の防空システムがまだ「作動可能」だとの見方を示した。
ロシア軍が「いらだち」 米国防総省分析
【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省高官は26日朝(日本時間同日深夜)、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍について、引き続きウクライナ軍から激しい反撃を受けていると指摘、首都キエフを含めて主要都市の掌握には至っておらず、ロシア側は当初の予想を上回る反抗を受けて「いらだっている」との見方を明らかにした。
ロシア軍の3方向からの流入が続いているが、特に北部からの侵攻に対しウクライナ軍が反撃し、ロシア側は勢いが衰えているようにみえると指摘した。首都制圧を目指すロシア軍はキエフから北約30キロまで進み、偵察隊がキエフ付近や市内に潜入したとみられる。
高官によると、ロシア軍は人口が集中する主要都市の掌握や、制空権の獲得には至っていない。ウクライナ軍のミサイル防衛能力はなお機能しているとみられる。
全面侵攻の開始から短距離弾道ミサイルを中心にした空爆は26日時点で250発以上に達した。軍事目標が大半だが、住民の居住区にも着弾し、被害が出ている。
黒海と結ばれた内海アゾフ海では数千人規模の海軍歩兵部隊による水陸両用作戦が行われた。一部は港湾都市のマリウポリに向かっているとみられる。ウクライナ国境沿いやベラルーシに展開するロシア軍の約5割がなお待機しているという。
一方、国防総省のカービー報道官は26日の記者会見で、3億5000万ドル(約400億円)のウクライナへの追加的な軍事支援の承認を受けて、最前線で戦う同国軍に必要な兵器、装備を供与し「同盟国とともに、ウクライナの主権と領土保全を支え続ける」と強調した。