kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ガンダム新作考察…… ――

動画サイトを見ていると
新作ガンダムのストーリー伏線考察、
みたいなのが
盛り上がっていて。
アレコレ
お勧めに出てくるので。
それらを一通り見てみて、
私なりに
咀嚼してまとめてみました。
ただ、
本編は1話目を見て、
その後は、
飛び飛びのつまみ食い程度の視聴なので。
今回の新作、
全部理解していませんw
でもまあ、
考察動画を見ていると、
だいたい
こういう世界観じゃないかなぁ。



今回のガンダムでは
『ガンド・アーム』という禁忌の兵器技術が存在していて。
製造禁止。
現存する物は
存在を確認次第、即座に没シュートという
厳しい取締の中。
この制約に触れないように
如何にして
禁断の『ガンド・アーム』技術の能力を再現するか。
という
ブレイクスルーを目指す人型機動兵器開発が
物語の一つの命題、というか。
バックボーンになってみるみたいですね。
そのために重要なのは、
機体を制御、管制する『戦闘AI』
これが肝らしい。
というのも、
高性能機体は、
稼働時に
操縦士が摂取する情報量が多すぎて
操縦士の肉体と脳が破壊されてしまう。
機体と操縦士間でのデータリンク転送が濃密になりすぎて、
自我境界線が崩壊して
機体側の情報が人間に流入、人間の脳・神経と肉体を破壊する。
という設定になっている。
この定解釈でいいのかな。
なので、
機体と人格の相互リンクを可能な限り濃密に確立しつつ
この自我崩壊、自我(人格)同一共有化をどのように回避するか。
それが
人型兵器=モビルスーツ開発における最大の課題であり、
関心事。
物語に登場する黒幕的
開発者、企業は皆、これを目指している。
そのための方策、
物語舞台で主流となっている開発手法が、
戦闘AIの開発……
人間の限界を超える情報を転送しないように
機体管制プログラム側で制御する。
つまり、
操縦士=登場している人間の限界ギリギリを見極めて
情報量を調整できる
機体制御AIの開発
と同時に、
情報量の限界を超えて摂取できる強化人間、
コレの開発が平行して進められているっぽい。
この戦闘AIとパイロット=機体(戦闘AI)と強化人間
最高のマッチングを目指す
その研究開発養成機関が
主人公が通っている学園みたいな。
というのが
私の解釈です。
ここまで合っているのかな。



で、
この戦闘AIとパイロット=機体(戦闘AI)と強化人間
最高のマッチングを目指す
開発手法は
機体を使い潰すし人間も使い潰す。
それは、
新作ガンダムの物語本編以前、
プロローグの段階から、
すでに『水星』と呼ばれる場所で密かに行われていて。
自我形成が未熟で境界線が不安定な幼児をつかい、
未熟で不安定ということは。
それだけ可能性がある、開発成長の余地が大きい、
とも言えるわけで、
その未熟な余白キャパを使って
子供に戦闘AIとしての知識を教育、
人間の脳内に、
戦闘AIの予備バッファを作って
限界を広げようとしたのだけど。
上手く機能せず
実験に参加した子供が次から次へと犠牲になっていた。
しかし、
失敗して、
自我境界が崩壊した場合、
犠牲になった操縦士(子供)の人格の一部が
機体側の制御AIに引き継がれることを発見し。
子供の人格を引き継いだ分だけ、
機体AIが人間的思考を学習成長していく……
その結果、
戦闘AI側に人間用インターフェース部分が洗練最適化されていく、
という副産物的なメリットを発見。
実験失敗、
子供が人格崩壊死亡しても
機体AIが成長するのなら
これはこれで成功だ、という評価で。
子供を犠牲にして実験続行。
機体AIの学習を繰り返して。
ついにマスターAIのプロトタイプができあがる。
このプロトタイプAI実験に使われていた機体が、
ガンダム・ルブリス。



そうして、
何人もの子供の犠牲の上に
マスターAIのプロトタイプとなるプログラムデータが仕上がったので。
余分なノイズを消去して
クリーンな状態にした
完成版マスターAIを制作。
それに合わせて、
マスターAI用の機体も開発、
これが、
ガンダムエアリアル
そして、
マスターAIを搭載したガンダムエアリアル起動実験=戦闘試験?を
決行しようとした
その矢先。
エリクトがコックピットに紛れ込み、
ガンダムエアリアルを起動し、
機体マスターAIに人格が取り込まれてしまい、
エアリアルの機体マスターAIが
エリクトの人格をまるごと移植する結果になると同時に、
エリクト本人は
人格部分が欠損して廃人同然、脳死状態になる。
しかし、
皮肉な事に
成長した人格として機体に取り込まれたエリクトの人格は
マスターAIと一体化して
究極のマスターAI……
自我を持ち操縦士と機体にとって最適となる操作が可能になった
制御AIの完成形となる。



一方、
エリクトの生命、快復を願う
エルノラは
機体から肉体へと
リバース的な人格移植を試みるも、失敗。
これは
おそらく機体AIに人格が移植される過程で、
AIが積み重ねてきた過去のデータ学習記録、
子供を犠牲にしてきた過程を知識と得たエリクト人格が
肉体への復帰を拒否。
もしくは
エリクト自身がみずからの意志で
これ以上の犠牲を出させないために
実験機体を支配しようとして
機体を起動させたのかもしれない。
この辺は、
現状では公開されている情報不足。
プロローグで
ガンダムの戦闘シーンが入っているし。
ドラマ的にいろいろなシチュエーションがあり得る。
そして
人格欠損して脳死状態となった
エリクトの肉体は
このままでは朽ち果ててしまうだけなので。
エリクトの復活を諦めきれない
エレノラは
人間の人格がガンダムの機体を制御できるのなら、
ガンダム機体の制御AIが人間の肉体を制御することも出来るはずだ、
相互融通は可能、
との思惑で、
エリクト肉体の欠損した人格部分に
ガンダム・ルブリスに搭載している試験用AI、
プロトタイプのデータを移植。
こうしてできあがったのが、
肉体はエリクトだけど、
人格はガンダムAIという存在=スレッタ。
つまり、
ガンダムエアリアルというのは、
人間が機体化して、
機体=モビルスーツが人間化している、
両者の立ち位置が入れ替わっている存在。
なので
操縦士は
機体を自らの肉体のように把握出来るし、
機体は、
操縦士の肉体の状態データから感情まで理解出来る、
という。
特異な存在。



そして、
物語当初は
GUND技術が世のため人のため的な情報を出して
視聴者に印象づけているけど。
実は、
人間機械化計画というか、
人間のモビルスーツ化まで突っ込んでいった
とんでも計画だった。
満足いく機体制御AIが作れないのなら、
いっそのこと、
人間の脳で機体制御AIを代用すればいい。
機体制御AIに必要な知識を人間に教育して
カスタム化する、って流れ。
だって、
人間の知覚限界を超えた操縦を必要とする
作業領域とか。
どう考えても必要ないよね。
ロボット=モビルスーツだけでいいでしょ。
むしろ
問題の本質は
高性能化するロボット=モビルスーツ
人間の能力が追いつかず。
人間をどうやって強化して
ロボット=モビルスーツに適合させるのか、
って。
人間改造の流れですよねコレ=GUND技術って。
なので、
闇に葬られました。
主人公たちは(というか母ちゃんは)、
その闇を暴こうとしている、
みたいな。

 

私的にはそういう伏線張っているように見えるのですが……

どうでしょうねぇ。