kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ここでも一区切り…… ―― 「家も道路もなくなった」 避難者の一時帰宅始まる―滞在2時間

先々週末に
発生した
静岡県熱海市土星流災害。
はやいもので
大規模な捜索が始まってから
もう
かれこれ
1週間以上が経過していたんですね。
そこでなのか……
関東、東海における
梅雨前線の活動も
やや小康状態に入ったのを
見計らったのか、
昨日、
避難者に一時帰宅が許されました。



ただまあ、
なんというか、
帰宅というより
帰還というべきなのかな。
この件、
テレビのニュースでも
取り上げていましたけど。
家が流されてしまって
跡形も無くなってしまった
被災者もいて。
とりあえず
現場の様子を確認しに戻った、
というだけの人の居ましたし。
現地には、
まだ
土砂がたくさん残っていて。
とりあえず
移動経路確保のために
主要な道路から、
片付け、撤去作業を進めているそうですから。
土砂が家屋に被ったまま
手つかずになっている箇所もあって。
とくに
土砂や堆積物が
家を押しつぶしているような状況だと、
それらが
家の倒壊を支える『柱』の役割を果たしている物もあって。
そうなると、
土砂を撤去したら
建物が倒壊、崩落してしまうので。
持ち主の確認が必要だったり。
あと、
私有地の中については、
基本、
手を付けられませんしね。
とかとか
色々あったようでして。
単に
家に帰って、
確認して、
必要な物を持ち出して終わり、
という話ではなかったようです。



その一時帰宅も、
今日、
現地の天候が悪化して
早々に
中止になってしまいました。
とまぁ、
テレビでのニュース報道を見て
そう思っていたら、
どうやら
そういう話ではなくて。
住民がうろつくので
現地での
行方不明者捜索活動に支障を来すため
という事が理由みたいです。
私は
今回
被災地に住民の帰還を
一時的にでも認めたので。
てっきり
これで行方不明者の捜索活動は打ち切って。
この先は
残骸の撤去を中心とした、
遺体の収容作業へと移行する。
それを正式に表明して
捜索活動に一区切り付ける。
とばかり
思っていたのですが。
そうではなかったのですね。

 

 

www.jiji.com 

「家も道路もなくなった」 避難者の一時帰宅始まる―滞在2時間・熱海土石流

 静岡県熱海市の大規模土石流で、甚大な被害を受けた伊豆山地区から避難した人の一時帰宅が12日、始まった。立ち入り制限が続く中、9日ぶりにわが家の様子を見に戻った被災者が取材に応じ、住み慣れた地域の変わり果てた姿を、ショックを隠せない様子で振り返った。
押し寄せる土砂、必死で退避 発生時、現場活動の消防隊員―熱海土石流
 土石流が駆け下った逢初川沿いの2階建てアパート1階に住んでいる関沢浩さん(54)は「周りの家も道路もなくなり、泥水が川のように流れていた」と話した。アパートの玄関が土砂でふさがれ、隣家の壁はえぐり取られていたという。滞在が許されたのは2時間ほどで、枕や薬、貴重品を持ち出した。警察官から「危ないのでなるべく早く出て」と声を掛けられたという。
 東海道新幹線の線路近くに住む後藤光雄さん(75)は、自家用車が倒壊した別の家の屋根に押しつぶされていた。周辺の家屋が跡形もなく流されており、住人が亡くなったという。幸い自宅に大きな被害はなく、同居する母親(99)も無事だったが、「決して喜ぶことはできない」と語った。
 市によると、土石流で131棟が被害を受け、約530人がホテルで避難生活を送っている。一時帰宅は1世帯につき2人までを条件とし、12日は計89人が家屋の状況などを確認した。

 

 

 

www3.nhk.or.jp 

熱海 一時帰宅あすとあさって中止 斉藤市長「捜索活動に支障」

静岡県熱海市の斉藤栄市長は記者会見で、12日から始まった、市内のホテルに避難している人たちの「一時帰宅」について、13日と14日は、中止することを明らかにしました。
理由については、一部の住民が捜索現場付近に立ち入り、捜索活動が一時、中断するなどしたためと説明しています。
斉藤市長は「捜索活動に支障を来すとともに、安全に関わる重大な問題が生じた」と述べ、今後、改めて実施する日について検討する考えを示しました。