kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さらに続報が出ました…… ―― 安倍元首相銃撃・手製銃「一発で弾丸6個を発射」筒2本束ねて固定

一昨日起きた、
安倍元首相銃撃事件。
暗殺事件と言うべきかもしれない、
この事件について。
事件当時の状況を報じる続報が
さらに追加されたので、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
今回は、
いろいろ数が多いので、
与太書き二つに分けています。



まずは
銃撃に関して、
使用された凶器である密造銃、
それから
安倍首相の負傷の状況と死因、
そして、
警備に関してです。



犯行に使用された手製の密造銃は
鉄パイプを2本、粘着テープを巻いて固定されたもので。
撃鉄の代わりに電気コードで火薬に点火する仕組み、
だそうな。
そして
空の薬莢に6つの金属片を詰めた物を弾丸として
使用していたそうで。
この構造なら、
簡易的な散弾銃、とも言えますね。
しかも、
発射された金属片が、
近くに停められていた選挙カーの外装を貫通したり、
20メートル先の看板を貫通してたり、
かなり強力な破壊力が確認されています。



それから、
銃撃の瞬間の
犯人の行動についても詳細がかなり明らかになってきました。
犯行当時、
安倍氏の背後6~7メートルの位置まで近寄ってから
銃弾を発射していたことが
当時の映像から確認されています。
これについて、
犯人の接近を許したのは
警備上の明らかな手落ちである、と。
さらに
1発目の発射から2発目の発射までわずかな空隙があったのに、
安倍元首相を警護する人間が誰も居なかった点について
SPのミスである、と。
などなど
安倍元首相が銃撃された状況について
警護体制に多々不備があったと、
多くの専門家が指摘していますね。
まず、
犯人の接近時、
明らかに周囲の聴衆の列から抜け出して、
単独で接近していますから。
他の聴衆とは全く異なる
通常は考えられない行動を取っています。
この時点で
元の位置に戻るように
警備側が犯人を制止していれば、
全く異なる結果になっていたのは間違いありません。
そして
1発目から2発目の空隙について。
1発目から2発目の発射まで2秒かかっている、この間の行動も非常に重要です。
検死の結果、
2発目に発射された弾丸が安倍元首相の上体を貫通したのが死因と
確定しています。
1発目は致命傷になっていませんでした。
なので
1発目の瞬間に
安倍元首相がその場にしゃがんでいたら、
今回の不幸な結果は防げた可能性があります。
アメリカの要人が銃撃された映像などを見ていると、
たいてい
すぐさま頭を下げて体をかがめていて。
当人が反応しない場合は
周囲の警護の人間が
無理矢理引きずり下ろしているのに対して、
今回の
日本の警護対応は大きく異なっていました。
安倍元首相はその場に棒立ちのまま、
逃げなかったので
的として狙われ易い状態でした。
これが致命的なミスでした。



今後は
日本でも
銃撃を想定した待避行動について
警護対象の要人を含めた定期的な訓練が必要なのかもしれません。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

手製銃「一発で弾丸6個を発射」、筒2本束ねて固定…試作重ね殺傷能力高い銃使用か

 安倍晋三・元首相(67)が奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃を受け、殺害された事件で、逮捕された元海上自衛官の無職山上徹也容疑者(41)が、事件で使った手製銃について「一度に6個の弾丸を発射する仕組みだった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。散弾銃のような構造とみられ、自宅から同様の手製銃が数丁見つかった。奈良県警は山上容疑者が試作を重ね、殺傷能力が高いものを選んで事件に及んだとみている。
 山上容疑者は8日午前11時半頃、奈良市近鉄大和西大寺駅前の路上で演説していた安倍氏を銃撃したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。
 捜査関係者によると、現場で押収された手製の銃は長さ約40センチ、高さ約20センチ。山上容疑者の供述では、金属製の筒を2本束ね、木製の板やテープで固定。筒にはカプセルのようなものが入っており、カプセルの中に6個の弾丸を込めることが可能で、一度の発射で1本の筒から6個の弾丸が飛び出る仕組みだったという。
 現場で撮影された映像によると、山上容疑者は、安倍氏の背後6~7メートルの位置から発砲していた。県警が安倍氏から約20メートル先の道路沿いに止まっていた選挙カーの車体を調べたところ、弾痕とみられる穴が看板部分に複数確認された。県警は流れ弾とみており、飛距離などから相当の威力があった可能性がある。
 県警は8日、奈良市内の山上容疑者の自宅を捜索し、事件で使われたものと似た構造の手製銃を数丁見つけた。いずれも複数の金属製の筒が粘着テープで束ねられており、9本束ねられた大型のものもあった。また、発火用とみられる電気コードが接続されていた。
 これらについて、山上容疑者は「インターネットで火薬を購入し、空の薬きょうも手に入れ、自分で詰めた」と供述。「最初は爆弾を作ろうとしたが、うまくいかなかったので銃を作ることにした」とも話しているという。
 県警は山上容疑者が自宅で銃を製造していたとみており、部品の入手経路などを調べている。

