これは、
なんというか、
この先、
破られることが無い珍記録になるんでしょうねぇ。
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プロでも
テンパって頭の中が真っ白になることがあるんだな、
と。
今回
ニュースになるほどのミスをした棋士は
『7段』の段位持ちですから、
プロの世界に足を踏み込んだばかりの
ド新人ではなくて。
それなりの経験を積んで
腕を磨いてきた中堅の猛者。
それが、
初心者でも
滅多にお目にかかれないようなチョンボをしました、
って
かなり意外な内容だったので。
記録メモのつもりで、
ニュース記事にブックマークを付けました。
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対戦前の成績を見ると、
4勝4敗だったので、
この一戦で
なんとしても勝ち越そうと、
意気込み過ぎちゃったのかなぁ……
プロ棋士が初手で反則負け、将棋順位戦で波乱…後手番の千田七段「思い込んで準備進めていた」
東京・千駄ヶ谷の将棋会館で22日に行われた将棋順位戦B級1組の千田翔太七段-近藤誠也七段の対局で、「後手番」の千田七段が「初手」を指し、午前10時の開始直後に反則負けとなった。
順位戦はリーグ戦で、対局前にあらかじめ先後が決まっている。この日、千田七段は後手番だったが、近藤七段が指す前に飛車先の歩を突き、初手「△8四歩」で反則負けとなった。
同部屋では他棋戦の対局も行われており、竜王戦2組の対局をしていた深浦康市九段、菅井竜也八段らが「えっ」という千田七段の声に反応し、その様子を見つめた。千田七段は反則負けを了承し、1手も指されることなく、すぐに駒が片付けられた。
公式戦で初の反則負けを喫した千田七段は「先手番だと思い込んで対局準備を進めていた。対局を成立させることができず、申し訳ない気持ちです」と気丈に話した。
13人の棋士が総当たり戦で争う順位戦B級1組は、名人への挑戦権を争うA級のすぐ下のリーグで、海千山千の実力者がそろい、勝ち抜けが難しい「鬼のすみか」と呼ばれている。今回の反則負けで千田七段は4勝5敗に、近藤七段は6勝4敗となった。