 

 

 

www.jiji.com

「警備に問題、否定できない」 警護計画、当日承認―奈良県警本部長、安倍元首相銃撃で

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、奈良県警の鬼塚友章本部長は9日、事件後初めて記者会見し、「極めて重大かつ深刻に受け止めている。警護警備に関する問題があったことは否定できない」と述べた。その上で、早急に問題点を確認し、対策の検討や見直しを行うとの考えを示した。
 会見は県警本部で午後6時から約1時間行われた。鬼塚本部長は、冒頭に「安倍晋三内閣総理大臣のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、ご遺族および関係者の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます」と述べ、頭を下げた。
 県警には事件前日の7日夕方、安倍氏の遊説日程が伝えられた。担当部局が警護計画書を作成し、最終決裁者の鬼塚本部長に事件当日の朝に報告があり、承認したと説明。「違和感や修正点はなく、原案通り承認した」といい、計画通りに警護が行われたと述べた。 加えて、「事案の全容解明し捜査尽くすことが、亡くなった安倍元内閣総理大臣に対する最大の弔いであり、県民、国民の皆さまに対する私の責任」と語った。
 会見では、警護態勢の不備を問う質問が集中した。鬼塚本部長は終始硬い表情で、「治安責任を有する本部長として責任を痛感している」「警察官人生での最大の悔恨、痛恨の極み」と話し、言葉を詰まらせる場面もあった。

 

 

 

 

 

安倍元首相死亡 容疑者宅から手製の銃数丁を押収 警察【速報】 | NHK

ちょっと不謹慎な言い方だけど、これで歴史に名前が残る人確定になった。小泉さん付の頃はここまでの大人物になるとは思えなかったんだけどなぁ……

2022/07/08 12:02

安倍晋三元首相 銃撃 「1発目の銃声で不審者を認識」【最新】

 安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれ死亡した事件で、現場で警備にあたっていた複数の警察官が「1発目の銃声が聞こえて初めて不審者を認識した」という内容の説明をしていることが警察当局への取材で分かりました。
 警察庁は元総理大臣の背後の警備態勢に問題があった可能性があるとして当時の対応を検証することにしています。
 警察は奈良市に住む無職の山上徹也容疑者(41)を逮捕して殺人の疑いで捜査しています。
 山上容疑者は当時、安倍元総理大臣の斜め後ろから歩いて近づき、数メートルの距離で銃を2発撃ったとみられることが分かっていますが、現場で警備にあたっていた複数の警察官が「1発目の銃声が聞こえて初めて不審者を認識した」という内容の説明をしていることが警察当局への取材で分かりました。
 これについて警備関係者からは、銃撃を許す前に制止できなかったのは問題で、容疑者が元総理大臣に近づいてきた段階で対処すべきだったという指摘も出ています。
 警察庁は現場の状況などから元総理大臣の背後の警備態勢に問題があった可能性があるとして当時の対応を検証することにしています。

警備関係者からは“背後の警備態勢が不十分”の見方も
 警備関係者によりますと、当時、現場には警視庁の専属のSPが1人配置されていたほか、奈良県警の私服の警察官なども含めると合わせて数十人の警備態勢でした。
 安倍元総理の後ろ側にも警察官が配置され、周囲を360度警戒していたということです。
 しかし、沿道にいた人が当時、撮影した動画では、容疑者が元総理の斜め後ろからゆっくりと歩いて近づく姿が写っていますが、銃声が鳴るまで警察官が制止する様子は確認できません。
 これについて、複数の警備関係者はまず、容疑者が元総理に近づく前に制止できなかったことに問題があるとしたうえで、背後の警備態勢が不十分だったのではないかとしています。
 このうちの1人は「これ以上近づけば不審者だと認識する距離がきちんと設定されていたのか、そして実際に不審者が近づいた時に制止する態勢がなぜとられていなかったのか、検証する必要がある」と話しています。
 一方で、選挙の遊説の警備について難しさを指摘する声もあります。
 ある警備関係者は、遊説の際、候補者などの周囲には支援者や陣営の関係者が立つことが多く、SPがすぐそばで警戒にあたれない場合があることを理由の1つとして挙げています。
 また、遊説の最中は壁を背にするなど背後に空間を作らないことが警備上は望ましいものの、さまざまな角度から見てほしいと考える候補者などもいるため、要望は尊重せざるを得ないということです。

奈良県警察本部長「警護 警備の問題 否定できない」
 奈良県警察本部の鬼塚友章本部長は9日に記者会見を開き「警護、警備に関する問題があったことは否定できない」と述べました。
 鬼塚本部長は9日午後6時から記者会見を開き、冒頭、「今回の事件は選挙遊説中の元総理大臣の殺害を狙った極めて卑劣で、許しがたい蛮行で、徹底した捜査による事案の全容解明が急務だ。所要の態勢を構築し警護・警備にあたっていたが、安倍元総理大臣が死亡される結果になったことを極めて重大かつ深刻に受け止めていて痛恨の極みだ」と述べました。
 そして「警護、警備に関する問題があったことは否定できないと考えており、早急にその問題点を把握し、適切な対策を講じる」と述べました。
 具体的な問題点については、「態勢なのか、配置なのか、緊急時の対応なのか警護員の個々の能力なのか、さまざまな問題について早急に検討、見直しを行う」と述べるにとどまりました。

元警視総監「警察の失態とも言える」
 警視庁公安部長や警察庁警備局長などを歴任した米村敏朗元警視総監は「選挙の街頭演説は通常の要人警護と異なり不特定多数の人が集まる。有権者との距離も近く警察にとっては難しい警備のひとつだ。無事に警護を終えられれば100点だが、失敗であれば0点という結果がすべての世界だけに、今回の結果は警察の失態とも言える」と指摘しています。
 そのうえで「容疑者は車道を出て安倍元総理の背後から襲撃しているが、ほかの人とは明らかに異なる動きをしながら歩いて向かってくる時点で不審者と見込まれるため、警察官がすぐに制止する必要があった。警備の現場では、警護の対象者に危険がおよぶ可能性が高い場合は、上司の命令を待たず配置された警察官のとっさの判断が生死を決めることもあるため、日ごろから訓練や教育が徹底されている」と話しています。
 今後、警察当局で進められる検証については「リスクが高いにもかかわらず周囲が360度開けた屋外の会場をなぜ選んだのか。また、警備態勢や警察官の配置などについて、警視庁と奈良県警の事前の連携に問題がなかったのかなどを中心に調査していくことになるだろう」と話しています。

宗教団体から安倍元首相に襲撃対象を変更か
 山上容疑者は、取り調べのなかで、動機につながる供述も始めています。
 警察によりますと、これまでの調べに対し「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元総理がこの団体と近しい関係にあると思い狙った」などと供述しているということです。
 また、捜査関係者によりますと、この宗教団体について「母親が団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして家庭生活がめちゃくちゃになった」という趣旨の話をしているということです。
 その後の調べに対して「もともとはこの宗教団体の幹部を殺害しようとしたが、できなかったので、元総理を銃で撃つことにした」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
 警察は、宗教団体への恨みがきっかけとなり、その後、近しい関係にあると思い込んだ安倍元総理大臣に襲撃対象を変更したとみて詳しいいきさつを調べています。

「前日に岡山の遊説会場にも行った」「爆発物での殺害も」
 その後の調べに対し山上容疑者が「もともとは爆発物をつくって殺すつもりだったが、途中から銃を製造するようになった。銃はたくさんつくり数か月前にできあがった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
 また「元総理を殺害しようと思い、ほかの遊説先にも行ったことがある。前日に岡山での遊説会場にも行った」という趣旨の話もしているということです。
 山上容疑者は、これまでの調べに対し「元総理が奈良県を訪れることはホームページを見て把握した」と供述していて、警察当局は、爆発物から銃の製造に切り替えたいきさつを調べるとともに、以前から安倍元総理大臣を襲撃する機会をうかがっていた可能性もあるとみて捜査しています。

容疑者 複数の種類の銃製造か
 警察によりますと、現場では長さおよそ40センチ、高さおよそ20センチの手製の銃が押収されたほか、容疑者の自宅マンションからは事件に使われたものと似た手製の銃とみられるものが数丁、押収されたということです。
 その後の調べに対し山上容疑者が「2本の鉄パイプを粘着テープで巻きつけてつくった銃のほか、鉄パイプを3本や5本、6本にした銃を製造した」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
 また「それぞれのパイプに弾丸を込めて発砲した。部品は、ネットで購入した」とも供述し、実際に銃撃に使われた銃は鉄パイプ2本で構成されるものとみられるということです。
銃弾は20m先の看板を貫通か
 山上容疑者は背後から近づいて手製の銃を2発発砲しましたが、警察のその後の調べで安倍元総理大臣からおよそ20メートル離れた場所に止まっていた選挙カーに弾痕が見つかったということで、銃弾の一部が車両の上に設置された看板を貫通したとみられています。

警察は周到に準備したうえで殺傷能力の高い銃を使ったとみて調べています。
 銃器の専門家「口径かなり大きく多くの火薬 高い威力」
事件に使われた銃について、銃器評論家の津田哲也さんの分析です。
 報道された映像などからテープで巻きつけられた鉄パイプが銃身となっていて、その筒の中に火薬と弾丸を詰め込む「火縄銃」のような銃とみられるといいます。
 そして電気コードのようなものがついていることから電気をショートさせて火花を起こして火薬に着火し、発砲する単純な構造と考えられるということです。
 さらに、銃の口径は通常の拳銃のおよそ2倍の2センチほどとみられ、発砲した際、白い煙が広がっていたことから多くの火薬が使われ、高い威力があったと考えられるとしています。
 津田さんは「手製であっても、威力はかなりあったと思う。火薬も相当な量を詰め込んでいたようだし、あれだけの大口径なので、殺傷力はかなりあった。4、5メートルくらいでは威力が低下することもなく、命中すればかなりの衝撃で人を殺傷する能力は十分にある」と話しました。

防衛省 容疑者と同姓同名の人物 3年間 海上自衛隊に所属
 防衛省によりますと、山上容疑者と同姓同名で生年月日も同じ人物が2002年8月から3年間、海上自衛隊に所属していたということです。
 2002年12月まで長崎県佐世保教育隊で必要な教育を受け、その後、2年間、広島県呉基地を拠点とする護衛艦「まつゆき」の乗組員だったということです。
 そして、2004年4月から広島県江田島市にある第1術科学校に所属し、2005年8月に退職したということです。また、この人物は任期があらかじめ定められている「任期制自衛官」だったということです。
 「任期制自衛官」は3か月間の教育期間を経て、海上自衛隊の場合、およそ3年間を1つの任期とする自衛官で、
▽教育期間には小銃の射撃や分解についておよそ30時間学ぶほか、
▽部隊に配属されたあとも年1回以上、射撃など小銃の取り扱いについて教育を受けるということです。防衛省はこの人物が山上容疑者かどうかについて、「同一人物と断定する情報は持ち合わせていない」としています。

 

 

 

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一発目の銃声で振り返った安倍氏、左上腕部からの銃弾が致命傷に…司法解剖結果を発表
 奈良県警は9日、安倍氏司法解剖の結果を発表した。左上腕部から体内に入った銃弾が、左右の鎖骨下にある動脈を損傷したことが致命傷になった。死因は失血死だった。
 事件当時、銃声は2回確認されている。現場で撮影された複数の動画によると、安倍氏は1回目の銃声の後、左回りに振り返り、2回目の銃声がして倒れた。この際、左上腕部に銃弾が命中したとみられる。
 県警によると、安倍氏の首にも2か所の傷があり、1か所は原因を特定できなかったが、もう1か所は銃弾による傷だった。県警は、2発目の発射時に、安倍氏が左上腕部と同時に首も撃たれた可能性があるとみている。